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公開番号2024103503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-01
出願番号2024076346,2023208478
出願日2024-05-09,2012-04-13
発明の名称ロールする鼻梁部を有するインタフェース
出願人フィッシャー アンド ペイケル ヘルスケア リミテッド
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61M 16/06 20060101AFI20240725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】陽圧呼吸療法の施行に用いられるインタフェースを提供する。
【解決手段】陽圧療法用インタフェースは、マスクアセンブリと、ヘッドギアアセンブリと、接続ポートアセンブリと、を含む。マスクアセンブリは、一体化された下部に移動可能に接続された上部を有するシール部材を含み、上部は、上部が下部に対して回動している間にロールする。ヘッドギアアセンブリによって、マスクアセンブリを、ストラップの引張方向に対して実質的に垂直な方向に接続することができる。接続ポートアセンブリは、使用者に対して開放するポートを通る流れを制御する弁部材を備えるスイベルエルボを含む。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
マスクシールを含み、前記マスクシールが上部と下部を含み、前記上部が前記下部に対して回動可能であり、前記上部が、第一の境界と第二の境界との間に位置付けられた、より低剛性の領域を含み、前記第一の境界が前記より低剛性の領域より高い剛性によって画定され、前記第二の境界が、前記より低剛性の領域より高い剛性によって画定されるマスクアセンブリであって、
前記第一の境界が前記第二の境界に向かって移動されると、前記より低剛性の領域が1つの方向に曲がり、前記第一の境界が前記第二の境界に向かって移動し続けるに従い大きさが変化する材料ロール部を画定するマスクアセンブリ。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記より低剛性の領域が、前記マスクシールの前記下部に対する前記マスクシールの前記上部の移動を容易にする、請求項1に記載のマスクアセンブリ。
【請求項3】
前記上部が前記マスクの鼻梁部を含み、前記第一の境界が前記第二の境界に向かって移動することにより、前記マスクの前記鼻梁部の、前記マスクの前記下部に対する移動が容易となる、請求項2に記載のマスクアセンブリ。
【請求項4】
前記第二の境界が前記上部と前記下部との間に位置付けられる、請求項1に記載のマスクアセンブリ。
【請求項5】
前記マスクが、前記マスクシールに対して高い剛性を有するマスクシールクリップをさらに含み、前記第二の境界が前記マスクシールクリップの端に沿って位置付けられる、請求項4に記載のマスクアセンブリ。
【請求項6】
前記材料ロール部が前記マスクシールクリップの少なくとも一部と重なる、請求項5に記載のマスクアセンブリ。
【請求項7】
前記第一の境界が補強用構成要素に沿って画定される、請求項1に記載のマスクアセンブリ。
【請求項8】
前記補強用構成要素がプラスチックバンドを含む、請求項7に記載のマスクアセンブリ。
【請求項9】
前記より低剛性の領域が、前記第一の境界に対して薄い厚さで画定される、請求項1に記載のマスクアセンブリ。
【請求項10】
前記第二の境界が小半径の角によって画定される、請求項1に記載のマスクアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本願は、2011年4月15日出願の米国仮特許出願第61/476,188号明細書、2011年7月4日出願の米国仮特許出願第61/504,295号明細書、2011年10月28日出願の米国仮特許出願第61/553,067号明細書の優先権を主張するものであり、これらの仮特許出願の各々の全文を引用によって本願に援用する。
続きを表示(約 2,400 文字)【0002】
本発明は一般に、使用者の鼻と口のうちの少なくとも一方を覆い、陽圧下で呼吸ガスを供給するフェイスマスクに関する。より詳しくは、本発明の特定の態様は、マスクの他の密閉部分に対して移動する鼻梁密閉部を有するマスクに関する。
【背景技術】
【0003】
フェイスマスクは、陽圧下で使用者に呼吸ガスを供給するために使用できる。使用者の口と鼻の両方を覆う構成において、フルフェイスマスクは通常、鼻梁に被さる。一般に、1つのシール材が使用者の鼻と口を取り囲む。
【0004】
このようなフルフェイスマスクは一般に、ヘッドギアで使用者の頭に固定される。漏れを十分に減らすために、通常、ヘッドギアを締めるため、使用者の鼻梁に高い圧力がかかる。換言すれば、ヘッドギアを締めるにつれて、シリコーンのシール材によって鼻梁にかけられる負荷が一般には徐々に増大する。圧力は不快の原因となりえ、場合によっては、期間が経過すると圧迫潰瘍につながることがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記の点を少なくともある程度改良するか、または少なくとも一般の人々または医療従事者に有益な選択肢を提供する1つまたは複数の構成および/または方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
したがって、陽圧呼吸療法の施行に用いられるインタフェースが提供される。このインタフェースはマスクアセンブリを含む。マスクアセンブリは、マスクシールと、マスクシールに着脱可能に接続されるマスクベースと、を含む。マスクシールは、マスクシールの少なくとも一部より高い剛性のマスクシールクリップを含む。マスクシールクリップは概してカップ型の形状であり、開放した近位端と概して閉鎖した遠位端を有する。近位端の周囲には概して五角形のリップが延びる。マスクシールクリップは、外面を有するアーチ状の上部を含む。マスクシールクリップの弧長は、上部の上端に隣接する外面に沿って1対のヒンジポイント間に画定される。ヒンジ軸はマスクアセンブリのヒンジポイント間にわたって横方向に延び、マスクシールクリップの上部の少なくとも一部がヒンジ軸より縦方向に高い地点に位置付けられる。マスクシールクリップの上部は支持面を含む。概して中央の通路がマスククリップを通って延び、マスクシールにより画定される空間内へと至る。マスクシールは柔軟な上部を含み、これは使用者の鼻領域を覆う位置に位置付けられるように構成される。マスクシールの上部は、ヒンジ軸より縦方向に高い位置にある。マスクシールの上部は、より高剛性の2つの領域間に配置された、より低剛性の1つの領域を含む。より低剛性の領域がロールできるため、マスクシールの上部はマスクシールクリップに対して回動可能である。より高剛性の2つの領域のうちの一方は、小半径湾曲部に隣接して位置付けられ、より高剛性の2つの領域のもう一方は補強用構成要素に隣接して位置付けられる。小半径湾曲部と補強用構成要素が画定する境界線間で、マスクシールの上部は、その上部が回動軸の周囲で回動している間にロールする。マスクシールの上部は、小半径湾曲部に隣接する第一の曲線長さと、補強バンドに隣接する第二の曲線長さを有する。第一の曲線長さは第二の曲線長さより小さくすることができる。曲線長さは、測定位置がマスクシールクリップから遠ざかるにつれて増大する。マスクベースはマスクシールクリップの少なくとも一部と重なる。マスクベースは第一のポケットと第二のポケットを含む。第一と第二のポケットは、マスクベースを実質的に二等分する中心面に対して対称に位置付けられる。第一のポケットと第二のポケットの各々は、横方向寸法より大きな縦方向寸法を含む。マスクベースはまた、中央開口部を画定する壁も含む。壁は、マスクシールクリップの概して中央の通路の中へと延びる。接続ポートアセンブリは、終端にボール形部材を有するエルボを含む。ボール形部材は、中央開口部を画定する壁によって保持されるような大きさと構成である。接続ポートアセンブリはまた、着脱可能なスイベル部材を含む。着脱可能なスイベル部材は、レバーによって固定される。レバーはポートと重なる。ポートはフラップによって選択的に覆われることができる。フラップはまた、エルボ内の中央通路を閉じることもできる。ポート開口部は、エルボがマスクに接続された時に、概してマスクの方向にある。ヘッドギアアセンブリは、1対の上側ストラップと1対の下側ストラップを含む。1対の上側ストリップのうちの一方と1対の下側ストラップのうちの一方は、第一のクリップに接続される。1対の上側ストラップのもう一方と1対の下側ストラップのもう一方は、第二のクリップに接続される。第一のクリップと第二のクリップは、マスクベースのポケット内に固定可能であり、これらのクリップは、ストラップ張力方向に対して実質的に垂直な方向に移動させることによって、ポケット内に係合した状態となる。
【0007】
構成によっては、マスクシールはフルフェイスマスクである。
【0008】
構成によっては、マスクシールクリップはマスクシールに一体化され、その結果、マスクシールクリップはマスクシールから分離不能である。
【0009】
構成によっては、マスクベースはマスクシールに着脱可能に接続される。
【0010】
構成によっては、上部の外面はマスクシールクリップの支持面上にロールし、支持面はマスクシールクリップの上部の外面を画定する。
(【0011】以降は省略されています)

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