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公開番号2024102460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-31
出願番号2023006349
出願日2023-01-19
発明の名称充電支援システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H02J 13/00 20060101AFI20240724BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された電気を有効利用することが可能な充電支援システムを提供すること。
【解決手段】本開示にかかる充電支援システムは、車体に取り付けられた太陽電池パネルと、太陽電池パネルと充電ケーブルを介して接続され、太陽電池パネルによって発電された電気を蓄える第1蓄電池と、を有する車両の充電支援システムであって、車両の外に設けられた所定の外部装置への電力供給に関する情報を取得する取得部と、取得部によって取得された情報に基づいて、太陽電池パネルによって発電された電気を外部装置に供給する必要があるか否かを判定する判定部と、判定部によって、太陽電池パネルによって発電された電気を外部装置に供給する必要がある、と判定された場合、充電ケーブルの接続先を、第1蓄電池から外部装置に切り替えるように促す通知情報を出力する出力部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車体に取り付けられた太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルと充電ケーブルを介して接続され、前記太陽電池パネルによって発電された電気を蓄える第1蓄電池と、を有する車両の充電支援システムであって、
前記車両の外に設けられた所定の外部装置への電力供給に関する情報を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する判定部と、
前記判定部によって、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要がある、と判定された場合、前記充電ケーブルの接続先を、前記第1蓄電池から前記外部装置に切り替えるように促す通知情報を出力する出力部と、
を備えた、充電支援システム。
続きを表示(約 700 文字)【請求項2】
前記外部装置は、所定の建物に設置された第2蓄電池であって、
前記第2蓄電池の充電率が所定率未満の場合、又は、前記第2蓄電池の充電率が所定率未満になることが予測される場合にのみ、前記判定部は、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電支援システム。
【請求項3】
前記外部装置は、所定の建物に設置された電力消費装置であって、
前記電力消費装置に供給される電力が所定値未満の場合、又は、前記電力消費装置に供給される電力が所定値未満になることが予測される場合にのみ、前記判定部は、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電支援システム。
【請求項4】
前記取得部は、前記太陽電池パネルの出力電圧の情報をさらに取得し、
前記太陽電池パネルの出力電圧が所定値以上である場合にのみ、前記判定部は、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電支援システム。
【請求項5】
前記取得部は、前記車両が所定の駐車エリアに駐車されているか否かの情報をさらに取得し、
前記車両が前記所定の駐車エリアに駐車されている場合にのみ、前記判定部は、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する、
請求項1に記載の充電支援システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、充電支援システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年では、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された電気を有効利用することが求められている。関連する技術は、例えば、特許文献1に開示されている。
【0003】
特許文献1には、住宅用蓄電池と、車両用蓄電池と、の間で授受される電力量の調整を行う電力授受制御部と、車両における所定の機能が動作している間、車両用蓄電池のSOC(State Of Charge)が、所定の機能を実行可能なSOC下限値を下回ることがないように電力授受制御部によって授受される電力量を調整する車両機能保証制御を行う機能保証制御部と、を備えたグリッドシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-156569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1のグリッドシステムが採用されていない一般的な車両では、太陽電池パネルによって発電された電気の供給先を、車両用蓄電池から住宅用蓄電池に自動的に切り替えることができない。そのため、特許文献1のグリッドシステムが採用されていない一般的な車両では、太陽電池パネルによって発電された電気を有効利用することができない、という課題があった。
【0006】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された電気を有効利用することが可能な充電支援システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示にかかる充電支援システムは、車体に取り付けられた太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルと充電ケーブルを介して接続され、前記太陽電池パネルによって発電された電気を蓄える第1蓄電池と、を有する車両の充電支援システムであって、前記車両の外に設けられた外部装置への電力の供給に関する情報を取得する取得部と、前記取得部によって取得された情報に基づいて、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要があるか否かを判定する判定部と、前記判定部によって、前記太陽電池パネルによって発電された電気を前記外部装置に供給する必要がある、と判定された場合、前記充電ケーブルの接続先を、前記第1蓄電池から前記外部装置に切り替えるように促す通知情報を出力する出力部と、を備える。この充電支援システムでは、太陽電池パネルによって発電された電気の供給先を自動的に切り替える技術が採用されていない車両でも、当該太陽電池パネルによって発電された電気の有効利用が可能になる。
【発明の効果】
【0008】
本開示により、車両に搭載された太陽電池パネルによって発電された電気を有効利用することが可能な充電支援システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1にかかる充電支援システムの構成例を示す図である。
実施の形態1にかかる充電支援装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1にかかる充電支援システムの変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、発明の実施形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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