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公開番号2024099865
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-26
出願番号2023003450
出願日2023-01-13
発明の名称画像形成装置および画像形成方法
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人信友国際特許事務所
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240719BHJP(電気通信技術)
要約【課題】バリアブル印刷において、既存の画像に対して的確な内容の追加印刷を可能とすることで、やれ紙の発生を抑えることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成されている識別子を含む既存画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の識別子に基づいて前記記録媒体に追加で形成する追加画像の画像情報を取得し、前記取得した画像情報に基づいて前記画像形成部による追加画像の形成を制御する制御部とを備えた画像形成装置である。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に画像を形成する画像形成部と、
前記記録媒体に形成されている識別子を含む既存画像を読み取る画像読取部と、
前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の識別子に基づいて前記記録媒体に追加で形成する追加画像の画像情報を取得し、前記取得した画像情報に基づいて前記画像形成部による追加画像の形成を制御する制御部とを備えた
画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記識別子に対応する追加画像の画像情報を保持する記憶部と、
前記画像読取部で読み取った前記既存画像に基づいて前記記憶部から、前記記録媒体に形成する追加画像の画像情報を呼び出す追加画像情報取得部とを有する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の識別子を解析して識別情報を取得する識別情報取得部を有し、
前記記憶部は、前記識別情報に対応させて前記追加画像の画像情報を保持し、
前記追加画像情報取得部は、前記識別情報取得部で取得した前記識別情報に基づいて、前記記憶部から前記追加画像の画像情報を呼び出す
請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記識別情報取得部は、
前記記録媒体における前記識別子の位置情報を保持し、
前記位置情報に基づいて前記画像読取部で読み取った前記既存画像内から前記識別子を取得する
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記識別情報取得部が前記識別情報を取得できない場合、または前記追加画像情報取得部が前記追加画像の画像情報を取得できない場合に、前記画像形成部に対して前記追加画像の形成を実施させずに、前記記録媒体のバージ処理を行う
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記記憶部は、同一の前記識別子に対応する追加画像の画像情報を複数保持し、
前記制御部は、前記追加画像情報取得部が同一の前記識別子に対応する追加画像の画像情報を複数呼び出した場合、前記画像形成部に対し、前記追加画像情報取得部が呼び出した複数の画像情報を同一の前記識別子を有する複数の前記記録媒体に順次に形成させる、
請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記識別子は、バーコード、番号、文字、およびマークの何れかを含む
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御部は、
前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の前記識別子に基づいて、前記既存画像を有する記録媒体の向きを判断し、
前記既存画像を有する前記記録媒体に対して所定の向きで前記追加画像が形成されるように、前記追加画像の画像情報を補正する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項9】
記録媒体に形成されている識別子を含む既存画像を画像読取部で読み取り、
前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の識別子に基づいて前記記録媒体に追加で形成する追加画像の画像情報を取得し、
前記取得した画像情報に基づいて画像形成部が前記記録媒体に前記追加画像を形成する
画像形成方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置および画像形成方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
1枚毎に異なる内容を印刷するバリアブル印刷を実施するための画像形成装置に関する技術として、下記特許文献1に開示の技術がある。この特許文献1には、「識別子デコード部は、画像読取部によって読み取られた画像に含まれる識別子をデコードする。重複検査部は、デコードされた識別子の重複確認のための情報を、識別子を管理するサーバーに送信し、デコードされた識別子を含む画像が印刷処理済みであるか否かを示す情報を取得する。制御部は、デコードされた識別子を含む画像がすでに印刷済みであることに基づいて、エラーを出力する。」と記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-125821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、このような技術では、識別子を含む全ての印刷処理が終了した後に、画像読取部によって読み取られた画像に基づいて印刷内容(重複印刷)のエラーを判断するため、エラー判定となった印刷済みの印刷物はやれ紙となってしまう。
【0005】
そこで本発明は、バリアブル印刷において、既存の画像に対して的確な内容の追加印刷を可能とすることで、やれ紙の発生を抑えることが可能な画像形成装置および画像形成方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
このような目的を達成するための本発明は、記録媒体に画像を形成する画像形成部と、前記記録媒体に形成されている識別子を含む既存画像を読み取る画像読取部と、前記画像読取部で読み取った前記既存画像内の識別子に基づいて前記記録媒体に追加で形成する追加画像の画像情報を取得し、前記取得した画像情報に基づいて前記画像形成部による追加画像の形成を制御する制御部とを備えた画像形成装置である。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、バリアブル印刷において、既存の画像に対して的確な内容の追加印刷を可能とすることで、やれ紙の発生を抑えることが可能な画像形成装置および画像形成方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る画像形成装置の要部を示す構成図である。
実施形態に係る画像形成装置によって追加画像を形成する記録媒体の一例を示す図である。
実施形態に係る画像形成装置の制御部の機能構成図である。
実施形態に係る画像形成装置における追加画像情報記憶部に記憶される識別情報対応追加画像情報を示す図である。
実施形態に係る画像形成方法を示すフローチャート(その1)である。
実施形態に係る画像形成方法を示すフローチャート(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の画像形成装置および画像形成方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0010】
≪画像形成装置≫
図1は、実施形態に係る画像形成装置1の要部を示す構成図である。この図に示す画像形成装置1は、1枚毎に異なる内容を印刷するバリアブル印刷を行うためのものであって、媒体供給部10、画像読取部20、媒体仕分部30、画像形成部40、媒体排出部50、および制御部60を備える。以下、画像形成装置1を構成するこれらの各部の構成を順に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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