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公開番号2024099844
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2024076237,2020186278
出願日2024-05-09,2020-11-09
発明の名称車両制御システム、車両制御方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類B60R 25/20 20130101AFI20240718BHJP(車両一般)
要約【課題】電子端末を使用して認証及び車両制御を実施することで、車両側の演算処理負荷を軽減できる車両制御システム、車両制御方法、及びプログラムを提供する。
【解決手段】車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムであって、前記電子端末は、運転免許証の有効期限情報と当該運転免許証により許可された車両種別情報を記憶する記憶手段と、前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶手段に記憶された車両種別に関する情報との確認を実行する、認証手段と、前記有効期限情報が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ出力する車両管理手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムであって、
前記電子端末は、
運転免許証の有効期限情報と当該運転免許証により許可された車両種別情報を記憶する記憶手段と、
前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶手段に記憶された車両種別に関する情報との確認を実行する、認証手段と、
前記有効期限情報が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ送信する車両管理手段と、
を備える、
車両制御システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記電子端末は、運転免許センターに保管されている運転免許証の情報を取得し、
道路交通法に規定されている事項に従い前記運転免許証の情報を表示部に表示する、
請求項1に記載の車両制御システム。
【請求項3】
前記電子端末は、ユーザが操作する電子端末であり、運転免許センターにて前記運転免許証の情報が更新された場合、前記電子端末に保持される運転免許証の情報も更新する、
請求項1又は2に記載の車両制御システム。
【請求項4】
前記電子端末はカメラを具備しており、前記認証手段は、前記運転免許証の情報に登録された顔画像と前記電子端末の前記カメラにより取得された顔画像とを用いて顔認証を行う、
請求項1~3のいずれか1項に記載の車両制御システム。
【請求項5】
前記認証手段は、前記顔認証が成立し、前記運転免許証の有効期限が有効期限内であると判定され、且つ、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に走行を許可する指示信号を送信する、
請求項4に記載の車両制御システム。
【請求項6】
車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムに用いられる車両制御方法であって、
前記電子端末が、
運転免許証の有効期限情報と運転免許証により運転が許可された車両種別情報を記憶し、
前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶された車両種別に関する情報との確認を実行し、
前記有効期限情報が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ送信する、
車両制御方法。
【請求項7】
車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムに用いられるプログラムであって、
前記電子端末のプロセッサに、
運転免許証の有効期限情報と運転免許証により運転が許可された車両種別情報を記憶する記憶処理と、
前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶された車両種別に関する情報との確認を実行する認証処理と、
前記有効期限が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ送信する車両管理処理と、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御システム、車両制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
ICカード型の電子運転免許証から取得した運転免許証情報と車載装置内部に予め記憶した個人情報とを比較して、車両機能の作動をその運転者が必要なものあるいは許されるもののみに限定して許可することができる電子運転免許証や認証システムが開示されている。(例えば、特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2004/050437号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されているIC型電子運転免許証には演算処理を可能とする高度なプロセッサは搭載されておらず、電子運転免許証から取得したデータを用いて車両側で認証及び車両制御を実施しており、車両負荷が増大するという問題があった。本発明では電子端末で運転免許証情報を管理し、電子端末側で認証及び車両制御を実施することで、車両側の演算処理負荷を軽減するシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一観点によれば、本発明に係るシステムは、車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムであって、前記電子端末は、運転免許証の有効期限情報と当該運転免許証により許可された車両種別情報を記憶する記憶手段と、前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶手段に記憶された車両種別に関する情報との確認を実行する、認証手段と、前記有効期限情報が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ出力する車両管理手段と、を備える。
【0006】
本発明の一観点によれば、本発明に係る方法は、車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムに用いられる車両制御方法であって、前記電子端末が、運転免許証の有効期限情報と運転免許証により許可された車両種別情報を記憶し、前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶部に記憶された車両種別に関する情報との確認を実行し、前記有効期限が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ出力する、車両制御方法である。
【0007】
本発明の一観点によれば、本発明に係るプログラムは、車両と無線通信可能な電子端末を含む車両制御システムに用いられるプログラムであって、前記電子端末のプロセッサに、運転免許証の有効期限情報と運転免許証により許可された車両種別情報を記憶する記憶処理と、前記有効期限情報が有効期限内であるかどうかの判定と、前記車両に登録された車両種別と前記記憶部に記憶された車両種別に関する情報との確認を実行する、認証処理と、前記有効期限が有効期限内であると判定され、前記車両に登録された車両種別が前記運転免許証により許可された車両種別であると確認された場合に、走行を許可する指示信号を前記車両へ出力する車両管理処理と、を実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、電子端末を使用して認証及び車両制御を実施することで、車両側の演算処理負荷を軽減できる車両制御システム、車両制御方法、及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態における車両制御システムの使用例を説明するための図である。
本実施形態における車両制御システムの構成図を示した一例である。
本実施形態の処理の流れを示したシーケンス図である。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態のID情報に関する形式の一例である。
本実施形態のID情報に関する登録形態の一例である。
本実施形態の処理の流れを示したシーケンス図である。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態の処理の流れを示したフローチャートである。
本実施形態における電子端末の表示画面の一例である。
本実施形態における車両制御システムの構成図を示した一例である。
本実施形態における車両制御システムの構成図を示した一例である。
本実施形態の処理の流れを示したシーケンス図である。
本実施形態における車両制御システムのハードウェア構成の一例である。
本実施形態における車両制御システムのハードウェア構成の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の例示的な実施形態を説明する。図面において同様の要素又は対応する要素には同一の符号を付し、その説明を省略又は簡略化することがある。
[機能の概要]
図1を用いて本発明が実現する機能の概要を説明する。図1はユーザが電子端末10を用いる状況の一例を説明する図である。電子端末10には、車両を制御するためのアプリケーションソフトウェアがダウンロードされており、以降の制御はアプリケーションソフトウェアを用いて実施される例を示している。車両制御装置20は、電子端末10から送信された信号を受信し車両を制御するための装置である。
(【0011】以降は省略されています)

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