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公開番号2024099732
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-25
出願番号2024071447,2021107712
出願日2024-04-25,2021-06-29
発明の名称通信装置、マスタノード、及び通信制御方法
出願人株式会社デンソー,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人小澤知的財産事務所
主分類H04W 72/0457 20230101AFI20240718BHJP(電気通信技術)
要約【課題】MCG側へデータを適切に送信するユーザ装置、マスタ基地局及び通信制御方法を提供する。
【解決手段】移動通信システムにおいて、二重接続方式を利用して、マスタ基地局及びセカンダリ基地局と接続するユーザ装置(UE)は、スプリットベアラに属する第1データをマスタ基地局へ送信し、かつ、スプリットベアラに属する第2データをセカンダリ基地局へ送信する無線通信部と、PDCPエンティティと、マスタ基地局と対応付けられた第1RLCエンティティ及びセカンダリ基地局と対応付けられた第2RLCエンティティを有する制御部と、を備え、PDCPエンティティは、セカンダリ基地局が管理するセカンダリセルグループが非アクティブ状態の場合、PDCPエンティティにおいて送信に利用可能なデータ量を示すPDCPデータ量を第1RLCエンティティへ出力し、PDCPデータ量が0である旨を第2RLCエンティティへ出力する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
二重接続方式を利用して、マスタセルグループ(MCG)に関連付けられたマスタノード(200-1)と接続されるとともに、セカンダリセルグループ(SCG)に関連付けられたセカンダリノード(200-2)と接続される通信装置(100)であって、
スプリットベアラと対応付けられたプライマリRLC(Radio Link Control)エンティティ(132)及びセカンダリRLCエンティティ(134)を含む制御部(130)と、
前記SCGが非アクティブ化されている場合において、前記プライマリRLCエンティティ(132)と対応付けられたセルグループのIDを含むRRC(radio resource control)メッセージを受信する受信部(120)と、を備え、
前記プライマリRLCエンティティ(132)と対応付けられた前記セルグループのIDは、前記MCGと対応する、通信装置(100)。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記受信部(120)は、前記SCGの非アクティブ化を示す情報を含む前記RRCメッセージを受信する
請求項1記載の通信装置(100)。
【請求項3】
二重接続方式を利用して、セカンダリセルグループ(SCG)に関連付けられたセカンダリノード(200-2)及び通信装置(100)と接続され、マスタセルグループ(MCG)に関連付けられるマスタノード(200-1)であって、
スプリットベアラと対応付けられたプライマリRLC(Radio Link Control)エンティティ(232)及びセカンダリRLCエンティティ(235)を含む制御部(230)と、
前記SCGが非アクティブ化されている場合において、前記プライマリRLCエンティティ(232)と対応付けられたセルグループのIDを含むRRC(radio resource control)メッセージを、前記通信装置(100)に送信する送信部(220)とを備え、
前記プライマリRLCエンティティ(232)と対応付けられた前記セルグループのIDは、前記MCGと対応する
マスタノード(200-1)。
【請求項4】
前記送信部(220)は、前記SCGの非アクティブ化を示す情報を含む前記RRCメッセージを前記通信装置(100)に送信する
請求項3に記載のマスタノード(200-1)。
【請求項5】
二重接続方式を利用して、マスタセルグループ(MCG)に関連付けられたマスタノード(200-1)と接続されるとともに、セカンダリセルグループ(SCG)に関連付けられたセカンダリノード(200-2)と接続され、
スプリットベアラと対応付けられたプライマリRLC(Radio Link Control)エンティティ(132)及びセカンダリRLCエンティティ(134)を含む通信装置(100)における通信制御方法であって、
前記SCGが非アクティブ化されている場合において、前記プライマリRLCエンティティ(132)と対応付けられたセルグループのIDを含むRRC(radio resource control)メッセージを受信するステップを有し、
前記プライマリRLCエンティティ(132)と対応付けられた前記セルグループのIDは、前記MCGと対応する
通信制御方法。
【請求項6】
前記SCGの非アクティブ化を示す情報を含む前記RRCメッセージを受信するステップをさらに有する
請求項5に記載の通信制御方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動通信システムで用いるユーザ装置、マスタ基地局、及び通信制御方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(登録商標。以下同じ)(Third Generation Partnership Project)において、二重接続方式(DC(Dual Connectivity))が導入されている。
【0003】
二重接続方式では、複数の基地局のうち、1つの基地局(以下、「マスタ基地局」又は「マスタノード」と称する場合がある。)のみが、ユーザ装置(UE(User Equipment))とRRC(Radio Resource Control)接続を確立する。一方、複数の基地局のうち、マスタ基地局以外の他の基地局(以下、「セカンダリ基地局」又は「セカンダリノード」と称する場合がある。)は、ユーザ装置とRRC接続を確立することはなく、追加的な無線リソースをユーザ装置に提供する。
【0004】
二重接続方式では、ユーザ装置は、マスタノードの無線リソースを利用して、ユーザデータを送受信しつつ、セカンダリノードの無線リソースを利用してユーザデータを送受信する。これにより、ユーザ装置は、スループットの向上を図ることが可能となる。
【0005】
なお、3GPPでは、MR-DC(Multi-Radio DC)が導入されている。MR-DCは、LTE(Long Term Evolution)ノードとNR(New Radio)ノード間の二重接続方式、又は、NRノード間の二重接続方式のことである。
【0006】
他方、二重接続方式で無線通信を行うユーザ装置の消費電力は、1つの基地局と無線通信を行う場合と比較して、多くなる。
【0007】
そのため、3GPPでは、セカンダリノードが管理するセカンダリセルグループ(SCG)を状況に応じて非アクティブ化(Deactivation)にする技術について検討がなされている。
【0008】
SCGの非アクティブ化について、3GPPにおける合意事項としては、例えば、以下がある。すなわち、マスタノードのみが、SCGをアクティブ化(Activation)又は非アクティブ化(Deactivation)に関するRRCメッセージを生成することができること、ユーザ装置はマスタノードに対して、ユーザ装置がSCGを非アクティブ化したいことを指示できること、などがある。
【0009】
また、現在、3GPPにおいて提案されている事項としては、例えば、以下がある。すなわち、SCGが非アクティブ化されている間、ユーザ装置は、スプリットベアラで送信する上りデータを有する場合、プライマリパスに関わらず、マスタセルグループ(MCG)レグで上りデータを送信する。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0010】
3GPP TS 37.340 V16.5.0
3GPP寄書:R2-2104315
3GPP寄書:R2-2103977
3GPP寄書:R2-2103979
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)

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