TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024099304
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-07-25
出願番号
2023003149
出願日
2023-01-12
発明の名称
ネイルチップ
出願人
株式会社ルピエ
代理人
個人
主分類
A45D
31/00 20060101AFI20240718BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】外縁部が爪の表面にフィットしながら、より自然な外観を呈することのできるネイルチップを提供する。
【解決手段】爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層22と、粘着層22の上に形成された下地層23と、下地層23の上に形成された装飾層27aと、装飾層27aの上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層25と、を備えたネイルチップにおいて、カバー層25が、装飾層27a又は下地層23の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、カバー層25外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態でその傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするものとした。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層と、該粘着層の上に形成された下地層と、該下地層の上に形成された装飾層と、該装飾層の上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層と、を備えたネイルチップにおいて、前記カバー層は、前記装飾層又は前記下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、前記カバー層外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態で前記傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするネイルチップ。
続きを表示(約 260 文字)
【請求項2】
前記粘着層及び前記下地層は透明の素材からなり、前記装飾層が前記下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を除いた領域に形成されており、ネイルチップ外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部が透明とされている、ことを特徴とする請求項1に記載したネイルチップ。
【請求項3】
前記粘着層及び前記下地層は透明とされ、且つ、前記装飾層は省かれているか又は透明とされており、外側から爪の表面が総て透視される、ことを特徴とする請求項1又は2に記載したネイルチップ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザの爪に貼付して指先の装飾を行うネイルチップに関し、殊に、爪の表面にフィットしながら自然な外観を呈するネイルチップに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
爪の表面に絵柄を描いたり人工爪やストーン等を貼付したりして指先の装飾を行うネイルアートが広く普及している。このネイルアートにおいては、爪の表面に人工爪等を固定するための接着剤として、紫外線照射により硬化する紫外線硬化樹脂が一般的に使用されている。また、例えば実願平1-62705号公報(特許文献1)に記載されているもののように、特別な技術や機材を持たないユーザが、ネイルアートを自分で容易に行えるように、予め絵柄が描かれた爪型シールを自身の爪に貼り付ける方式のネイルチップ(ネイルシール)も販売されている。
【0003】
これは、図6の拡大した縦断面図に示すように、爪の表面に貼ための粘着層22の上に合成樹脂製の下地層24が形成され、その上に絵柄を構成する装飾層29が形成されて、その上に紫外線硬化樹脂を硬化させた透明のカバー層26が形成されたものであり、斯かるネイルチップ1Eは、本体シート20b上に離形層20aを設けた離形シート20の上に、複数枚配列された状態で提供されるのが通常であり、透明のカバー層26を通して装飾層29の絵柄が見えるようになっている。
【0004】
しかし、このような従来のネイルチップは、装飾層29による絵柄がチップ全面に亘って表れていることから、爪とネイルチップのサイズ・形状が一致しないとチップ周囲に爪の表面がはみ出して見えるため、爪の部分とネイルチップの部分との間に色の差を生じてしまうことになる。この色の差は、ネイルチップの境界部分を際立たせるため、シールを貼っていることが分かりすくなり、自然な外観を呈することなく見栄えを悪くしてしまうケースが多い。
【0005】
この問題に対し、本願発明者らは、先に実用新案登録第3238433号公報(特許文献2)において、図5に示すように装飾層28が左右側辺縁部又は基端側辺縁部を除いた領域に形成され、この装飾層28が形成されずにカバー層26を透過して辺縁部に見える下地層24及び粘着層22が、透明の素材で形成されていることにより、装飾層28の形成されていないチップ外周側部分で爪の色が透けて見えるようにしたネイルチップ1F(クリスタルジェルネイルチップ)を提案している。
【0006】
これにより、ユーザがネイルチップ1Fを自身の爪に貼ることで、装飾層28の外周側部分で爪の色が透けて見えるようになるため、その貼着状態があたかもユーザの爪本体にネイル装飾を施したような違和感の少ない自然な外観を呈することを可能なものとしている。
【0007】
しかしながら、上述した特許文献1,2に記載された従来のネイルチップ1E,1Fは、図5,6に示したように、その下地層22の全面を覆うようにカバー層26が均一に形成されている関係で、その外縁側がある程度の厚さを有して切断面のような外観と硬さを備えていることから、これをユーザの爪に貼る際には、ネイルチップの外縁部が湾曲した爪の表面にフィットしにくいことに加え、そのサイズ・形状が爪に一致しない場合に、チップ端縁部と爪の表面との境界部分に段差が見えてしまい、自然な外観を損なってしまうという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
実願平1-62705号公報
実用新案登録第3238433号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
本発明は、上記のような問題点を解決しようとするものであり、外縁部が爪の表面にフィットしながら、より自然な外観を呈することのできるネイルチップを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明は、爪の表面に貼付するための粘着剤で形成された粘着層と、この粘着層の上に形成された下地層と、この下地層の上に形成された装飾層と、この装飾層の上に透明の紫外線硬化樹脂で形成されてネイルチップ表面を総て覆うカバー層と、を備えたネイルチップにおいて、そのカバー層は、装飾層又は下地層の外縁部のうち少なくとも左右側辺縁部及び基端側辺縁部を超えながらその外周側所定範囲まで形成されて、カバー層外縁部の厚さ方向基端側まで続く下向き傾斜面を形成しており、爪に貼付した状態でその傾斜面のある外縁部が爪の表面との境界部分に目視可能な段差を形成しない、ことを特徴とするものとした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
傘袋
10か月前
個人
つけ爪
11か月前
個人
バッグ
4か月前
個人
杖自立具
7か月前
個人
仕切り具
11か月前
個人
令和花傘
8か月前
個人
巾着バッグ
12か月前
個人
カサ
9か月前
個人
水筒
5か月前
個人
毛髪乾燥装置
10か月前
個人
傘
15日前
個人
耳カバー
4か月前
個人
カードファイル
7か月前
個人
爪切り具
6か月前
個人
コインホルダー
11か月前
個人
滑らないヘアピン
19日前
個人
傘カバー収納装置
10か月前
株式会社コーワ
清掃櫛
10か月前
個人
毛髪カット補助具
5か月前
イズミ工業株式会社
杖
8か月前
イズミ工業株式会社
杖
8か月前
個人
ヘアードライヤー
4か月前
個人
ボックスホルダー
6か月前
個人
物品取付具
9か月前
個人
自動でたためる傘袋
5か月前
個人
車内雨傘収納保管具
6か月前
個人
折り畳み収納買物袋
9か月前
ぺんてる株式会社
塗布具
8か月前
個人
電動爪削り器
1か月前
個人
香りカプセル
2か月前
個人
リュックサック
1か月前
個人
折りたたみ傘の石突き
6か月前
株式会社三洋
運搬具
11か月前
個人
理美容用クロス
6か月前
大網株式会社
うちわ
5か月前
個人
化粧用塗布具・筆記具
10か月前
続きを見る
他の特許を見る