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公開番号2024098387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-23
出願番号2023001870
出願日2023-01-10
発明の名称回転機
出願人株式会社明電舎
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02K 9/19 20060101AFI20240716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】回転機の冷却構造を改善することである。
【解決手段】シャフトと、前記シャフトが固定されたロータと、前記ロータの径方向外側にギャップを介して対向配置されたステータと、前記ステータの鉛直方向上側に配置され、少なくとも前記ステータを冷却する冷却油を供給する配管と、を有し、前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線に対し鉛直方向上向きに所定角度の位置に、該配管の管壁を該配管の径方向に貫通する第1貫通孔を有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
シャフトと、
前記シャフトが固定されたロータと、
前記ロータの径方向外側にギャップを介して対向配置されたステータと、
前記ステータの鉛直方向上側に配置され、少なくとも前記ステータを冷却する冷却油を供給する配管と、
を有し、
前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線に対し鉛直方向上向きに所定角度の位置に、該配管の管壁を該配管の径方向に貫通する第1貫通孔を有する、
ことを特徴とする回転機。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線に対する角度が鉛直方向上向きに45°以上且つ90°以下の位置に、前記第1貫通孔を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の回転機。
【請求項3】
前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線よりも鉛直方向下側に、該配管の管壁を該配管の径方向に貫通する第2貫通孔をさらに有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の回転機。
【請求項4】
前記第1貫通孔の孔径は、前記第2貫通孔の孔径よりも小さい、
ことを特徴とする請求項3に記載の回転機。
【請求項5】
前記配管は、前記第1貫通孔を軸方向に複数有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の回転機。
【請求項6】
前記配管は、軸方向の所定位置の内周面が、軸方向の他の位置の内周面よりも鉛直方向で上側に位置する形状であり、
前記配管は、前記所定位置に、前記第1貫通孔を有する、
ことを特徴とする請求項2に記載の回転機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、回転機に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
回転機では、発熱によって効率が低下することから、ステータの冷却が行われる。例えば特許文献1では、冷却油を供給する冷却油パイプをステータの上部に設け、この冷却油パイプに、ステータのステータコアやコイルエンドに向けた吐出穴を設けた構成を開示している。ステータは冷却油パイプの吐出穴から吐出された冷却油によって冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-217438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、冷却油パイプ内の空気による空気溜まりができやすく、溜まった空気が冷却油パイプ内の圧力を下げてしまう。このため、冷却油パイプ内では空気溜まりの有無や量に応じて圧力が変動してしまい、吐出穴から吐出する冷却油の量を制御することが難しく、油路設計を困難にしていた。
【0005】
このように、従来、回転機の冷却構造に改善の余地があった。
【0006】
本発明は、回転機の冷却構造を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係る回転機は、シャフトと、前記シャフトが固定されたロータと、前記ロータの径方向外側にギャップを介して対向配置されたステータと、前記ステータの鉛直方向上側に配置され、少なくとも前記ステータを冷却する冷却油を供給する配管と、を有し、前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線に対し鉛直方向上向きに所定角度の位置に、該配管の管壁を該配管の径方向に貫通する第1貫通孔を有する。
【0008】
上記の一態様の回転機において、前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線に対する角度が鉛直方向上向きに45°以上且つ90°以下の位置に、前記第1貫通孔を有する。
【0009】
上記の一態様の回転機において、前記配管は、該配管の中心軸を通る水平線よりも鉛直方向下側に、該配管の管壁を該配管の径方向に貫通する第2貫通孔をさらに有する。
【0010】
上記の一態様の回転機において、前記第1貫通孔の孔径は、前記第2貫通孔の孔径よりも小さい。
(【0011】以降は省略されています)

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