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公開番号2024096395
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-12
出願番号2024076241,2023126860
出願日2024-05-09,2017-08-02
発明の名称眼科情報処理装置
出願人株式会社トプコン
代理人個人
主分類A61B 3/10 20060101AFI20240705BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】眼の情報の新規な表示態様を提供する。
【解決手段】実施形態の眼科情報処理装置のデータ入力部は、第1の眼科撮影装置が眼底の所定の断面にOCTスキャンを適用して構築された第1のOCTデータと、第1の眼科撮影装置と異なる第2の眼科撮影装置が当該断面を通過する血管にOCT血流計測を適用して構築された第2のOCTデータとを入力する。表示処理部は、第1のOCTデータに基づく当該断面のBスキャン画像における当該血管の断面領域に、第2のOCTデータに基づく当該血管の血流の向きを色で表現し且つ血流速度の大きさを色濃度で表現した血流状態画像を合成することによって、当該Bスキャン画像と当該血流状態画像との合成画像を表示手段に表示させる。
【選択図】図6


特許請求の範囲【請求項1】
第1の眼科撮影装置により構築された被検眼の第1の画像データと、第1の眼科撮影装置と異なる第2の眼科撮影装置により構築された前記被検眼の第2の画像データとを入力するデータ入力部と、
前記第1の画像データに基づく第1の画像と前記第2の画像データに基づく第2の画像との合成情報を表示手段に表示させる表示処理部と
を含み、
前記データ入力部は、前記第1の眼科撮影装置が前記被検眼の眼底の所定の断面に光コヒーレンストモグラフィ(OCT)スキャンを適用して構築された第1のOCTデータを前記第1の画像データとして入力し、且つ、前記第2の眼科撮影装置が前記所定の断面を通過する血管にOCT血流計測を適用して構築された第2のOCTデータを前記第2の画像データとして入力し、
前記表示処理部は、前記第1のOCTデータに基づく前記所定の断面のBスキャン画像における前記血管の断面領域に、前記第2のOCTデータに基づく前記血管の血流の向きを色で表現し且つ血流速度の大きさを色濃度で表現した血流状態画像を合成することによって、前記Bスキャン画像と前記血流状態画像との合成画像を前記合成情報として前記表示手段に表示させる、
眼科情報処理装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記表示処理部は、前記第2のOCTデータに基づき位相画像を形成し、前記Bスキャン画像及び前記位相画像の少なくとも一方を解析して前記Bスキャン画像における前記血管の前記断面領域の位置を特定する、
請求項1の眼科情報処理装置。
【請求項3】
前記表示処理部は、血流の向きと色との間の関係及び血流速度の大きさと色濃度との関係が記録された既定のルックアップテーブルを参照することによって所定の時相における血流の向きに対応する色及び血流速度の大きさに対応する色濃度を求め、求められた前記色及び前記色濃度で表現された前記血流状態画像を前記血管の前記断面領域に合成することによって前記合成画像を表示させる、
請求項1又は2の眼科情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、眼科情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
眼科分野において画像診断は重要な位置を占める。近年では光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:OCT)の活用が進んでいる。OCTは、被検眼のBスキャン画像や3次元画像の取得だけでなく、Cスキャン画像やシャドウグラムなどの正面画像(en-face画像)の取得にも利用されるようになってきている。
【0003】
更に、被検眼の特定部位を強調した画像を取得することや、機能情報を取得することも行われている。例えば、OCTにより収集された時系列データに基づいて、眼底血管が強調されたBスキャン画像や正面画像(血管強調画像、アンジオグラムなどと呼ばれる)を構築することができる。この技術は、OCT血管造影(OCT Angiography)などと呼ばれる。また、OCTにより収集された時系列データの位相情報に基づいて血流に関する情報を取得することができる。この技術は、OCT血流計測などと呼ばれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2015-515894号公報
特開2013-184018号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
実施形態の目的は、眼の情報の新規な表示態様を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の眼科情報処理装置は、データ入力部と表示処理部とを含む。データ入力部は、第1の眼科撮影装置により構築された被検眼の第1の画像データと、第1の眼科撮影装置と異なる第2の眼科撮影装置により構築された当該被検眼の第2の画像データとを入力する。第1の画像データに基づく第1の画像と第2の画像データに基づく第2の画像との合成情報を表示手段に表示させる。
【発明の効果】
【0007】
実施形態によれば、眼の情報の新規な表示態様を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置の構成の一例を表す概略図である。
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置が実行する処理の一例を説明するための概略図である。
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置の動作の一例を表すフローチャートである。
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置が実行する処理の一例を説明するための概略図である。
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置が実行する処理の一例を説明するための概略図である。
例示的な実施形態に係る眼科撮影装置が実行する処理の一例を説明するための概略図である。
例示的な実施形態に係る眼科情報処理装置の構成の一例を表す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
この発明の例示的な実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この明細書で引用された文献の開示事項を含む任意の公知技術を、実施形態に組み合わせることが可能である。
【0010】
実施形態に係る眼科情報処理装置及び眼科撮影装置は、被検眼の眼底にOCTを適用して取得されたデータに基づいて各種情報を表示させる機能を有する。実施形態に係る眼科情報処理装置は、例えば、別途に設けられたOCT装置が被検眼の眼底にOCTを適用して取得したデータを受け、このデータに基づいて各種情報の表示を実行する。一方、実施形態に係る眼科撮影装置は、被検眼の眼底にOCTを適用してデータを取得し、このデータに基づいて各種情報の表示を実行する。
(【0011】以降は省略されています)

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