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公開番号2024096083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-11
出願番号2023222345
出願日2023-12-28
発明の名称改善された組織接触及び電流送出のための球形バスケットを形成する線形スパインのためのシステム及び方法
出願人バイオセンス・ウエブスター・(イスラエル)・リミテッド,Biosense Webster (Israel), Ltd.
代理人個人,個人
主分類A61B 18/14 20060101AFI20240704BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】医療用プローブを提供すること。
【解決手段】開示技術は、長手方向軸に沿って延在し、近位端及び遠位端を含むチューブ状シャフトを備える、医療用プローブを含む。医療用プローブは、チューブ状シャフトの遠位端に近接する、拡張可能バスケットアセンブリを更に備える。バスケットアセンブリは、材料の単一片から形成された複数の線形スパインと、スパインの各々に結合された1つ以上の電極とを含む単一の一体構造を備え、各電極は、電極を通して管腔を画定し、スパインが1つ以上の電極の各々の管腔を通して延在する。スパインは、バスケットアセンブリの遠位端にある中央スパイン交点において集合する。中心スパイン交点は、スパインの屈曲を可能にする1つ以上の切り欠きを含む。各スパインは、チューブ状シャフトの遠位端に接続された、それぞれの端部を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
哺乳動物細胞においてエレクトロポレーションを誘導するために高電圧直流を送達するための電極であって、
長手方向軸に沿って延在する基材であって、前記基材は前記長手方向軸の周りに配置された開口部を画定する、基材と、
前記基材の少なくとも一部をコーティングする触媒材料であって、前記触媒材料は、前記基材とは異なり、白金(Pt)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、金(Au)、Fe-N-C化合物、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されている、触媒材料と、
を備える、電極。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
前記基材は導電性材料を含む、請求項1に記載の電極。
【請求項3】
前記基材は非導電性材料を含む、請求項1に記載の電極。
【請求項4】
前記触媒材料は、前記基材の全体をコーティングする、請求項1に記載の電極。
【請求項5】
前記導電性材料は、金、ニチノール、及びステンレス鋼のうちの少なくとも1つを含む、請求項2に記載の電極。
【請求項6】
前記触媒材料は、約7.62μm(約0.0003インチ)の厚さを有する、請求項1に記載の電極。
【請求項7】
前記高電圧直流は、900~2,000ボルト(V)のピーク電圧を含む、請求項1に記載の電極。
【請求項8】
医療用プローブであって、
長手方向軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリであって、前記バスケットアセンブリは、
前記長手方向軸の周りに第1の端部から第2の端部まで配置された複数のスパインと、
前記複数のスパインのうちのスパインに結合されたポリマーチューブであって、前記それぞれのスパインは前記ポリマーチューブを通って延在する、ポリマーチューブと、
前記ポリマーチューブ上に配置された1つ以上の電極であって、各電極は、基材と、前記基材の少なくとも一部をコーティングする触媒材料と、を含み、前記触媒材料は、白金(Pt)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、金(Au)、Fe-N-C材料、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されている、1つ以上の電極と、を含む、拡張可能バスケットアセンブリを備える、医療用プローブ。
【請求項9】
前記触媒材料は白金(Pt)を含む、請求項8に記載の医療用プローブ。
【請求項10】
前記1つ以上の電極の各々は、前記ポリマーチューブの少なくとも一部と前記触媒材料コーティングとの間に配置された導電層を更に含む、請求項8に記載の医療用プローブ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、概して、医療デバイス、特に電極を有するカテーテルに関し、更に、心臓組織の不可逆エレクトロポレーション(irreversible electroporation、IRE)を誘導するための使用に好適なカテーテルに関するが、これに限定されない。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
心房細動(atrial fibrillation、AF)などの心臓不整脈は、心臓組織の領域が隣接組織に電気信号を異常に伝達するときに生じる。これは、正常な心周期を混乱させ、非同期的な律動を引き起こす。不整脈を治療するための存在するある特定の処置としては、不整脈の原因となる信号の発生源を外科的に破壊すること、及びそのような信号の伝導路を破壊することが挙げられる。カテーテルを介してエネルギーを印加して心臓組織を選択的にアブレーションすることによって、心臓のある部分から別の部分への望ましくない電気信号の伝播を停止又は変更することが時に可能である。
【0003】
当該技術分野における多くの現在のアブレーションアプローチは、高周波(radiofrequency、RF)電気エネルギーを利用して組織を加熱する傾向にある。RFアブレーションは、組織の炭化、焼損、スチームポップ、横隔神経麻痺、肺静脈狭窄、及び食道瘻の原因となり得る熱細胞損傷のリスクが高まるなど、操作者の技能に起因する、特定のまれな欠点を伴う可能性がある。冷凍アブレーションは、RFアブレーションの代替アプローチであり、概して、RFアブレーションに関連する熱リスクを低減するが、かかるデバイスの超低温の性質に起因して、組織損傷を提示し得る。しかしながら、冷凍アブレーションデバイスを操作し、冷凍アブレーションを選択的に適用することは、一般に、RFアブレーションと比較してより困難であり、したがって、冷凍アブレーションは、電気的アブレーションデバイスによって達成される可能性がある特定の解剖学的幾何形状では実行可能ではない。
【0004】
いくつかのアブレーションアプローチは、非熱アブレーション法を使用して心臓組織をアブレーションするために不可逆エレクトロポレーション(IRE)を使用する。IREは、高電圧の短パルスを組織に送達し、細胞膜の回復不能な透過化を生じさせる。多電極カテーテルを使用する組織へのIREエネルギーの送達は、特許文献において以前に提案された。IREアブレーションのために構成されたシステム及びデバイスの例は、米国特許公開第2021/0169550(A1)号、同第2021/0169567(A1)号、同第2021/0169568(A1)号、同第2021/0161592(A1)号、同第2021/0196372(A1)号、同第2021/0177503(A1)号、及び同第2021/0186604(A1)号に開示されており、その各々は、参照により本明細書に組み込まれている。
【0005】
心臓組織の領域は、異常な電気信号を識別するためにカテーテルによってマッピングすることができる。同じ又は異なるカテーテルを使用してアブレーションを実行することができる。いくつかの例示的なカテーテルは、その上に電極が位置付けられた多数のスパインを含む。電極は、一般に、スパインに取り付けられ、はんだ付け、溶接、又は接着剤を使用することによって定位置に固定される。更に、複数の線形スパインは、概して、線形スパインの両端をチューブ状シャフト(例えば、プッシャ管)に取り付けて球形バスケットを形成することによって、一緒に組み立てられる。しかしながら、スパイン及び電極の小さいサイズに起因して、電極をスパインに接着し、次いで、複数の線形スパインから球形バスケットを形成することは、困難な作業であり、製造時間及びコスト、並びに不適切な結合又は不整合に起因して電極が故障する可能性を増加させ得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
したがって、必要とされるのは、バスケットアセンブリの製造に必要な時間を短縮するのに役立つことができる改良されたバスケットアセンブリを形成するデバイス及び方法、スパインに電極を取り付けるためのデバイス及び方法、並びに代替カテーテル幾何形状全般である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態によれば、長手方向軸に沿って延在する拡張可能バスケットアセンブリを備える医療用プローブが提供される。バスケットアセンブリは、複数のスパインと、ポリマーチューブと、1つ以上の電極とを含むことができる。複数のスパインは、長手方向軸の周りに第1の端部から第2の端部まで配置され得る。ポリマーチューブは、複数のスパインのうちのスパインに結合されたポリマーチューブであって、それぞれのスパインはポリマーチューブを通って延在し得る。1つ以上の電極は、ポリマーチューブ上に配置され得る。各電極は、基材と、基材の少なくとも一部をコーティングする触媒材料とを含むことができる。触媒材料は、白金(Pt)、ジルコニウム(Zr)、ハフニウム(Hf)、ルテニウム(Ru)、ロジウム(Rh)、パラジウム(Pd)、オスミウム(Os)、イリジウム(Ir)、金(Au)、Fe-N-C材料、及びこれらの組み合わせからなる群から選択することができる。
【0008】
本明細書に開示される実施形態のいずれかにおいて、触媒材料は白金(Pt)を含むことができる。
【0009】
本明細書に開示される実施形態のいずれかにおいて、1つ以上の電極の各々は、ポリマーチューブの少なくとも一部と触媒材料コーティングとの間に配置された導電層を更に含むことができる。
【0010】
本明細書に開示される実施形態のいずれかにおいて、基材は、金及びステンレス鋼のうちの少なくとも1つを含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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