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公開番号2024094712
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2022211435
出願日2022-12-28
発明の名称草刈刃及び草刈機
出願人小橋工業株式会社
代理人弁理士法人英知国際特許商標事務所
主分類A01D 34/535 20060101AFI20240703BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】加工が容易で、高い強度を保ちつつ、小石などが当たった場合でも草刈刃への衝撃を緩和できる草刈刃及び草刈刃を装着した草刈機を提供することを課題とする。
【解決手段】
取付部と刃部を有する草刈刃であって、前記取付部は平板状であって、取付孔を有し、前記刃部が曲げられた形状であり、前記刃部の刃先の延在方向に直交する線上に取付孔が形成されていることを特徴とする草刈刃、及び、前記草刈刃が取り付けられた回転軸を有する草刈機であって、前記回転軸には複数のブラケットが設置されており、前記ブラケットには支持軸が前記回転軸の軸方向に平行に支持され、前記支持軸に支持されたシャックル又はリング状部材に前記草刈刃が取り付けられていることを特徴とする草刈機。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
取付部と刃部を有する草刈刃であって、
前記取付部は平板状であって、取付孔を有し、
前記刃部が曲げられた形状であり、
前記刃部の刃先の延在方向に直交する線上に取付孔が形成されていることを特徴とする草刈刃。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
取付部と刃部を有する草刈刃であって、
前記取付部及び前記刃部は別体であり、
前記取付部は平板状であり、
前記刃部は曲げられた形状であり、
前記取付部と前記刃部を固着することにより取付孔が形成されていることを特徴とする草刈刃。
【請求項3】
前記取付部と前記刃部を、ボルトとナット、リベット又は溶接により固着することを特徴とする請求項2に記載された草刈刃。
【請求項4】
前記取付部から前記刃部の刃先に向かうにつれて幅が広くなる形状であることを特徴とする請求項1~3の何れか1項に記載された草刈刃。
【請求項5】
請求項1~3の何れか1項に記載された草刈刃が取り付けられた回転軸を有する草刈機であって、
前記回転軸には複数のブラケットが設置されており、
前記ブラケットには支持軸が前記回転軸の軸方向に平行に支持され、
前記支持軸に支持されたシャックル又はリング状部材に前記草刈刃が取り付けられていることを特徴とする草刈機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、草刈刃及び草刈刃を装着した草刈機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、進行方向に対して直交する水平軸にフレール刃を装着し、フレール刃とともに水平軸を回転させて、フレール刃により雑草等をたたき切る構造のフレールモアが知られている。(特許文献1参照)
従来のフレール刃は、形状が逆Y字形状であるため、刃先が草に均一な高さで当たらず、草刈性能が低い。そのため、刃先が草に均一の高さで当たる草刈刃が提案されている。このような草刈刃では、刃先は回転方向前方(水平軸下方に位置したときは、進行方向)を向いているのに対して、水平軸に平行に取付られた取付軸に取り付けるために、草刈刃の取付部は横を向いている必要があるため、刃先と取付部をつなぐ形状として、以下のようなものが知られている。
例えば、板状の草刈刃の取付部を刃先に対して90°ひねったもの(特許文献2、特許文献3参照)、図12に示されるような板状の草刈刃の取付部を刃先に直交する線で折りたたんで形成したものが知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-64536号公報
特開平7-8069号公報
特開2009-268444号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
板状の草刈刃の取付部を刃先に対して90°ひねったものや取付部を折りたたんだ形状のものは、加工にコストがかかり、また、ひねることや折りたたむことによりひずみが残り、耐久性が落ちてしまう。
【0005】
また、これら従来の草刈刃は、水平軸に平行に取付られた取付軸に取り付けられており、小石などが当たった場合、回転方向後方に揺動することにより回転方向には逃げることができるが、左右方向にはほとんど揺動することができないので、小石などが当たった場所によっては、十分に逃げることができない。これにより、小石などが当たった場合の草刈刃への衝撃を十分に緩和することができないという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記問題を解決し、加工が容易で、高い強度を保ちつつ、小石などが当たった場合でも草刈刃への衝撃を緩和できる草刈刃及び草刈刃を装着した草刈機を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
このような課題を解決するために、本発明は、以下の構成を具備するものである。
取付部と刃部を有する草刈刃であって、
前記取付部は平板状であって、取付孔を有し、
前記刃部が曲げられた形状であり、
前記刃部の刃先の延在方向に直交する線上に取付孔が形成されていることを特徴とする草刈刃。
【0008】
また、本発明は、以下の構成を具備するものである。
上記草刈刃が取り付けられた回転軸を有する草刈機であって、
前記回転軸には複数のブラケットが設置されており、
前記ブラケットには支持軸が前記回転軸の軸方向に平行に支持され、
前記支持軸に支持されたシャックル又はリング状部材に前記草刈刃が取り付けられていることを特徴とする草刈機。
【発明の効果】
【0009】
取付部と刃部を有し、刃部が曲げられた形状であり、刃部の刃先の延在方向に直交する線上に取付孔が形成されている草刈刃とし、また、回転軸のブラケットに回転軸の軸方向に平行に支持された支持軸に支持されたシャックル又はリング状部材に草刈刃を取り付けることにより、加工が容易で、高い強度を保ちつつ、小石などが当たった場合、草刈刃への衝撃を緩和できる草刈刃及び草刈刃を装着した草刈機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14の格納状態での図である。
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14の最大オフセット状態での図であり、水平面作業時の状態を示す図である。
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14の最大オフセット状態での図であり、(a)下向きの法面作業時の状態、(b)は上向きの法面作業時の状態を示す図である。
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14を左方にオフセットできるようにした変形例の図である。
本発明の実施形態の草刈刃3の図であり、(a)は加工前の図、(b)加工後の図である。
図5(b)に示した草刈刃3をシャックル4に取り付けた状態の、六面図及び4方向からの斜視図である。
本発明の草刈刃3を支持する各種リング状部材5の図である。
本発明の実施形態の変形例1の草刈刃3をリング状部材に取り付けた状態の、六面図及び4方向からの斜視図である。
本発明の実施形態の変形例2の草刈刃3をリング状部材に取り付けた状態の、六面図及び4方向からの斜視図である。
本発明の実施形態の変形例3の草刈刃3をリング状部材に取り付けた状態の、六面図及び4方向からの斜視図である。
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14の、シャックル4に草刈刃3を装着した場合の図である。
本発明の実施形態の草刈機1の作業部14の、リング状部材5に草刈刃3を装着した場合の図である。
従来の草刈刃の図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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