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公開番号2024094449
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-10
出願番号2021079578
出願日2021-05-10
発明の名称端末装置、基地局装置、および、通信方法
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04W 48/16 20090101AFI20240703BHJP(電気通信技術)
要約【課題】端末装置と基地局装置が効率的に通信を行うこと
【解決手段】端末装置が、initial DL BWPのパラメータを示す第2の情報とPDCCHのパラメータを示す第3の情報を含む第1の情報を受信し、前記第2の情報は前記initial DL BWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報とサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、前記initial DL BWPの周波数位置と帯域幅は、前記第1の情報が前記initial DL BWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含む場合に前記第6の情報で示され、含まない場合には前記第4の情報で示され、前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記3の情報に基づいて前記PDCCHをモニタする。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置であって、
第1の情報を受信する受信部と、初期下りリンクBWPで物理下りリンク制御チャネルをモニタするモニタ部と、を備え、
前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、
前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、
前記第1の情報が前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含む場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、
前記第1の情報が前記第6の情報を含まない場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、
前記モニタ部は、前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記3の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする、端末装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記第5の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする、請求項1記載の端末装置。
【請求項3】
前記第6の情報は前記第2の情報に含まれない請求項1記載の端末装置。
【請求項4】
前記第3の情報は、前記物理下りリンク制御チャネルをモニタするサーチスペースを特定する情報と前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする制御リソースセットを特定する情報とを含む請求項1記載の端末装置。
【請求項5】
基地局装置であって、
第1の情報を報知する報知部と、第1の端末装置に第1の物理下りリンク制御チャネルを送信し、第2の端末装置に第2の物理下りリンク制御チャネルを送信する送信部と、を備え、
前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、
前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、
前記第1の情報は前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含み、
前記第1の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、
前記第2の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、
前記送信部は、前記3の情報に基づいて前記第1の物理下りリンク制御チャネルおよび前記第2の物理下りリンク制御チャネルを送信する、基地局装置。
【請求項6】
前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記第5の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルを送信する、請求項5記載の基地局装置。
【請求項7】
前記第6の情報は前記第2の情報に含まれない請求項5記載の基地局装置。
【請求項8】
前記第3の情報は、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置が前記物理下りリンク制御チャネルをモニタするサーチスペースを特定する情報と、前記第1の端末装置および前記第2の端末装置が前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする制御リソースセットを特定する情報とを含む請求項5記載の基地局装置。
【請求項9】
端末装置の通信方法であって、
第1の情報を受信し、初期下りリンクBWPで物理下りリンク制御チャネルをモニタし、
前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、
前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、
前記第1の情報が前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含む場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、
前記第1の情報が前記第6の情報を含まない場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、
前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記3の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする、通信方法。
【請求項10】
基地局装置の通信方法であって、
第1の情報を報知し、第1の端末装置に第1の物理下りリンク制御チャネルを送信し、第2の端末装置に第2の物理下りリンク制御チャネルを送信し、
前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、
前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、
前記第1の情報は前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含み、
前記第1の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、
前記第2の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、
前記3の情報に基づいて前記第1の物理下りリンク制御チャネルおよび前記第2の物理下りリンク制御チャネルを送信する、通信方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、端末装置、基地局装置、および、通信方法に関する。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
現在、第5世代のセルラーシステムに向けた無線アクセス方式および無線ネットワーク技術として、第三世代パートナーシッププロジェクト(3GPP: The Third Generation Partnership Project)において、LTE(Long Term Evolution)-Advanced Pro及びNR(New Radio technology)の技術検討及び規格策定が行われている(非特許文献1)。
【0003】
第5世代のセルラーシステムでは、高速・大容量伝送を実現するeMBB(enhanced Mobile BroadBand)、低遅延・高信頼通信を実現するURLLC(Ultra-Reliable and Low Latency Communication)、IoT(Internet of Things)などマシン型デバイスが多数接続するmMTC(massive Machine Type Communication)の3つがサービスの想定シナリオとして要求されている。更に、NRの将来リリースであるRelease 17では、センサネットワークや監視カメラ、および/またはウェアラブルデバイス等の用途を想定し、eMBBやURLLCのような高い要求条件を必要としない一方でコスト削減やバッテリーの長寿命を図るreduced capability (REDCAP) NRデバイスの検討が行われている(非特許文献2)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
RP-161214, NTT DOCOMO, “Revision of SI: Study on New Radio Access Technology”, 2016年6月
RP-193238, Ericsson, “New SID on support of reduced capability NR devices”, 2019年12月
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、上記のような無線通信システムにおいて、効率的な通信を可能とする端末装置、基地局装置、および、通信方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)上記の目的を達成するために、本発明の態様は、以下のような手段を講じた。すなわち、本発明の一態様における端末装置は、第1の情報を受信する受信部と、初期下りリンクBWPで物理下りリンク制御チャネルをモニタするモニタ部と、を備え、前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、前記第1の情報が前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含む場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、前記第1の情報が前記第6の情報を含まない場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、前記モニタ部は、前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記3の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする。
【0007】
(2)また、本発明の一態様における基地局装置は、第1の情報を報知する報知部と、第1の端末装置に第1の物理下りリンク制御チャネルを送信し、第2の端末装置に第2の物理
下りリンク制御チャネルを送信する送信部と、を備え、前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、前記第1の情報は前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含み、前記第1の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、前記第2の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、前記送信部は、前記3の情報に基づいて前記第1の物理下りリンク制御チャネルおよび前記第2の物理下りリンク制御チャネルを送信する。
【0008】
(3)また、本発明の一態様における通信方法は、端末装置の通信方法であって、第1の情報を受信し、初期下りリンクBWPで物理下りリンク制御チャネルをモニタし、前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報と、を含み、前記第1の情報が前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含む場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、前記第1の情報が前記第6の情報を含まない場合、前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、前記第1の情報が第6の情報を含むか含まないかに関わらず、前記3の情報に基づいて前記物理下りリンク制御チャネルをモニタする。
【0009】
(4)また、本発明の一態様における通信方法は、基地局装置の通信方法であって、第1の情報を報知し、第1の端末装置に第1の物理下りリンク制御チャネルを送信し、第2の端末装置に第2の物理下りリンク制御チャネルを送信し、前記第1の情報は、あるセルの初期下りリンクBWPの共通パラメータを示し、前記初期下りリンクBWPの汎用パラメータを示す第2の情報と、前記初期下りリンクBWPの物理下りリンク制御チャネルのセル共通パラメータを示す第3の情報とを含み、前記第2の情報は、前記初期下りリンクBWPの第1の周波数位置と帯域幅とを示す第4の情報と、前記初期下りリンクBWPで用いられるチャネルのサブキャリア間隔を示す第5の情報とを含み、前記第1の情報は前記初期下りリンクBWPの第2の周波数位置と帯域幅とを示す第6の情報を含み、前記第1の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第6の情報で示され、前記第2の端末装置に対する前記初期下りリンクBWPの周波数位置と帯域幅は前記第4の情報で示され、前記3の情報に基づいて前記第1の物理下りリンク制御チャネルおよび前記第2の物理下りリンク制御チャネルを送信する。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、端末装置と基地局装置が、効率的に通信することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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