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公開番号2024092503
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022208479
出願日2022-12-26
発明の名称精算装置、精算システム、精算方法、及び、精算プログラム
出願人パーク二四株式会社
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類G07B 15/00 20110101AFI20240701BHJP(チェック装置)
要約【課題】利用できる精算方法がない利用者を救済して、車両等が出入口付近において拘束状態となるのを解放できる精算方法を提供する。
【解決手段】精算装置は、サービスの利用料金をサービス時間に応じて算出し、利用料金の精算を行う精算部と対象物を拘束する拘束部と利用料金を利用者に対して表示する表示部と利用料金を終了時刻の終期において精算する第一の精算方法、又は終期より後となるタイミングにおいて精算する第二の精算方法のうち、利用者に選択された精算方法を示す情報を取得する選択部と第二の精算方法が選択された場合、第二の精算方法の選択に伴う利用料金の支払債務の発生を利用者が承諾したことを担保するために利用者からの承諾行為を受け付ける承諾部と承諾行為が受け付けられた場合、第二の精算方法に用いるコードを利用者に対して出力し、かつ拘束部に対して対象物の解放を指示する指示情報を出力する出力部とを備えることを特徴とする。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
サービス対象となる対象物が特定の領域の占有をするサービスの利用料金を、前記サービスを開始する開始時刻から前記サービスを終了する終了時刻までのサービス時間に応じて算出し、算出された前記利用料金の精算を行う精算部と、
前記対象物を拘束する拘束部と、
前記利用料金を利用者に対して表示する表示部と、
前記利用料金を前記終了時刻の終期において精算する第一の精算方法、又は、前記終期より後となるタイミングにおいて精算する第二の精算方法のうち、前記利用者に選択された精算方法を示す情報を取得する選択部と、
前記第二の精算方法が選択された場合、当該第二の精算方法の選択に伴う前記利用料金の支払債務の発生を、当該利用者が承諾したことを担保するために、当該利用者からの承諾行為を受け付ける承諾部と、
前記承諾行為が受け付けられた場合、前記第二の精算方法に用いるコードを前記利用者に対して出力し、かつ、前記拘束部に対して前記対象物の解放を指示する指示情報を出力する出力部と
を備える精算装置。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
前記利用者を撮影した利用者画像、前記対象物を撮影した対象物画像、又は、前記利用者の個人情報を取得する取得部と、
前記利用者を一意に識別する利用者識別情報として、前記利用者画像、前記対象物画像、又は、前記個人情報のうち少なくとも1つを前記利用料金の履歴情報に関連付けて記憶する記憶部と
を更に備える請求項1に記載の精算装置。
【請求項3】
前記コードは、
前記第二の精算方法において前記利用料金の精算に用いる精算情報に基づいて生成される2次元バーコード又はバーコードである
請求項1又は2に記載の精算装置。
【請求項4】
前記対象物が車両であり、
前記領域は、前記車両の駐車領域であり、
前記利用料金は、当該車両を当該駐車領域に駐車を開始した前記開始時刻から前記車両の駐車を終了する前記終了時刻までの前記サービス時間に応じて算出される費用であり、
前記拘束部は、
前記車両が前記駐車領域へ進入する際に解放され、当該車両が当該駐車領域から退出する際に前記第一の精算方法によって前記利用料金が精算終了、又は、前記第二の精算方法が選択されると前記車両を解放するゲートを有し、
前記第一の精算方法は、キャッシュレス方式であり、
前記第二の精算方法が選択された後に前記承諾部が受け付ける前記承諾行為は、前記利用料金を前記利用者が所定期間内に精算しない場合に対する警告を前記利用者が認識可能な形式で出力した後に当該警告に対する承諾を示す、前記承諾部に対する操作であり、
前記出力部は、
記録媒体に前記コードを印刷、前記コードを電磁的方法により前記利用者へ通知、又は、前記コードを前記利用者が認識可能な形式かつ前記第二の精算方法において利用可能な形式で表示し、
前記コードの印刷、前記コードの通知、又は、前記コードの表示のうち少なくとも1つが行われた後に、前記指示情報を前記拘束部に出力し、
前記拘束部は、
前記指示情報を入力すると、前記ゲートを開放して前記車両を解放する
請求項1に記載の精算装置。
【請求項5】
精算装置と、前記精算装置と接続する情報処理装置とを有する精算システムであって、
前記精算装置は、
サービス対象となる対象物が特定の領域の占有をするサービスの利用料金を、前記サービスを開始する開始時刻から前記サービスを終了する終了時刻までのサービス時間に応じて算出し、算出された前記利用料金の精算を行う精算部と、
前記対象物を拘束する拘束部と、
前記利用料金を利用者に対して表示する表示部と、
前記利用料金を前記終了時刻の終期において精算する第一の精算方法、又は、前記終期より後となるタイミングにおいて精算する第二の精算方法のうち、前記利用者に選択された精算方法を示す情報を取得する選択部と、
前記第二の精算方法が選択された場合、当該第二の精算方法の選択に伴う前記利用料金の支払債務の発生を、当該利用者が承諾したことを担保するために、当該利用者からの承諾行為を受け付ける承諾部と、
前記承諾行為が受け付けられた場合、前記第二の精算方法に用いるコードを前記利用者に対して出力し、かつ、前記拘束部に対して前記対象物の解放を指示する指示情報を出力する出力部と
を備える
精算システム。
【請求項6】
精算装置が行う精算方法であって、
サービス対象となる対象物が特定の領域の占有をするサービスの利用料金を、前記サービスを開始する開始時刻から前記サービスを終了する終了時刻までのサービス時間に応じて算出し、算出された前記利用料金の精算を行う精算手順と、
前記対象物を拘束する拘束手順と、
前記利用料金を利用者に対して表示する表示手順と、
前記利用料金を前記終了時刻の終期において精算する第一の精算方法、又は、前記終期より後となるタイミングにおいて精算する第二の精算方法のうち、前記利用者に選択された精算方法を示す情報を取得する選択手順と、
前記第二の精算方法が選択された場合、当該第二の精算方法の選択に伴う前記利用料金の支払債務の発生を、当該利用者が承諾したことを担保するために、当該利用者からの承諾行為を受け付ける承諾手順と、
前記承諾行為が受け付けられた場合、前記第二の精算方法に用いるコードを前記利用者に対して出力し、かつ、前記拘束手順による拘束から前記対象物の解放を指示する指示情報を出力する出力手順と
を含む精算方法。
【請求項7】
請求項6に記載の精算方法を実行するための精算プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、精算装置、精算システム、精算方法、及び、精算プログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
駐車場の利用料金を精算するのに、駐車車両を駐車スペースから出す前に駐車料金を精算する「出庫前精算」に対し、駐車車両を駐車スペースから出した後でも所定の許容時間内に駐車料金を精算する「出庫後精算」も行えるようにする。このようにして、利用者が駐車料金の精算をその場で行い易くし、管理者による駐車料金回収の負担を削減する技術が知られている(例えば、特許文献1等を参照)。
【0003】
ほかに、車両が出庫する際に、利用者が駐車料金を未精算の状態で車両を出庫させると、精算金額等を含む未精算出庫情報が生成されて、データベースに記憶される。そして、以降に精算を行う場合に、過去分の精算を行う。このようにして、精算方法を複数用意して、利用者にとって料金精算に関する利便性を向上させ、並びに、管理者における料金回収の負担を低減する技術が知られている(例えば、特許文献2、及び、特許文献3等を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-168850号公報
特開2018-010443号公報
特開2021-108210号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の技術による「出庫後精算」は、精算を事後的に行う手続きに変更するだけにすぎず、精算時点で車両等の拘束を解くものではない。例えば、キャッシュレス方式のみにしか対応しない精算機であるのに現金しか所持していない利用者が精算する場合や、出庫前に事前に精算する精算方式において利用者が事前の精算を忘れた場合等には、同じくキャッシュレス方式をし得ない利用者では、出入口付近に設置する精算機での精算ができない場合がある。このような場合には、出入口付近において車両とともに行動が拘束されてしまう課題がある。
【0006】
本発明は、利用できる精算方法がない利用者を救済して、車両等が出入口付近において拘束状態となるのを解放する精算方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明の一態様における、精算装置は、
サービス対象となる対象物が特定の領域の占有をするサービスの利用料金を、前記サービスを開始する開始時刻から前記サービスを終了する終了時刻までのサービス時間に応じて算出し、算出された前記利用料金の精算を行う精算部と、
前記対象物を拘束する拘束部と、
前記利用料金を利用者に対して表示する表示部と、
前記利用料金を前記終了時刻の終期において精算する第一の精算方法、又は、前記終期より後となるタイミングにおいて精算する第二の精算方法のうち、前記利用者に選択された精算方法を示す情報を取得する選択部と、
前記第二の精算方法が選択された場合、当該第二の精算方法の選択に伴う前記利用料金の支払債務の発生を、当該利用者が承諾したことを担保するために、当該利用者からの承諾行為を受け付ける承諾部と、
前記承諾行為が受け付けられた場合、前記第二の精算方法に用いるコードを前記利用者に対して出力し、かつ、前記拘束部に対して前記対象物の解放を指示する指示情報を出力する出力部と
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、利用できる精算方法がない利用者を救済して、車両等が出入口付近において拘束状態となるのを解放できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
全体構成例を示す図である。
全体処理例を示す図である。
UIの例を示す図である。
コードの出力例を示す図である。
事後精算の処理例を示す図である。
事後精算DBの例を示す図である。
不正防止情報を取得する第1例を示す図である。
不正防止情報を取得する第2例を示す図である。
拘束状態の第1例を示す図である。
拘束状態の第2例を示す図である。
ハードウェア構成例を示す図である。
第2実施形態の全体構成例を示す図である。
機能構成例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付する図面を参照して、具体例を説明する。なお、以下の説明において、図面に記載する符号は、同一の要素を指す。また、実施形態は、下記の具体例に限られない。
(【0011】以降は省略されています)

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