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公開番号2024092161
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-08
出願番号2022207904
出願日2022-12-26
発明の名称スタッド及び合成デッキスラブ
出願人JFE建材株式会社
代理人アインゼル・フェリックス=ラインハルト,個人,個人
主分類E04B 5/38 20060101AFI20240701BHJP(建築物)
要約【課題】作業工数及び部材点数を抑えつつも、合成デッキスラブにおけるひび割れ抑制機能を向上させる。
【解決手段】合成デッキスラブのデッキプレートが架け渡される支持梁に対して立設するように取り付けられる立設部31と、立設部31から延びている前方延出部33と、前方延出部33とは反対の側に向かって立設部31から延びている後方延出部35と、後方延出部35の先端から立設部31の一端の側に向かって延びている下方延出部37と、を有することを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
合成デッキスラブのデッキプレートが架け渡される支持梁に対して立設するように取り付けられる立設部と、
前記立設部から延びている第1延出部と、
前記第1延出部とは反対の側に向かって前記立設部から延びている第2延出部と、
前記第2延出部の先端から前記支持梁に取り付けられる前記立設部の一端の側に向かって延びている第3延出部と、
を備えることを特徴とする合成デッキスラブにおいてコンクリートと係合するスタッド。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第2延出部は、互いに異なる方向に延びている一対の延出部を含むことを特徴とする請求項1に記載のスタッド。
【請求項3】
前記一対の延出部は、前記第1延出部に対して鈍角をなすように延びていることを特徴とする請求項2に記載のスタッド。
【請求項4】
前記第2延出部と前記第3延出部との間で前記第2延出部から前記立設部の前記一端に向かって延びている第4延出部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載のスタッド。
【請求項5】
前記第3延出部及び前記第4延出部の少なくとも一方の延出部は、前記第2延出部に対して前記立設部の前記一端とは反対の側に突出するように形成されていることを特徴とする請求項4に記載のスタッド。
【請求項6】
前記第1延出部及び前記第2延出部は、前記デッキプレートが架け渡された状態において、前記デッキプレートのよりも高い位置に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスタッド。
【請求項7】
少なくとも一対の支持梁と、
前記一対の支持梁に架け渡されたデッキプレートと、
前記デッキプレート上に設けられたコンクリートと、
前記支持梁に取り付けられていて前記コンクリート内に埋め込まれて前記コンクリートと係合するスタッドと、
を備え、
前記スタッドは、前記支持梁に対して立設するように取り付けられる立設部と、
前記立設部から延びている第1延出部と、前記第1延出部とは反対の側に向かって前記立設部から延びている第2延出部と、前記第2延出部の先端から前記支持梁に取り付けられる前記立設部の一端の側に向かって延びている第3延出部と、
を有することを特徴とする合成デッキスラブ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スタッド及び合成デッキスラブに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、合成デッキスラブの梁(支持梁)と合成スラブ(デッキプレート(波形鋼板)及びコンクリート)との接合部の設計において、梁のフランジにスタッドを設けることが知られている。合成デッキスラブは、火災時などにおいては、梁と合成スラブの接合部において崩壊することがあるので、合成デッキスラブにおいて、梁とコンクリートとの接合を補強することで、積載荷重やスパンなどの許容性能の向上、耐火性能の向上が可能となる。
【0003】
合成デッキスラブは、積載荷重に抵抗することを目的として、鉄骨などの梁に載せ結合したデッキプレートの上面にワイヤメッシュなどを配筋し、その上にコンクリートを打設して形成されている。また、耐火性能を向上させることを目的として、梁のフランジに頭付きスタッドを設け、梁と床スラブのコンクリートとを一体化させた合成デッキスラブを形成することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-110429号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、図13Aは、従来の合成デッキスラブ100の構成を説明するための斜視図である。図13Bは、従来の合成デッキスラブ100がひび割れた状態を示す概略図である。合成デッキスラブ100において、スタッド300は、単に円柱状に形成されているだけである。スタッド300は、短手方向Wに所定の間隔をあけて複数設けられている。このような従来の合成デッキスラブ100に、例えば、荷重が加わると、梁B周りにひび割れが生じることがある。特に、短手方向Wに沿ったコンクリート20の周面にひび割れが生じることがあり、耐火の観点において不都合であった。
【0006】
ひび割れを防止するために、従来の合成デッキスラブ100においては、複数の頭付きスタッド300に加えて、さらに、梁B周りのひび割れの方向を制御する及び拡大を防止する補強筋(図示せず)をそれぞれ配筋することにより、ひび割れ制御の向上を図っていた。しかしながら、従来の合成デッキスラブ100を構築する際には、スタッド300を設置し、さらに補強筋を設置する必要があり、作業工数及び部材点数が多く、施工性について改良したいという需要があった。
【0007】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、作業工数及び部材点数を抑えつつも、合成デッキスラブにおけるひび割れ抑制機能を向上させることができる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明に係るスタッドは、合成デッキスラブのデッキプレートが架け渡される支持梁に対して立設するように取り付けられる立設部と、前記立設部から延びている第1延出部と、前記第1延出部とは反対の側に向かって前記立設部から延びている第2延出部と、前記第2延出部の先端から前記支持梁に取り付けられる前記立設部の一端の側に向かって延びている第3延出部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る捕捉体の一態様において、前記第2延出部は、互いに異なる方向に延びている一対の延出部を含む。
【0010】
また、本発明に係る捕捉体の一態様において、前記一対の延出部は、前記第1延出部に対して鈍角をなすように延びている。
(【0011】以降は省略されています)

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