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公開番号2024092055
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-05
出願番号2024076688,2020198956
出願日2024-05-09,2020-11-30
発明の名称農業用マルチ資材
出願人みかど化工株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A01G 13/00 20060101AFI20240628BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】地温の低下を招くことなく、栽培作物の芽、茎、葉を資材表面に貫通させて延び出るのを助長することができ、ふくらみによる段差をなくし、巻長さを増やすことができ長尺巻が可能となるため、結果として輸送コストを低下させ、使用者の利便性を向上させる農業用マルチ資材を提供すること。
【解決手段】長尺状の農業用フィルムからなる農業用マルチ資材において、農業用フィルムに、所定幅の植生領域と、植生領域の両側に位置する側方領域とが画定され、植生領域には、幅方向に延びる非貫通溝21が形成された植生部を複数列有することを特徴とする農業用マルチ資材。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
長尺状の農業用フィルムからなる農業用マルチ資材において、
該農業用フィルムに、所定幅の植生領域と、該植生領域の両側に位置する側方領域とが画定され、
前記植生領域には、幅方向に延びる非貫通溝が形成された植生部を複数列有することを特徴とする農業用マルチ資材。
続きを表示(約 140 文字)【請求項2】
前記植生部は、幅方向に沿って複数個の前記非貫通溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の農業用マルチ資材。
【請求項3】
前記非貫通溝の各々には、1又は複数個の貫通部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の農業用マルチ資材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、農業用マルチ資材に関し、より詳しくは、製造後にロール巻きする際に、段差なく巻ける農業用マルチ資材に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
マルチ栽培においては、地温保持、土壌水分保持、土壌固結防止、養分流亡防止および雑草繁茂防止等を目的として農業用マルチ資材(マルチフィルムあるいはマルチ資材という場合がある。)が用いられている。
【0003】
従来、特許文献1には、長手方向に沿って、幅方向の中央側に画定される植生領域と、植生領域の両側にそれぞれ配置される側方領域とにより構成されているマルチ資材が開示されている。
その植生領域には、複数の植生穴が設けられ、栽培時において、その植生穴を通って、栽培作物の茎葉が伸び出る。
この植生穴は、マルチ資材の幅方向に延びるスリット(切れ目)を長手方向に沿って複数並設し、各々のスリットにより植生穴を形成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-49023号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の植生穴は、栽培時において、その植生穴を通って、栽培作物の茎葉が伸び出ることができるが、フィルムの断面方向に貫通しているために、フィルムの上部と土壌の部分の空気の出入りが自由になる。そのため地温が逃げてしまう恐れがあった。
また、フィルムに貫通線が設けられると、フィルムを巻き取る際に、ふくらみが生じ、輸送コストを上昇させ、マルチ展張作業を困難にして、使用者の利便性が低下するという解決すべき課題があった。
【0006】
そこで、本発明の課題は、地温の低下を招くことなく、栽培作物の芽、茎、葉を資材表面に貫通させて延び出るのを助長することができ、ふくらみによる段差をなくし、巻長さを増やすことができ長尺巻が可能となるため、結果として輸送コストを低下させ、使用者の利便性を向上させる農業用マルチ資材を提供することにある。
【0007】
本発明の他の課題は、以下の記載によって明らかとなる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題は、以下の各発明によって解決される。
【0009】
(請求項1)
長尺状の農業用フィルムからなる農業用マルチ資材において、
該農業用フィルムに、所定幅の植生領域と、該植生領域の両側に位置する側方領域とが画定され、
前記植生領域には、幅方向に延びる非貫通溝が形成された植生部を複数列有することを特徴とする農業用マルチ資材。
(請求項2)
前記植生部は、幅方向に沿って複数個の前記非貫通溝が形成されていることを特徴とする請求項1記載の農業用マルチ資材。
(請求項3)
前記非貫通溝の各々には、1又は複数個の貫通部を有することを特徴とする請求項1又は2記載の農業用マルチ資材。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、栽培作物の芽、茎、葉を資材表面に貫通させて延び出るのを助長する貫通孔あるいは非貫通孔を設けても、栄えを良くし、商品価値を向上させ、巻き取り段差をなくし、巻長さの限界を伸ばし輸送コストを低下させ、使用者の利便性を向上させる農業用マルチ資材を提供することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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