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公開番号2024089803
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205232
出願日2022-12-22
発明の名称デバイスの製造方法
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01L 21/60 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】従来のデバイスの製造方法には、電気的な接続に関して改善の余地がある。
【解決手段】回路基板と、前記回路基板に実装される回路部品とを有するデバイスの製造方法であって、前記回路基板を平面視したときに前記回路部品に重なる領域内に、パッド電極と、配線と、前記配線の上に配置された絶縁層とを有する前記回路基板を準備する工程と、バンプを有する前記回路部品の前記バンプを前記パッド電極に接続するときに、前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程と、を含む、デバイスの製造方法。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
回路基板と、前記回路基板に実装される回路部品とを有するデバイスの製造方法であって、
前記回路基板を平面視したときに前記回路部品に重なる領域内に、パッド電極と、配線と、前記配線の上に配置された絶縁層とを有する前記回路基板を準備する工程と、
バンプを有する前記回路部品の前記バンプを前記パッド電極に接続するときに、前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程と、を含む、
デバイスの製造方法。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記配線を第1配線とし、前記絶縁層を第1絶縁層として、前記回路基板は、前記回路基板を平面視したときに前記回路部品に重なる領域内に、第2配線と、前記第2配線の上に配置された第2絶縁層と、を有し、
前記第1絶縁層と、前記第2絶縁層とは、前記回路部品の中心線を挟んで互いに反対側に位置し、
前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程では、前記回路部品を前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とに接触させる、
請求項1に記載のデバイスの製造方法。
【請求項3】
前記パッド電極を第1パッド電極とし、前記回路基板は、前記回路基板を平面視したときに前記回路部品に重なる領域内に、前記第1パッド電極と異なる第2パッド電極及び第3パッド電極と、第3配線と、を有し、
前記第1配線は、前記第1パッド電極から延伸し、
前記第2配線は、前記第2パッド電極から延伸し、
前記第3配線は、前記第3パッド電極から延伸し、
前記第1絶縁層は、前記第1配線と前記第3配線とを跨ぎ、
前記回路部品は、前記バンプを第1バンプとして、前記第1バンプとは異なる第2バンプ及び第3バンプを有し、
前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程では、前記第1バンプを前記第1パッド電極に接続し、前記第2バンプを前記第2パッド電極に接続し、前記第3バンプを前記第3パッド電極に接続するときに、前記回路部品を前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とに接触させる、
請求項2に記載のデバイスの製造方法。
【請求項4】
前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程では、前記回路部品を前記第1絶縁層と前記第2絶縁層とに複数の箇所で接触させ、且つ前記複数の箇所のそれぞれと前記回路基板との距離が相互に等しい、
請求項3に記載のデバイスの製造方法。
【請求項5】
前記回路基板は、セラミック基板に前記パッド電極、前記配線、及び前記絶縁層が形成され、
前記絶縁層は、前記配線をアルミナで被覆した構成を有する、
請求項1に記載のデバイスの製造方法。
【請求項6】
前記回路部品は、ICチップであり、
前記ICチップは、能動面に膜を備え、
前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程では、前記ICチップの前記膜を前記絶縁層に接触させる、
請求項1に記載のデバイスの製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、デバイスの製造方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、回路部品の一種であるIC(Integrated Circuit)チップをフェイスダウンボンディングによって、回路基板の一種である実装基板の回路端子に電気的に接続する技術を開示する。実装基板の表面上に、ICチップと実装基板の間隙を一定にする複数の枕が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-5414号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1によれば、ICチップなどの回路部品と回路基板とを平行に維持しやすい。しかしながら、特許文献1に記載された回路基板では、複数の枕は、それぞれ、回路基板の回路端子間に設けられる。このため、バンプのつぶれ量は、回路端子の厚みの影響と、枕の厚みの影響とを受ける。つまり、従来のデバイスの製造方法には、電気的な接続に関して改善の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
回路基板と、前記回路基板に実装される回路部品とを有するデバイスの製造方法であって、前記回路基板を平面視したときに前記回路部品に重なる領域内に、パッド電極と、配線と、前記配線の上に配置された絶縁層とを有する前記回路基板を準備する工程と、バンプを有する前記回路部品の前記バンプを前記パッド電極に接続するときに、前記回路部品を前記絶縁層に接触させる工程と、を含む、デバイスの製造方法。
【図面の簡単な説明】
【0006】
発振器を示す斜視図。
図1中のA-A線における断面図。
実施形態1のケースを示す平面図。
第1部分とICチップとを図3中のB-B線で切断したときの断面図。
発振器の製造方法を説明する図。
ケースにICチップを実装する工程を説明する図。
実施形態2のケースを示す平面図。
実施形態3のケースを示す平面図。
実施形態4のケースを示す平面図。
実施形態5のケースを示す平面図。
実施形態6のケースを示す平面図。
実施形態7のICチップを説明する図。
実施形態8の発振器の構造を説明する図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
デバイスの一例である発振器を例に実施形態について説明する。
発振器1は、図1に示すように、ケース2と、リッド3とを有する。リッド3は、ケース2に重ねられている。図1には、X軸、Y軸及びZ軸が付されている。X軸、Y軸及びZ軸は、相互に直交する座標軸である。図1以降に示す図についても必要に応じてX軸、Y軸及びZ軸が付される。この場合、各図におけるX軸、Y軸及びZ軸は、図1におけるX軸、Y軸及びZ軸に対応する。図1は、X軸とY軸とによって規定されるXY平面に発振器1を載置した状態を示す。さらに、図1では、ケース2の辺2Aの延在方向がX軸に沿っている。なお、リッド3は、ケース2の+Z方向に位置する。
【0008】
以下において、発振器1の構成部品やユニットを示す図や説明にX軸、Y軸及びZ軸が表記されている場合には、その構成部品やユニットを発振器1に組み込んだ状態でのX軸、Y軸及びZ軸を意味する。X軸、Y軸及びZ軸には、それぞれ、矢印が付される。X軸、Y軸及びZ軸のそれぞれにおいて、矢印の向きが+(正)の方向を示し、矢印の向きとは反対の向きが-(負)の方向を示す。Z軸は、XY平面に直交する軸である。発振器1を+Y方向に見たときの図が正面図である。
【0009】
図1中のA-A線における断面図である図2に示すように、ケース2に凹状のキャビティー4が形成されている。ケース2は、底面5と、マウント面7と、内壁8とを有する。マウント面7は、底面5の+Z方向に位置する。キャビティー4は、リッド3によって塞がれる。キャビティー4は、底面5と、内壁8と、リッド3とによって区画される。底面5とマウント面7とは、キャビティー4の内側に位置する。
【0010】
発振器1は、ICチップ9と、振動素子11とを有する。ICチップ9は、回路部品の一例である。ICチップ9は、底面5に実装される。振動素子11は、マウント面7に実装される。ICチップ9は、半導体基板に各種の回路素子や配線などが形成された回路部品である。ICチップ9に形成される回路は、発振回路や周波数調整回路などを含む。発振器1では、ICチップ9と振動素子11とは、キャビティー4内に収容される。振動素子11は、ICチップ9の+Z方向に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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