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公開番号2024089559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204968
出願日2022-12-21
発明の名称アダプタ
出願人古野電気株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H05K 7/12 20060101AFI20240626BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】DINレールに対して容易に着脱することができるアダプタを提案すること。
【解決手段】アダプタは、ベース部と、第1固定部と、第2固定部と、突出部とを備える。ベース部は、電子機器が固定される固定面を有する。第1固定部は、ベース部に設けられ、DINレールの第1フランジ部に嵌まって固定される。第2固定部は、固定面からDINレール側に向かって屈曲した形状の弾性部を有し、弾性部が弾性的に押された状態でDINレールの第2フランジ部に嵌まって固定される。突出部は、ベース部から突出して設けられ、第1フランジ部および第2フランジ部それぞれのベース部に向かい合う平坦面に当接する当接面を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器が固定される固定面を有するベース部と、
前記ベース部に設けられ、DINレールの第1フランジ部に嵌まって固定される第1固定部と、
前記固定面から前記DINレール側に向かって屈曲した形状の弾性部を有し、前記弾性部が弾性的に押された状態で前記DINレールの第2フランジ部に嵌まって固定される第2固定部と、
前記ベース部から突出して設けられ、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部それぞれの前記ベース部に向かい合う平坦面に当接する当接面を有する突出部と
を備えるアダプタ。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記第1固定部は、
前記第1フランジ部の縁部に嵌まる嵌合溝を有した爪形状である
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項3】
前記突出部は、
前記ベース部の高さ方向における前記ベース部の一端から他端に亘って延在する壁形状であり、
前記第1固定部は、
前記突出部における前記第1フランジ部側の端部に設けられる
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項4】
前記突出部は、
前記ベース部の幅方向における前記ベース部の両端からそれぞれ突出している
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項5】
前記第2固定部は、
前記ベース部における前記第2フランジ部側の端部において、前記両端の前記突出部に挟まれた位置に設けられ、
前記第2固定部とそれぞれの前記突出部との間に、前記第2フランジ部側の端部から切り欠かれた切欠部が設けられる
請求項4に記載のアダプタ。
【請求項6】
前記第2固定部は、
前記弾性部の先端側が前記DINレール側へ屈曲したL字状の屈曲部を有し、
前記屈曲部は、
前記第2フランジ部の縁部が嵌まって固定される
請求項1に記載のアダプタ。
【請求項7】
前記屈曲部は、
中抜き形状であり、前記第2フランジ部への押圧により弾性する
請求項6に記載のアダプタ。
【請求項8】
前記第2固定部は、
前記屈曲部の先端部に形成されたガイド部を有する
請求項7に記載のアダプタ。
【請求項9】
前記ベース部、前記第1固定部、前記第2固定部および前記突出部は、金属材料により一体的に構成される
請求項1乃至請求項8のいずれか1つに記載のアダプタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、アダプタに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子機器をDIN(Deutsche Industrie-Norm)規格の取付レール(以下、DINレール)に取り付けるためのアダプタ(DINレールクリップやDINレール取付装置ともいう)が知られている。この種のアダプタでは、DINのレールの両端に存在するフランジ部に固定されてDINレールを挟持する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4607524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術では、フランジ部に固定する際に本体と別部材とを作業者が両手を使って動かすことで固定する必要があるため、DINレールへのアダプタの取付及び取外し作業を煩わしく感じるおそれがあった。このように、従来は、アダプタを容易に着脱する点で改善の余地があった。
【0005】
そこで、本開示では、DINレールに対して容易に着脱することができるアダプタを提案する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示に係るアダプタは、ベース部と、第1固定部と、第2固定部と、突出部とを備える。前記ベース部は、電子機器が固定される固定面を有する。前記第1固定部は、前記ベース部に設けられ、前記DINレールの第1フランジ部に嵌まって固定される。前記第2固定部は、前記固定面から前記DINレール側に向かって屈曲した形状の弾性部を有し、前記弾性部が弾性的に押された状態で前記DINレールの第2フランジ部に嵌まって固定される。前記突出部は、前記ベース部から突出して設けられ、前記第1フランジ部および前記第2フランジ部それぞれの前記ベース部に向かい合う平坦面に当接する当接面を有する。
【0007】
これにより、アダプタは、DINレールに対して容易に着脱することができる。
【0008】
また、本開示に係る第1固定部は、前記第1フランジ部の縁部に嵌まる嵌合溝を有した爪形状である。
【0009】
これにより、アダプタは、DINレールに対して容易に取り付けることができる。
【0010】
また、本開示に係る前記突出部は、前記ベース部の高さ方向における前記ベース部の一端から他端に亘って延在する壁形状である。前記第1固定部は、前記突出部における前記第1フランジ部側の端部に設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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