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公開番号2024089452
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204824
出願日2022-12-21
発明の名称資材搬送装置
出願人鹿島建設株式会社,盟和工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類E01D 21/00 20060101AFI20240626BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】簡単な動作・機構にて資材の横方向の位置を切り換え可能な資材搬送装置を提供する。
【解決手段】吊部6A,6Bは、上下方向に延びる軸部61と、軸部61に設けられた梁部62と、梁部62に設けられ、資材W1を吊り下げる吊部材64と、を有する回転機構60を備える。この回転機構60は、梁部62を軸部61回りに回転させることで、資材W1の横方向D2における位置を切り換える。このように、回転機構60は、梁部62を軸部61回りに回転させるだけの簡単な動作にて、資材搬送装置100の周囲の状況や、搬送状況などに応じて、資材W1の横方向D2における位置を切り換えることができる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
長尺に延びる本体部を備える架台と、
前記架台の前記本体部に接続される走行部と、
前記架台の下方において資材を吊り下げ可能な吊部と、を備え、
前記吊部は、
上下方向に延びる軸部と、
前記軸部に設けられた梁部と、
前記梁部に設けられ、前記資材を吊り下げる吊部材と、を有する回転機構を備え、
前記回転機構は、前記梁部を前記軸部回りに回転させることで、前記資材の横方向における位置を切り換える、資材搬送装置。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記吊部は、上方から吊り下げられた吊下部材を備え、
前記軸部は、前記吊下部材の前記横方向における中央に設けられる、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項3】
長手方向に少なくとも二つの前記吊部を有する、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項4】
前記資材の設置面よりも高い位置において、当該設置面の前記資材の設置位置に対し、前記横方向に張り出す障害物が存在する場合、
前記吊部は、
前記横方向において、前記障害物と接触しない位置にて前記資材を下ろし、
前記資材を前記障害物よりも低い位置へ下ろした後、前記資材を前記横方向における外側へ移動させる、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項5】
前記吊部は、前記軸部、前記回転機構を前記横方向に少なくとも二つ備える、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項6】
前記吊部は、前記資材が長手方向へ移動している時には前記横方向における中央側にて前記資材を吊り下げ、前記資材を設置面に設置する時には前記横方向における外側へ前記資材を移動させる、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項7】
前記架台は、前記本体部における長手方向の一端部から前記長手方向へ延びるように配置可能な手延べ部を備える、請求項1に記載の資材搬送装置。
【請求項8】
前記架台の前記本体部に設けられ、前記架台を横方向へ移動可能な横取部を備える、請求項1に記載の資材搬送装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、資材搬送装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、資材を搬送する資材搬送装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。特許文献1に記載の資材搬送装置は、長尺な架台を備えている。架台は、走行部が設けられた本体部と、本体部の端部側から延びている手延べ部と、を備えている。このような資材搬送装置では、本体部及び手延べ部の長尺部材の下側に設けられた吊部にて資材を吊り下げて、当該資材を運んでいた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-107223号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、資材搬送装置においては、資材の設置場所の上方に、駅のホームなどの障害物が存在する場合がある。このような場合は、障害物との接触を回避するように資材の横方向の位置調整を行いながら、資材を設置する必要がある。また、資材を長手方向に搬送しているときに、資材搬送装置自体が傾斜する場合がある。このような場合は、資材搬送時における資材搬送装置のバランスをとることができるように、資材の横方向の位置調整を行う必要がある。従って、簡単な動作にて資材の横方向の位置調整を行うことができる資材搬送装置が求められていた。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、簡単な動作にて資材の横方向の位置調整を行うことができる資材搬送装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る資材搬送装置は、長尺に延びる本体部を備える架台と、架台の本体部に接続される走行部と、架台の下方において資材を吊り下げ可能な吊部と、を備え、吊部は、上下方向に延びる軸部と、軸部に設けられた梁部と、梁部に設けられ、資材を吊り下げる吊部材と、を有する回転機構を備え、回転機構は、梁部を軸部回りに回転させることで、資材の横方向における位置を切り換える。
【0007】
本発明に係る資材搬送装置では、吊部は、上下方向に延びる軸部と、軸部に設けられた梁部と、梁部に設けられ、資材を吊り下げる吊部材と、を有する回転機構を備える。この回転機構は、梁部を軸部回りに回転させることで、資材の横方向における位置を切り換える。このように、回転機構は、梁部を軸部回りに回転させるだけの簡単な動作にて、資材搬送装置の周囲の状況や、搬送状況などに応じて、資材の横方向における位置を切り換えることができる。以上より、簡単な動作にて資材の横方向の位置調整を行うことができる。
【0008】
吊部は、上方から吊り下げられた吊下部材を備え、軸部は、吊下部材の横方向における中央に設けられてよい。この場合、吊下部材を上側から吊り下げる構造物、及び吊下部材の重心位置の変動を、回転機構による資材の位置の切り換えの前後で抑制することができる。
【0009】
資材搬送装置は、長手方向に少なくとも二つの吊部を有してよい。この場合、長尺な資材を搬送するときに、当該資材を少なくとも二つの吊部で吊ることで、資材の安定性を向上できる。
【0010】
資材の設置面よりも高い位置において、当該設置面の資材の設置位置に対し、横方向に張り出す障害物が存在する場合、吊部は、横方向において、障害物と接触しない位置にて資材を下ろし、資材を障害物よりも低い位置へ下ろした後、資材を横方向における外側へ移動させてよい。この場合、吊部は、障害物の下側へ潜り込ませるようにして、資材を設置位置に設置することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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