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公開番号2024089329
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204620
出願日2022-12-21
発明の名称電池接続回路
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 50/581 20210101AFI20240626BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】より安全に通電の動作を継続させることができる電池接続回路を提供する。
【解決手段】電池接続回路1は、複数の電池回路21~27の各々は、異常時に開弁する安全弁211dを有する電池セル211と、電池セル211の一方に隣接する電気回路26の電池セル261に設けられた異常時に開弁する安全弁261aの近傍に配置されなる第1ヒューズ212と、電池セル211の他方に隣接する電気回路22の電池セル221に設けられた異常時に開弁する安全弁221dの近傍に配置されてなる第2ヒューズ213と、第1回路214と、第1回路214に対して並列に電気的に接続してなる第2回路215と、第2回路215に設けられ、電池セル221に異常が生じた場合、開路状態から閉路状態となるリレースイッチ216と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
直列に接続されてり、充電時および放電時に電流が流れる複数の電池回路を備え、
前記複数の電池回路の各々は、
異常時に開弁する安全弁を有する電池セルと、
前記電池セルの一方に隣接する電気回路の電池セルに設けられた異常時に開弁する安全弁の近傍に配置されなる第1ヒューズと、
前記電池セルの他方に隣接する電気回路の電池セルに設けられた異常時に開弁する安全弁の近傍に配置されてなる第2ヒューズと、
前記第1ヒューズおよび前記第2ヒューズを通じて前記電池セルを、前記一方に隣接する電気回路の電池セルおよび前記他方に隣接する電気回路の電池セルと電気的に接続してなる第1回路と、
前記第1回路に対して並列に電気的に接続してなる第2回路と、
前記第2回路に設けられ、前記電池セルに異常が生じた場合、開路状態から閉路状態となるリレースイッチと、
を備える、
電池接続回路。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電池接続回路であって、
前記近傍は、
前記安全弁の上方である、
電池接続回路。
【請求項3】
請求項2に記載の電池接続回路であって、
前記リレースイッチは、
前記第1回路が通電している場合、開路状態となる一方、
前記第1回路が遮断した場合、閉路状態となる、
電池接続回路。
【請求項4】
請求項3に記載の電池接続回路であって、
前記第1ヒューズおよび前記第2ヒューズの各々は、
溶断可能な材料で形成されてなる、
電池接続回路。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電池接続回路に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、直列に接続され、充電時および放電時に電流が流れる複数の電池回路を備える飛行体に用いられる蓄電装置の技術が開示されている。この技術では、複数の電池回路の各々が、第1電路を通じて隣の電池回路に接続される蓄電セルおよび隣の電池回路に接続されたバイパス回路を有し、一部の蓄電セルが異常となったとしても、バイパス回路によって通電の動作を継続する。この場合、特許文献1では、複数の蓄電セルそれぞれの異常を判定し、異常と判定された蓄電セルのバイパス回路のスイッチをオン状態とすることで、蓄電装置の動作を継続する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-158013号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1では、異常と判定された蓄電セルに隣接する蓄電セルの状態まで考慮されておらず、改善の余地があり、より安全に通電の動作を継続させることができる技術が求められていた。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、より安全に通電の動作を継続させることができる電池接続回路を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記した課題を解決し、目的を達成するために、本開示に係る電池接続回路は、直列に接続されてり、充電時および放電時に電流が流れる複数の電池回路を備え、前記複数の電池回路の各々は、異常時に開弁する安全弁を有する電池セルと、前記電池セルの一方に隣接する電気回路の電池セルに設けられた異常時に開弁する安全弁の近傍に配置されなる第1ヒューズと、前記電池セルの他方に隣接する電気回路の電池セルに設けられた異常時に開弁する安全弁の近傍に配置されてなる第2ヒューズと、前記第1ヒューズおよび前記第2ヒューズを通じて前記電池セルを、前記一方に隣接する電気回路の電池セルおよび前記他方に隣接する電気回路の電池セルと電気的に接続してなる第1回路と、前記第1回路に対して並列に電気的に接続してなる第2回路と、前記第2回路に設けられ、前記電池セルに異常が生じた場合、開路状態から閉路状態となるリレースイッチと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、より安全に通電の動作を継続させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態に係る電池接続回路の概略構成を示す上面図である。
図2は、一実施の形態に係る電池接続回路の概略構成を示す回路図である。
図3は、一実施の形態に係る電池接続回路に異常が生じた場合の概略構成を示す上面図である。
図4は、一実施の形態に係る電池接続回路に異常が生じた場合の概略構成を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態に係る電池接続回路について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の実施の形態により本開示が限定されるものではない。また、以下において、同一の部分には、同一の符号を付して説明する。
【0010】
〔電池接続回路の構成〕
図1は、一実施の形態に係る電池接続回路の概略構成を示す上面図である。図2は、一実施の形態に係る電池接続回路の概略構成を示す回路図である。
(【0011】以降は省略されています)

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