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公開番号2024089863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022205359
出願日2022-12-22
発明の名称太陽電池パネル
出願人株式会社豊田自動織機
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01L 31/048 20140101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】屋根の重量の増加を抑制することが可能な太陽電池パネルを提供する。
【解決手段】建物の壁と共に収容空間を区画する屋根としての太陽電池パネル1であって、収容空間外420側の面である第一面と、収容空間内410側の面である第二面1Bとを有するフィルム状の太陽電池セル10と、第一面上に積層される第1封止材21と、第二面上に積層される第2封止材22と、を有し、太陽電池セルを封止する封止材と、第1封止材における太陽電池セル10とは反対側の面上に積層されるポリカーボネートを主成分とする第1シート23と、第2封止材22における太陽電池セル10とは反対側の面上に積層される第2シート24と、を備え、第1封止材21および第1シート23はいずれも透光性を有し、太陽電池パネル1は、収容空間を広げる方向に突出する凸部又は収容空間を狭める方向に突出する凹部の少なくとも一つを有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
建物の壁と共に収容空間を区画する屋根としての太陽電池パネルであって、
収容空間外側の面である第一面と、収容空間内側の面である第二面とを有するフィルム状の太陽電池セルと、
前記第一面上に積層される第1封止材と、前記第二面上に積層される第2封止材と、を有し、前記太陽電池セルを封止する封止材と、
前記第1封止材における前記太陽電池セルとは反対側の面上に積層されるポリカーボネートを主成分とする第1シートと、
前記第2封止材における前記太陽電池セルとは反対側の面上に積層される第2シートと、
を備え、
前記第1封止材および前記第1シートはいずれも透光性を有し、
当該太陽電池パネルは、前記収容空間を広げる方向に突出する凸部又は前記収容空間を狭める方向に突出する凹部の少なくとも一つを有する、
太陽電池パネル。
続きを表示(約 180 文字)【請求項2】
前記第2シートは樹脂製である、請求項1に記載の太陽電池パネル。
【請求項3】
前記第1シートは前記収容空間外側の面に透光性を有する保護層を備える、請求項1に記載の太陽電池パネル。
【請求項4】
波板状または折板状である凹凸部を有し、当該凹凸部は前記凸部によって形成される、請求項1に記載の太陽電池パネル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、太陽電池パネルに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
太陽電池パネルの構造として、たとえば、特開平10-308524号公報(特許文献1)等に記載される、規則的に起伏する波形の支持体表面に、多数の太陽電池セルを有する太陽電池フィルムが貼着されてなる太陽電池モジュールが挙げられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-308524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
たとえば、工場等の屋根構造に対して、上記公報の太陽電池モジュールを導入した場合には、支持体の重量により既存の屋根に比べて太陽電池モジュール設置後の屋根の重量が増加する虞がある。一方で、耐震性能等の観点から、屋根質量を増加させることは好ましくない。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、屋根の重量の増加を抑制することが可能な太陽電池パネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この開示の太陽電池パネルは、建物の壁と共に収容空間を区画する屋根としての太陽電池パネルであって、収容空間外側の面である第一面と、収容空間内側の面である第二面とを有するフィルム状の太陽電池セルと、上記第一面上に積層される第1封止材と、上記第二面上に積層される第2封止材と、を有し、上記太陽電池セルを封止する封止材と、上記第1封止材における上記太陽電池セルとは反対側の面上に積層されるポリカーボネートを主成分とする第1シートと、上記第2封止材における上記太陽電池セルとは反対側の面上に積層される第2シートと、を備え、上記第1封止材および上記第1シートはいずれも透光性を有し、当該太陽電池パネルは、上記収容空間を広げる方向に突出する凸部又は上記収容空間を狭める方向に突出する凹部の少なくとも一つを有する。
【発明の効果】
【0007】
この開示によれば、屋根の重量の増加を抑制することが可能な太陽電池パネルの提供を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施の形態の太陽電池パネルが用いられた工場の全体斜視図である。
図1中のII-II線矢視端面図である。
図1中のIII-III線矢視端面図である。
実施の形態の太陽電池パネルの外観を示す斜視図である。
図4中のV-V線矢視部分断面図である。
本実施の形態の太陽電池パネルが用いられた工場の変形例を示す図1中のII-II線矢視に対応する断面図である。
本実施の形態の太陽電池パネルが用いられた工場の他の変形例を示す図1中のII-II線矢視に対応する断面図である。
図5中のVIIIで囲まれた領域の太陽電池パネルの断面図である。
実施の形態の太陽電池パネルの重ね合わせ状態を示す第1図である。
実施の形態の太陽電池パネルの重ね合わせ状態を示す第2図である。
実施の形態の太陽電池パネルの工場屋根の梁への固定方法を示す模式図である。
他の実施の形態の太陽電池パネルの外観を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、各実施の形態の太陽電池パネルについて、以下、図面を参照しながら説明する。以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。同一の部品、相当部品に対しては、同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。実施の形態における構成を適宜組み合わせて用いることは当初から予定されていることである。
【0010】
以下に用いる図面中、Xで示す矢印およびYで示す矢印は同一の水平上での90度異なる方向を示し、Zで示す矢印は鉛直方向を示すものとする。図4および図12に示す太陽電池パネルは、Z方向において手前側から奥側に向かって上昇する方向に傾斜している状態を図示している。
(【0011】以降は省略されています)

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