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公開番号2024090737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-04
出願番号2022206811
出願日2022-12-23
発明の名称レバー式コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H01R 13/629 20060101AFI20240627BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】レバーが長くなった場合に、レバーの回動範囲をフェールセーフ(2重)で規制しつつ、レバーの回動軸にかかる負荷を軽減できるレバー式コネクタを提供する。
【解決手段】雄コネクタ2と嵌合するコネクタ本体11と、コネクタ本体11に回動可能に組み付けられており、倍力機構によってコネクタ本体11と雄コネクタ2との嵌合を補助するレバー12と、レバー12の回動範囲を嵌合初期位置から嵌合完了位置までの範囲に規制する第1の範囲規制部(回動軸の凸部及び軸受け穴の凹部の外側部分)と、レバー12の回動範囲を嵌合初期位置(図1に示す位置)から嵌合完了位置までの範囲に規制する第2の範囲規制部(第3のストッパー及びストッパーレール28)であって、第1の範囲規制部よりレバー12の回動軸から離れた位置に配されている第2の範囲規制部と、を備え、第1の範囲規制部より先に第2の範囲規制部によってレバー12の回動が規制される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レバー式コネクタであって、
相手側コネクタと嵌合するコネクタ本体と、
前記コネクタ本体に回動可能に組み付けられており、倍力機構によって前記コネクタ本体と前記相手側コネクタとの嵌合を補助するレバーと、
前記レバーの回動範囲を嵌合初期位置から嵌合完了位置までの範囲に規制する第1の範囲規制部と、
前記レバーの回動範囲を前記嵌合初期位置から前記嵌合完了位置までの範囲に規制する第2の範囲規制部であって、前記第1の範囲規制部より前記レバーの回動軸から離れた位置に配されている第2の範囲規制部と、
を備え、
前記第1の範囲規制部より先に前記第2の範囲規制部によって前記レバーの回動が規制される、レバー式コネクタ。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載のレバー式コネクタであって、
前記コネクタ本体は、
ハウジングと、
前記ハウジングに収容されている端子保持部と、
同軸線又はシールド線と、
前記同軸線又は前記シールド線の先端部に固定されており、前記端子保持部に保持されている金属端子と、
を有し、
前記同軸線又は前記シールド線が前記ハウジングの内部で曲げられて前記ハウジングから引き出されている、レバー式コネクタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
前記第1の範囲規制部は、
前記レバーの回動軸の外周面、及び、前記回動軸が軸受けされている軸受け穴の内周面のいずれか一方に設けられて前記回動軸の周方向に延びている凹部と、
いずれか他方に設けられて前記凹部に収容されている凸部であって、前記周方向の幅が前記凹部の前記周方向の幅より狭い凸部と、
を有する、レバー式コネクタ。
【請求項4】
請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
前記第1の範囲規制部は、
前記コネクタ本体に設けられており、前記レバーが回動範囲の一方の側の端まで回動すると前記レバーに当接してそれ以上の当該一方の側への回動を規制する第1のストッパーと、
前記コネクタ本体に設けられており、前記レバーが回動範囲の他方の側の端まで回動すると前記レバーに当接してそれ以上の当該他方の側への回動を規制する第2のストッパーと、
を有する、レバー式コネクタ。
【請求項5】
請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
前記第2の範囲規制部は、
前記コネクタ本体の側壁に形成されている貫通穴又は溝であって、前記レバーの回動軸方向から見て前記回動軸を中心とする円弧状に形成されている貫通穴又は溝と、
前記レバーから前記側壁に向かって突出しており、前記貫通穴又は前記溝に挿入されている第3のストッパーと、
を有する、レバー式コネクタ。
【請求項6】
請求項1又は請求項2に記載のレバー式コネクタであって、
前記第2の範囲規制部は、前記レバーの長手方向の中心に配されている、又は、前記中心よりも前記回動軸から離れた位置に配されている、レバー式コネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レバー式コネクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、倍力機構によってコネクタ本体と相手側コネクタとの嵌合を補助するレバーを備えるレバー式コネクタが知られている(例えば、特許文献1及び2参照)。
【0003】
特許文献1に記載のレバー式コネクタは、アウタハウジングに形成されている回動軸を中心に回動可能なレバーを備えている。レバーはアウタハウジングに形成されている2つの傾斜部によって回動範囲が規制されている。
【0004】
特許文献2に記載のコネクタは、ハウジングの外殻部の外側に設けられた旋回軸部を中心に旋回可能なレバーを備えている。レバーは、外殻部に形成された円弧状の窓を通過してスライダに形成されたカム溝に挿入されるカム軸部を備えている。当該コネクタはカム軸部の旋回範囲を円弧状の窓によって規制することによってレバーの旋回範囲が規制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-148194号公報
特開2016-12439号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
レバー式コネクタは、設計上の理由でレバーを長くしなければならないこともある。特許文献1に記載のレバー式コネクタは、レバーが長くなった場合に、傾斜部が支点となって回動軸に大きな力が作用することが懸念される。特許文献2に記載のコネクタは、レバーが長くなった場合に、支点となるカム軸部に大きな力が作用し、カム軸部が破損することが懸念される。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のレバー式コネクタは、相手側コネクタと嵌合するコネクタ本体と、前記コネクタ本体に回動可能に組み付けられており、倍力機構によって前記コネクタ本体と前記相手側コネクタとの嵌合を補助するレバーと、前記レバーの回動範囲を嵌合初期位置から嵌合完了位置までの範囲に規制する第1の範囲規制部と、前記レバーの回動範囲を前記嵌合初期位置から前記嵌合完了位置までの範囲に規制する第2の範囲規制部であって、前記第1の範囲規制部より前記レバーの回動軸から離れた位置に配されている第2の範囲規制部と、を備え、前記第1の範囲規制部より先に前記第2の範囲規制部によって前記レバーの回動が規制される、レバー式コネクタ。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、レバーが長くなった場合に、第2の範囲規制部と第1の範囲規制部とによってレバーの回動範囲をフェールセーフ(2重)で規制しつつ、レバーの回動軸にかかる負荷を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態1に係るレバー式コネクタ及び相手側コネクタの斜視図である。
図2は、レバー式コネクタの側面図である。
図3は、レバー式コネクタの分解斜視図である。
図4は、ハウジングの斜視図である。
図5は、ハウジングの側面図である。
図6は、ハウジングの回動軸を拡大して示す斜視図である。
図7は、レバー式コネクタの横断面図(通信用電線がハウジングの内部で曲げられてハウジングから引き出されている様子を示す断面図)である。
図8は、倍力機構によってコネクタ本体と相手側コネクタとの嵌合を補助するレバー及び相手側コネクタの側面図である。
図9は、レバーの斜視図である。
図10は、レバー式コネクタの縦断面図である。
図11は、レバーの軸受け穴を拡大して示す斜視図である。
図12は、ハウジングの回動軸及びレバーの軸受け穴を拡大して示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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