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公開番号2024087140
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-01
出願番号2022201767
出願日2022-12-19
発明の名称コネクタ
出願人住友電装株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01R 13/639 20060101AFI20240624BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】異物が付着する状況下においてもロック解除操作を行うことができ、汎用性を高めることが可能なコネクタを提供する。
【解決手段】ハウジング20は、ハウジング本体21と、ハウジング本体21に連なるロックアーム22と、を有している。ロックアーム22は、相手ハウジング200の相手ロック部211が内側に配置されるロック孔37を有している。ホルダ50は、撓み空間36を閉塞する閉塞部67と、ロック孔37の内側で相手ロック部211と並んで配置される係止部58と、を有している。ロック孔37は、ハウジング本体21から相手ハウジング200が離脱する方向で相手ロック部211と接触可能に対向するロック面37Aと、ロック面37Aとは反対側を向いて配置され、ハウジング本体21からホルダ50が離脱する方向で係止部58と接触可能に対向する係止面37Bと、を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、
前記ハウジングに装着されるホルダと、を備え、
前記ハウジングは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に連なるロックアームと、を有し、
前記ハウジング本体と前記ロックアームとの間には、前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合過程で前記ロックアームの弾性変位を許容する撓み空間が形成され、
前記ロックアームは、前記相手ハウジングの相手ロック部が内側に配置されるロック孔を有し、
前記ホルダは、前記撓み空間を閉塞する閉塞部と、前記ロック孔の内側で前記相手ロック部と並んで配置される係止部と、を有し、
前記ロック孔は、前記ハウジング本体から前記相手ハウジングが離脱する方向で前記相手ロック部と接触可能に対向するロック面と、前記ロック面とは反対側を向いて配置され、前記ハウジング本体から前記ホルダが離脱する方向で前記係止部と接触可能に対向する係止面と、を有している、コネクタ。
続きを表示(約 440 文字)【請求項2】
前記ハウジング本体は、前記ロックアームを挟んで前記撓み空間とは反対側の空間に突出する反転防止部を有し、
前記ホルダは、前記ハウジング本体から離脱する方向で前記反転防止部と接触可能に対向する第2係止部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項3】
前記ロックアームは、前記撓み空間に変位可能な操作部を有し、
前記ホルダは、前記ハウジングに対し、前記閉塞部が前記撓み空間を閉塞する本係止位置と、前記閉塞部が前記撓み空間から退く仮係止位置と、に移動可能に配置され、前記仮係止位置において、前記操作部を前記撓み空間に押圧可能な押圧部を有している、請求項1に記載のコネクタ。
【請求項4】
前記ハウジング本体は、前記ロックアームの弾性変位方向と交差する幅方向の外側から前記ロックアームを覆う側壁を有し、
前記ホルダは、前記側壁を嵌合する嵌合凹部を有している、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコネクタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されたコネクタは、ロックアーム(ラッチアーム)を有するハウジング(プラグコネクタハウジング)と、相手ハウジング(キャップコネクタハウジング)に対してロック位置とロック解除位置とに移動可能に装着されるCPAと、を備えている。CPAには掃除要素が取り付けられている。特許文献1には、CPAがロック解除位置に移動することで、掃除要素がCPAの背部に堆積したゴミを除去する旨の記載がある。
【0003】
特許文献2は、ハウジングに取付部材が取り付けられたコネクタを開示している。取付部材は、ハウジングに対し、ロックアームから退避して配置される退避位置と、ロックアームを係止解除位置から係止位置に押動する押込位置と、に移動可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2006-505113号公報
特開2014-72011号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の場合、ロックアームが弾性変形する撓み空間に泥等の異物が固まっていると、CPAの移動自体が規制されるので、掃除要素の機能を発揮させることができないという問題があった。
【0006】
また、相手ハウジングにはCPAに対する専用の係止構造を設ける必要があるので、一般的なハウジングに適用することが困難であるという事情があった。この点は、特許文献2も同様であって、取付部材に対する専用の係止構造を設ける必要があり、汎用性に欠ける懸念があった。
【0007】
そこで本開示は、異物が付着する状況下においてもロック解除操作を行うことができ、汎用性を高めることが可能なコネクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示のコネクタは、相手ハウジングと嵌合可能なハウジングと、前記ハウジングに装着されるホルダと、を備え、前記ハウジングは、ハウジング本体と、前記ハウジング本体に連なるロックアームと、を有し、前記ハウジング本体と前記ロックアームとの間には、前記ハウジングと前記相手ハウジングとの嵌合過程で前記ロックアームの弾性変位を許容する撓み空間が形成され、前記ロックアームは、前記相手ハウジングの相手ロック部が内側に配置されるロック孔を有し、前記ホルダは、前記撓み空間を閉塞する閉塞部と、前記ロック孔の内側で前記相手ロック部と並んで配置される係止部と、を有し、前記ロック孔は、前記ハウジング本体から前記相手ハウジングが離脱する方向で前記相手ロック部と接触可能に対向するロック面と、前記ロック面とは反対側を向いて配置され、前記ハウジング本体から前記ホルダが離脱する方向で前記係止部と接触可能に対向する係止面と、を有している。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、異物が付着する状況下においてもロック解除操作を行うことができ、汎用性を高めることが可能なコネクタを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態1のコネクタにおいて、ホルダが本係止位置に配置され、ハウジングが相手ハウジングと嵌合した状態を示す断面図である。
図2は、図1におけるロックアームとその周辺構造を示す拡大断面図である。
図3は、ホルダが本係止位置に配置され、ハウジングが相手ハウジングと嵌合した状態を、図2とは異なる位置で切断した断面図である。
図4は、図2の状態からホルダが仮係止位置に移動したときの断面図である。
図5は、図3の状態からホルダが仮係止位置に移動したときの断面図である。
図6は、ホルダが本係止位置に配置されたコネクタの平面図である。
図7は、ホルダが本係止位置に配置されたコネクタの背面図である。
図8は、ホルダが本係止位置に配置されたコネクタの上部側を横断する拡大断面図である。
図9は、ハウジングの背面図である。
図10は、ハウジングの平面図である。
図11は、ホルダの斜視図である。
図12は、ホルダの平面図である。
図13は、ホルダの側面図である。
図14は、ホルダの背面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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