TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024081247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-18
出願番号2022194724
出願日2022-12-06
発明の名称リードスイッチユニット
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人
主分類G01F 23/72 20060101AFI20240611BHJP(測定;試験)
要約【課題】検出精度を向上可能としたリードスイッチユニットを提供すること。
【解決手段】リードスイッチユニット11は、リードスイッチ25を有するとともに、長さ方向に第1端部26と第2端部27とを有する長尺状のリードスイッチサブユニット21と、リードスイッチサブユニット21を第1端部26側から挿入可能な第1開口部32を有し、リードスイッチサブユニット21を収容保持する筒状のハウジング22とを備える。リードスイッチサブユニット21は、第2端部27側が第1開口部32側でハウジング22に支持される。ハウジング22は、第1開口部32の反対側に第2開口部33を有する。リードスイッチユニット11は、第2開口部33に嵌着されることで第2開口部33を止水するとともに、リードスイッチサブユニット21の第1端部26を支持するゴム部材23を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
リードスイッチを有するとともに、長さ方向に第1端部と第2端部とを有する長尺状のリードスイッチサブユニットと、
前記リードスイッチサブユニットを前記第1端部側から挿入可能な第1開口部を有し、前記リードスイッチサブユニットを収容保持する筒状のハウジングと、
を備え、
前記リードスイッチサブユニットは、前記第2端部側が前記第1開口部側で前記ハウジングに支持される、
リードスイッチユニットであって、
前記ハウジングは、前記第1開口部の反対側に第2開口部を有するものであり、
前記第2開口部に嵌着されることで前記第2開口部を止水するとともに、前記リードスイッチサブユニットの前記第1端部を支持するゴム部材を備える、
リードスイッチユニット。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記第1端部は、前記リードスイッチサブユニットの長さ方向に突出する支持凸部を有し、
前記ゴム部材は、前記支持凸部が嵌まる支持凹部を有する、
請求項1に記載のリードスイッチユニット。
【請求項3】
前記支持凸部は、円柱形状である、
請求項2に記載のリードスイッチユニット。
【請求項4】
前記ゴム部材は、前記第2開口部と局部的に押圧接触する突出部を前記リードスイッチサブユニットの長さ方向に複数有する、
請求項1に記載のリードスイッチユニット。
【請求項5】
前記第2開口部は、前記第2開口部の開口方向から見て、幅方向が高さ方向よりも長い長方形形状であり、
前記ゴム部材は、前記第2開口部の開口方向から見て、幅方向が高さ方向よりも長い長方形形状であり、
前記突出部は、前記ゴム部材の高さ方向の両面に設けられるとともに、前記ゴム部材の幅方向の全体に設けられている、
請求項4に記載のリードスイッチユニット。
【請求項6】
前記ゴム部材の前記第2開口部からの外れを阻止するカバーを備える、
請求項1に記載のリードスイッチユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、リードスイッチユニットに関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、リードスイッチユニットとしては、リザーバタンクに設けられるものがある(例えば、特許文献1参照)。このリードスイッチユニットは、リザーバタンクに一体的に設けられた筒状のハウジングと、ハウジングに収容保持される長尺状のリードスイッチサブユニットとを備える。リードスイッチサブユニットは、リードスイッチを有するとともに、長さ方向に第1端部と第2端部とを有する。リードスイッチサブユニットは、第1端部側からハウジングの開口部に水平方向に挿入される。そして、リードスイッチユニットは、第2端部がハウジングの開口部側でハウジングに支持される。リザーバタンク内には、永久磁石を有するとともに液体に浮くフロートが収容されている。リードスイッチは、例えば、液面とともに上下するフロートの永久磁石が近づくことにより2つの端子を電気的に接続状態とする。これにより、例えば、2つの端子に接続された制御部は、液体の減少を検知することが可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開(WO)2010/035907号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のようなリードスイッチユニットでは、リードスイッチサブユニットの第2端部がハウジングの開口部側でハウジングに支持されているものの、第1端部がハウジング内でがたつき易かった。すなわち、第1端部は、ハウジングの奥に挿入されていく部位であるため、製造上、ハウジングと僅かなクリアランスを設定する必要があった。よって、第1端部は、クリアランスの分、ハウジング内でがたつき易かった。このことは、例えば、リードスイッチによる検出精度を低下させてしまう原因となる。具体的には、例えば、液体の量が閾値を超える前の状態で、制御部が閾値を超えたと判定してしまうといった誤判定の原因となる。
【0005】
本開示の目的は、検出精度を向上可能としたリードスイッチユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のリードスイッチユニットは、リードスイッチを有するとともに、長さ方向に第1端部と第2端部とを有する長尺状のリードスイッチサブユニットと、前記リードスイッチサブユニットを前記第1端部側から挿入可能な第1開口部を有し、前記リードスイッチサブユニットを収容保持する筒状のハウジングと、を備え、前記リードスイッチサブユニットは、前記第2端部側が前記第1開口部側で前記ハウジングに支持される、リードスイッチユニットであって、前記ハウジングは、前記第1開口部の反対側に第2開口部を有するものであり、前記第2開口部に嵌着されることで前記第2開口部を止水するとともに、前記リードスイッチサブユニットの前記第1端部を支持するゴム部材を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示のリードスイッチユニットによれば、検出精度を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態におけるリザーバタンクの模式側面図である。
図2は、一実施形態におけるリードスイッチユニットの斜視図である。
図3は、一実施形態におけるリードスイッチユニットの分解斜視図である。
図4は、一実施形態におけるリードスイッチサブユニットとゴム部材の平面図である。
図5は、一実施形態におけるリードスイッチユニットの一部断面図である。
図6は、一実施形態におけるリードスイッチユニットの一部断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のリードスイッチユニットは、
[1]リードスイッチを有するとともに、長さ方向に第1端部と第2端部とを有する長尺状のリードスイッチサブユニットと、前記リードスイッチサブユニットを前記第1端部側から挿入可能な第1開口部を有し、前記リードスイッチサブユニットを収容保持する筒状のハウジングと、を備え、前記リードスイッチサブユニットは、前記第2端部側が前記第1開口部側で前記ハウジングに支持される、リードスイッチユニットであって、前記ハウジングは、前記第1開口部の反対側に第2開口部を有するものであり、前記第2開口部に嵌着されることで前記第2開口部を止水するとともに、前記リードスイッチサブユニットの前記第1端部を支持するゴム部材を備える。
【0010】
同構成によれば、リードスイッチサブユニットは、第2端部側が第1開口部側でハウジングに支持されるとともに、第1端部が第2開口部に嵌着されるゴム部材に支持される。よって、リードスイッチサブユニットと共にリードスイッチのハウジングに対するがたつきが抑制される。これにより、例えば、リードスイッチユニットは、永久磁石の接近等の磁界の変化を高精度に検出可能となる。また、第2開口部は、ゴム部材に止水されるため、リードスイッチサブユニットの被水が防止される。また、ゴム部材は、1つの部材で、リードスイッチサブユニットの第1端部を支持する機能と第2開口部を止水する機能とを有するため、例えば、部品点数の増加が抑制されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

住友電装株式会社
連鎖端子
2日前
住友電装株式会社
雌端子金具
3日前
住友電装株式会社
ワイヤハーネス
2日前
住友電装株式会社
配線モジュール
2日前
住友電装株式会社
リードスイッチユニット
11日前
住友電装株式会社
プロテクタ及びワイヤハーネス
2日前
住友電装株式会社
プロテクタ及びワイヤハーネス
2日前
住友電装株式会社
プロテクタ及びワイヤハーネス
2日前
住友電装株式会社
プロテクタ及びワイヤハーネス
2日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
18日前
住友電装株式会社
コネクタおよびワイヤハーネスの端部構造
9日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ装置
11日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
巻線切替装置
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ソケット端子
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ装置
11日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載用電源装置
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線モジュール
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
配線モジュール
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車両用電源装置
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気接続ユニット
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
電気接続ユニット
3日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
経路規制部材およびワイヤハーネス
12日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
コネクタ装置およびワイヤハーネス
2日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネスの配索構造及び支持部品
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
給電制御装置及びコンピュータプログラム
18日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネスの配索構造及びドア用支持部品
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
9日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
リアクトル、コンバータ、および電力変換装置
9日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
ワイヤハーネスの配索構造及びワイヤハーネス
4日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
車載装置、起動制御方法および起動制御プログラム
4日前
住友電気工業株式会社
輸送システム、異常検出装置、異常検出方法、及び異常検出プログラム
16日前
住友電気工業株式会社
電池管理システム、温度測定装置及び制御方法
10日前
住友電気工業株式会社
通知可否の判定装置、判定方法、及びコンピュータプログラム
3日前
住友電気工業株式会社
管理装置、車載システム、通信管理方法および通信管理プログラム
15日前
株式会社オートネットワーク技術研究所
熱伝導性フィラー、熱伝導性複合材料、ワイヤーハーネス、および熱伝導性フィラーの製造方法
1日前
オンキヨー株式会社
システム
11日前
続きを見る