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公開番号2024084212
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198358
出願日2022-12-13
発明の名称ワイヤハーネスの配索構造及びワイヤハーネス
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02G 3/30 20060101AFI20240618BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】板状の配索対象部材の両面にワイヤハーネスを簡易に配索できるようにすることを目的とする。
【解決手段】ワイヤハーネスの配索構造20は、第1面15及び第2面16を含む板状の配索対象部材14に対するワイヤハーネスの配索構造20であって、ベース32と、前記ベース32に配索される配線部材40とを含むワイヤハーネス30と、前記配索対象部材14に前記ベース32を固定する固定部60と、を備える。前記ベース32は、前記第1面15を覆う第1面状部分33と、前記第2面16を覆う第2面状部分34と、前記配索対象部材14の一方側方において前記第1面状部分33と前記第2面状部分34とを互いに曲げ可能に連結する連結部分35とを含み、前記配線部材40は、前記第1面状部分33に保持される第1配線部材41と、前記第2面状部分34に保持される第2配線部材42とを含む。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1面及び第2面を含む板状の配索対象部材に対するワイヤハーネスの配索構造であって、
ベースと、前記ベースに配索される配線部材とを含むワイヤハーネスと、
前記配索対象部材に前記ベースを固定する固定部と、
を備え、
前記ベースは、前記第1面を覆う第1面状部分と、前記第2面を覆う第2面状部分と、前記配索対象部材の一方側方において前記第1面状部分と前記第2面状部分とを互いに曲げ可能に連結する連結部分とを含み、
前記配線部材は、前記第1面状部分に保持される第1配線部材と、前記第2面状部分に保持される第2配線部材とを含む、ワイヤハーネスの配索構造。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記第1面状部分と前記第2面状部分との両方は、前記連結部分よりも曲げ困難な剛性を有する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項3】
請求項2に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ベースは、前記第1面状部分から前記第2面状部分まで一枚の剛性板材であり、
前記連結部分は、前記第1面状部分及び前記第2面状部分よりも曲げ容易なヒンジ形状に形成されている、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項4】
請求項1に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記第1面状部分と前記第2面状部分のいずれか一方は、前記連結部分よりも曲げ困難な剛性を有する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項5】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記固定部は、前記第1面状部分及び前記第2面状部分のそれぞれを前記配索対象部材に固定する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項6】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記固定部は、前記連結部分とは反対側において、前記第1面状部分と前記第2面状部分とを固定する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項7】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記第1配線部材は、前記ベースを通過するように延び、
前記第2配線部材の端部は、前記ベース上に位置する、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項8】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記ワイヤハーネスは、幹線部から前記第1配線部材と前記第2配線部材とに分岐する分岐部を有し、
前記ベースと前記分岐部との間隔は、前記第1面状部分上を延びる前記第1配線部材の長さよりも短い、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項9】
請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のワイヤハーネスの配索構造であって、
前記配索対象部材は、車両の座席の骨格の一部である、ワイヤハーネスの配索構造。
【請求項10】
第1面及び第2面を含む板状の配索対象部材に配索されるワイヤハーネスであって、
前記第1面を覆う第1面状部分と、前記第2面を覆う第2面状部分と、前記第1面状部分と前記第2面状部分とを互いに曲げ可能に連結する連結部分とを含むベースと、
前記第1面状部分に保持される第1配線部材と、前記第2面状部分に保持される第2配線部材とを含む配線部材と、
を備える、ワイヤハーネス。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ワイヤハーネスの配索構造及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、電動シートへのワイヤハーネスの配索方法を開示している。かかる配索方法は、電動シートに搭載される電装品を基板に予め実装し、電装品にワイヤハーネスを電気的に接続すると共にワイヤハーネスを基板に予め配索し、そしてワイヤハーネスが配索された基板を電動シートに装着すること、を特徴としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-18106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
座席の骨格などの板状の配索対象部材の両面にワイヤハーネスを簡易に配索することが望まれている。
【0005】
そこで、板状の配索対象部材の両面にワイヤハーネスを簡易に配索できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のワイヤハーネスの配索構造は、第1面及び第2面を含む板状の配索対象部材に対するワイヤハーネスの配索構造であって、ベースと、前記ベースに配索される配線部材とを含むワイヤハーネスと、前記配索対象部材に前記ベースを固定する固定部と、を備え、前記ベースは、前記第1面を覆う第1面状部分と、前記第2面を覆う第2面状部分と、前記配索対象部材の一方側方において前記第1面状部分と前記第2面状部分とを互いに曲げ可能に連結する連結部分とを含み、前記配線部材は、前記第1面状部分に保持される第1配線部材と、前記第2面状部分に保持される第2配線部材とを含む、ワイヤハーネスの配索構造である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、板状の配索対象部材の両面にワイヤハーネスを簡易に配索できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す概略平面図である。
図2は実施形態1にかかるワイヤハーネスの配索構造を示す概略斜視図である。
図3はワイヤハーネスを配索対象部材に取付ける様子を示す説明図である。
図4はワイヤハーネスを配索対象部材に取付ける様子を示す説明図である。
図5はワイヤハーネスの変形例を示す側面図である。
図6は固定部の第1変形例を示す側面図である。
図7は固定部の第2変形例を示す側面図である。
図8は固定部の第3変形例を示す側面図である。
図9は配線部材の保持部の第1変形例を示す側面図である。
図10は配線部材の保持部の第2変形例を示す側面図である。
図11は配線部材の保持部の第3変形例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示のワイヤハーネスの配索構造は、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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