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公開番号2024085686
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200348
出願日2022-12-15
発明の名称配線モジュール
出願人住友電装株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H01R 4/70 20060101AFI20240620BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】シールド電線に対して非シールド電線を接続した場合に、非シールド電線による導電経路に対して、シールド性及び経路保持機能を付与しつつ、電線の接続部分で止水性を付与できるようにすることを目的とする。
【解決手段】配線モジュール10は、芯線22と芯線被覆24とシールド26とシールド被覆28とを有するシールド電線20と、非シールド芯線32と非シールド芯線被覆34とを有し、芯線の端部に接続された非シールド電線30と、シールド芯線と芯線との接続部分を覆う絶縁部材40と、筒状シールドを含むと共に剛性を有し、シールドの端部が接続された状態で非シールド電線40を覆う筒状シールド部材50と、シールド被覆の端部及び筒状シールド部材の端部に止水状態で固定された状態で、シールドと筒状シールド部材との接続部分を覆う止水部材60と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
芯線と、前記芯線を覆う芯線被覆と、前記芯線被覆を覆うシールドと、前記シールドを覆うシールド被覆とを有するシールド電線と、
非シールド芯線と、前記非シールド芯線を覆う非シールド芯線被覆とを有し、前記非シールド芯線の端部が前記芯線の端部に接続された非シールド電線と、
前記非シールド芯線と前記芯線との接続部分を覆う絶縁部材と、
筒状シールドを含むと共に、前記非シールド電線の経路を保持可能な程度の剛性を有し、前記筒状シールドの端部に前記シールドの端部が接続された状態で前記非シールド電線を覆う筒状シールド部材と、
一端が前記シールド被覆の端部に止水状態で固定されると共に、他端が前記筒状シールド部材の端部に止水状態で固定された状態で、前記シールドと前記筒状シールド部材との接続部分を覆う止水部材と、
を備える配線モジュール。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
請求項1に記載の配線モジュールであって、
前記筒状シールド部材は、前記筒状シールドとして金属パイプを含む、配線モジュール。
【請求項3】
請求項1に記載の配線モジュールであって、
前記筒状シールド部材は、前記筒状シールドとしての筒状編組と、前記筒状編組を覆う樹脂パイプとを含む、配線モジュール。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記芯線が銅又は銅合金製であり、前記非シールド芯線がアルミニウム又はアルミニウム合金製である、配線モジュール。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記非シールド芯線は、内部が埋まった充実導電体である、配線モジュール。
【請求項6】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記シールドの端部が前記筒状シールドの端部の外周又は内周に重なった状態で、前記シールドの端部と前記筒状シールドの端部とを締付ける金属バンドをさらに備える、配線モジュール。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記筒状シールド部材は、延在方向中間部で曲がる曲げ部を有し、前記非シールド電線を曲がる経路に沿って保持する、配線モジュール。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の配線モジュールであって、
前記シールド電線と、前記絶縁部材と、前記止水部材とを2組備え、
前記2つのシールド電線が前記非シールド電線の両端に接続され、
前記2つの絶縁部材と、前記2つの止水部材とのそれぞれが、前記非シールド電線の両端側に設けられる、配線モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、配線モジュールに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、単芯線電線と、第1撚り線電線と、第2撚り線電線と、パイプとを備える導電路を開示している。この導電路では、第1撚り線電線の一方の端部が単芯線の一方の端部に固着されており、第2撚り線電線の他方の端部が単芯線の他方の端部に固着されている。また、特許文献1には、パイプが、単芯線電線を包囲することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-63764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、シールド電線に対して非シールド電線を接続することが要請される場合がある。この場合に、非シールド電線による導電経路に対して、シールド性及び経路保持機能を付与しつつ、電線の接続部分で防水性を確保することが望まれる。
【0005】
そこで、シールド電線に対して非シールド電線を接続した場合に、非シールド電線による導電経路に対して、シールド性及び経路保持機能を付与しつつ、電線の接続部分で止水性を付与できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の配線モジュールは、芯線と、前記芯線を覆う芯線被覆と、前記芯線被覆を覆うシールドと、前記シールドを覆うシールド被覆とを有するシールド電線と、非シールド芯線と、前記非シールド芯線を覆う非シールド芯線被覆とを有し、前記非シールド芯線の端部が前記芯線の端部に接続された非シールド電線と、前記非シールド芯線と前記芯線との接続部分を覆う絶縁部材と、筒状シールドを含むと共に、前記非シールド電線の経路を保持可能な程度の剛性を有し、前記筒状シールドの端部に前記シールドの端部が接続された状態で前記非シールド電線を覆う筒状シールド部材と、一端が前記シールド被覆の端部に止水状態で固定されると共に、他端が前記筒状シールド部材の端部に止水状態で固定された状態で、前記シールドと前記筒状シールド部材との接続部分を覆う止水部材と、を備える配線モジュールである。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、シールド電線に対して非シールド電線を接続した場合に、非シールド電線による導電経路に対して、シールド性及び経路保持機能を付与しつつ、電線の接続部分で止水性を付与できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は実施形態1に係る配線モジュールを示す正面図である。
図2は図1のII-II線断面図である。
図3は実施形態2に係る配線モジュールを示す断面図である。
図4は実施形態3に係る配線モジュールを示す断面図である。
図5は変形例に係る配線モジュールを示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
【0010】
本開示の配線モジュールは、次の通りである。
(【0011】以降は省略されています)

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