TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024088965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-03
出願番号2022204033
出願日2022-12-21
発明の名称紙葉類取扱装置
出願人富士通フロンテック株式会社
代理人インフォート弁理士法人,個人,個人,個人
主分類G07D 11/26 20190101AFI20240626BHJP(チェック装置)
要約【課題】紙葉類収納装置において、紙葉類の通過を検知するために配置される複数のプリズムの清掃を簡素な構成で行う。
【解決手段】紙葉類収納装置(紙幣収納装置1)は、発光センサ10と、受光センサ20と、収納庫30とを備える。収納庫30は、開口部33を開閉するシャッタ31,32と、発光センサ10に対向する第1面34aを含む第1プリズム34と、受光センサ20に対向する第1面35aを含む第2プリズム35とを有し、紙葉類(紙幣B)を収納する。シャッタ31,32は、収納庫30が紙葉類収納装置に装着された状態で開口部33を開き、収納庫30が紙葉類収納装置から取り出された状態で開口部33を閉じ、シャッタ31,32は、開閉時に第1プリズム34の第1面34aを清掃する第1清掃部材31aと、開閉時に第2プリズム35の第1面35aを清掃する第2清掃部材32aとを含む。
【選択図】図13


特許請求の範囲【請求項1】
発光センサと、
受光センサと、
開口部を開閉するシャッタと、前記発光センサに対向する第1面を含む第1プリズムと、前記受光センサに対向する第1面を含む第2プリズムとを有し、紙葉類を収納する収納庫と
を備える紙葉類収納装置であって、
前記シャッタは、前記収納庫が前記紙葉類収納装置に装着された状態で前記開口部を開き、前記収納庫が前記紙葉類収納装置から取り出された状態で前記開口部を閉じ、
前記シャッタは、開閉時に前記第1プリズムの前記第1面を清掃する第1清掃部材と、開閉時に前記第2プリズムの前記第1面を清掃する第2清掃部材とを含む
ことを特徴とする紙葉類収納装置。
続きを表示(約 360 文字)【請求項2】
前記紙葉類を前記開口部から前記収納庫の内部に押し込むプッシャを更に備え、
前記第1プリズム及び前記第2プリズムのそれぞれは、前記第1面に直交し前記開口部を挟んで互いに対向する第2面を含み、
前記プッシャは、前記第1プリズムの前記第2面を清掃する第3清掃部材と、前記第2プリズムの前記第2面を清掃する第4清掃部材とを有する
ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。
【請求項3】
前記第1プリズム及び前記第2プリズムのそれぞれは、前記第1面に直交し前記開口部を挟んで互いに対向する第2面を含み、
前記第1プリズム及び前記第2プリズムは、前記第2面が前記開口部に突出するように配置されている
ことを特徴とする請求項1記載の紙葉類収納装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、紙葉類を収納する収納庫を備える紙葉類収納装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、センサやプリズムの表面をブラシ等により清掃する手法が提案されている(例えば、特許文献1~3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-125871号公報
特開2017-168022号公報
特開2015-184803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ATM(Automated Teller Machine)等の紙幣取扱装置には、着脱可能に収納庫が配置される。この収納庫は、紙幣取扱装置に装着された状態では、紙幣を出し入れするための開口部がシャッタにより開かれる。一方、紙幣取扱装置から取り出された状態では、収納庫が紙幣を収納するものであり容易に紙幣を取り出せないように、開口部がシャッタにより閉じられる。
【0005】
上記の収納庫において、収納庫の外部に配置されたセンサ(発光センサ及び受光センサ)によって開口部における紙幣の通過を検知する場合などには、収納庫の開口部を挟んだ左右両側にプリズムが配置される。
【0006】
しかしながら、収納庫の開口部は、上述のように、収納庫が紙幣取扱装置から取り出された状態ではシャッタにより閉じられるため、保守員がプリズムの清掃を行うのが困難である。また、保守員がプリズムの清掃を行うことができる構成であっても、保守員による清掃は、保守員の手間や人件費がかかる。
【0007】
本発明の目的は、紙葉類の通過を検知するために配置される複数のプリズムの清掃を簡素な構成で行うことができる紙葉類収納装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
1つの態様では、紙葉類収納装置は、発光センサと、受光センサと、開口部を開閉するシャッタと、前記発光センサに対向する第1面を含む第1プリズムと、前記受光センサに対向する第1面を含む第2プリズムとを有し、紙葉類を収納する収納庫とを備える紙葉類収納装置であって、前記シャッタは、前記収納庫が前記紙葉類収納装置に装着された状態で前記開口部を開き、前記収納庫が前記紙葉類収納装置から取り出された状態で前記開口部を閉じ、前記シャッタは、開閉時に前記第1プリズムの前記第1面を清掃する第1清掃部材と、開閉時に前記第2プリズムの前記第1面を清掃する第2清掃部材とを含む。
【発明の効果】
【0009】
前記態様によれば、紙葉類の通過を検知するために配置される複数のプリズムの清掃を簡素な構成で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
紙幣収納装置の内部構造を示す右側面図である。
シャッタが閉じた状態の収納庫を示す斜視図である。
シャッタが開いた状態の収納庫を示す斜視図である。
第1プリズムを示す斜視図である。
シャッタを省略した状態の収納庫を示す背面図である。
図5のVI部拡大図である。
シャッタの裏面を示す斜視図である。
図7のVIII部拡大図である。
収納庫及びプッシャを示す斜視図(その1)である。
収納庫及びプッシャを示す斜視図(その2)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その1)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その2)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その3)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その4)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その5)である。
紙幣の収納の流れを説明するための説明図(その6)である。
紙幣の通過検知を説明するための平面図である。
第2プリズムの第1面の清掃を説明するための平面図である。
第1及び第2プリズムの第2面の清掃を説明するための平面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社バンダイ
物品供給装置
8日前
株式会社寺岡精工
精算装置
4日前
株式会社デンソー
車載器
15日前
沖電気工業株式会社
自動取引装置
3日前
沖電気工業株式会社
媒体取扱装置
8日前
株式会社デンソーウェーブ
決済装置
8日前
シャープ株式会社
貨幣出納装置
10日前
チョ ドヨン
ラーメン自動販売機
4日前
沖電気工業株式会社
棒金処理装置及び棒金処理システム
15日前
富士電機株式会社
商品収納装置
16日前
独立行政法人 国立印刷局
画像形成体の判別方法及びプログラム
9日前
株式会社SUBARU
車両用料金決済装置
15日前
日本電気株式会社
入場管理装置、システム、方法及びプログラム
8日前
個人
車両誘導システム
10日前
株式会社寺岡精工
販売データ処理装置、およびプログラム
2日前
サンデン・リテールシステム株式会社
自動販売機
2日前
富士通フロンテック株式会社
貨幣取扱装置
10日前
グローリー株式会社
診療費支払機及び診療費支払システム
15日前
株式会社JVCケンウッド
対処情報提供システム及び対処情報提供方法
8日前
東芝テック株式会社
登録装置およびプログラム
10日前
東芝テック株式会社
情報処理装置及びプログラム
10日前
カシオ計算機株式会社
情報処理装置及びプログラム
8日前
富士通フロンテック株式会社
試験装置および試験方法
15日前
東芝テック株式会社
商品情報登録装置およびプログラム
9日前
富士通フロンテック株式会社
紙葉類取扱装置
9日前
東芝テック株式会社
取引処理装置及び情報処理プログラム
17日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
顔認証システム及び顔認証方法
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
顔認証システム及び顔認証方法
15日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
管理装置、管理システム及び管理方法
15日前
矢崎エナジーシステム株式会社
燃料盗難危険度の提供用のサーバ及び管理端末
2日前
NECプラットフォームズ株式会社
セミセルフPOSシステム、登録装置、方法及びプログラム
15日前
株式会社バンダイ
物品供給装置及び物品供給装置セット
3日前
株式会社東芝
プログラムおよび改札機
16日前
パーク二四株式会社
精算装置、精算システム、精算方法、及び、精算プログラム
4日前
東芝テック株式会社
ショッピングカート
10日前
富士通フロンテック株式会社
現金取扱機管理システム、現金取扱機及び現金取扱機制御方法
9日前
続きを見る