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公開番号2024088412
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022203553
出願日2022-12-20
発明の名称画像読取装置及び画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類H04N 1/04 20060101AFI20240625BHJP(電気通信技術)
要約【課題】読取センサの読取精度の低下を抑制する。
【解決手段】シートを搬送路に沿って搬送する搬送部と、搬送路の一部を形成する透明部材を有する筐体と、搬送路を搬送されるシートの画像を透明部材を介して読み取る読取センサを有し、筐体に収容される読取ユニットと、読取ユニットを読取ユニットの長手方向に直交する移動方向へ移動可能に支持するスライドガイド軸419と、読取ユニットに設けられた第1接続部401aに接続され、長手方向におけるスライドガイド軸419の一方側において読取ユニットに固定された第1FFC414と、読取ユニットに設けられた第2接続部401bに接続され、長手方向におけるスライドガイド軸419の他方側において読取ユニットに固定された第2FFC415と、を備える。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項1】
シートを搬送路に沿って搬送する搬送部と、
前記搬送路の一部を形成する透明部材を有する筐体と、
前記搬送路を搬送されるシートの画像を前記透明部材を介して読み取る読取センサを有し、前記筐体に収容される読取ユニットと、
前記読取ユニットを前記読取ユニットの長手方向に直交する移動方向へ移動可能に支持する支持軸と、
前記読取ユニットに設けられた第1接続部に接続され、前記長手方向における前記支持軸の一方側において前記読取ユニットに固定された第1ケーブルと、
前記読取ユニットに設けられた第2接続部に接続され、前記長手方向における前記支持軸の他方側において前記読取ユニットに固定された第2ケーブルと、
を備える、
ことを特徴とする画像読取装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記支持軸に沿って移動可能に設けられ、前記読取ユニットを支持する支持部材と、
前記支持部材を前記支持軸に沿って移動させる駆動機構と、を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項3】
前記第1接続部は、前記長手方向において前記支持軸の前記一方側に配置され、
前記第2接続部は、前記長手方向において前記支持軸の前記他方側に配置される、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項4】
前記第1接続部と前記第2接続部とは、前記長手方向において、前記支持軸から等距離となる位置に配置されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の画像読取装置。
【請求項5】
前記支持軸は、前記長手方向及び前記移動方向に直交する直交方向から視て、前記読取ユニットの重心位置に重なるように配置されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項6】
前記第1ケーブルと前記第2ケーブルとは、可撓性を有し、前記読取ユニットの移動に伴い変形する湾曲部を有する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項7】
前記第1ケーブルと前記第2ケーブルとは、フレキシブルフラットケーブルからなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項8】
前記第1ケーブルが接続される第3接続部と、前記第2ケーブルが接続される第4接続部と、を有し、前記読取ユニットを制御する制御基板を備え、
前記制御基板は、前記筐体の外側に設けられている、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
【請求項9】
前記第1ケーブルと前記第2ケーブルとは、前記読取センサから前記制御基板へ画像信号を伝達する、
ことを特徴とする請求項8に記載の画像読取装置。
【請求項10】
前記読取ユニットの読取位置において、前記透明部材に対向するように配置される対向部材と、
前記透明部材の前記搬送路側の面に設けられ、前記搬送部により搬送されるシートを前記対向部材と前記透明部材の間へ案内するシートガイド部材と、
前記シートガイド部材の前記搬送路とは反対側の面に設けられ、前記読取ユニットのシェーディングに用いられる白色基準板と、を備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートの画像を読み取る画像読取装置と、この画像読取装置を適用した画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シートを搬送しながら当該シートの画像を、透明部材を介して読取センサによって読み取る画像読取装置が知られている。また、一般に、読取センサの光源の主走査方向における光量ムラ及び受光部の主走査方向における感度ムラを補正するために、読取センサによって白色基準板を読み取ってシェーディング補正が行われる。このようなシェーディング補正としては、例えば、読取センサを有するCISを搭載したキャリッジがスライド軸上をスライド軸方向に読取位置よりも上流側に移動することでシェーディング補正が行われる構成が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-190991号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した特許文献1に記載の画像読取装置では、読取センサから通信用のケーブルが繋がっており、このケーブルは例えば主走査方向において摺動軸の片側に配置されている。このため、キャリッジが移動する際にケーブルからの負荷がキャリッジに作用することが想定され、その負荷がキャリッジに対して回転モーメントを与えるように作用する(図13参照)。これにより、キャリッジが移動する際に読取センサを搭載したキャリッジが傾いてしまい、読取精度が低下する虞がある。
【0005】
本発明は、読取センサの読取精度の低下を抑制することが可能な画像読取装置及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、シートを搬送路に沿って搬送する搬送部と、前記搬送路の一部を形成する透明部材を有する筐体と、前記搬送路を搬送されるシートの画像を前記透明部材を介して読み取る読取センサを有し、前記筐体に収容される読取ユニットと、前記読取ユニットを前記読取ユニットの長手方向に直交する移動方向へ移動可能に支持する支持軸と、前記読取ユニットに設けられた第1接続部に接続され、前記長手方向における前記支持軸の一方側において前記読取ユニットに固定された第1ケーブルと、前記読取ユニットに設けられた第2接続部に接続され、前記長手方向における前記支持軸の他方側において前記読取ユニットに固定された第2ケーブルと、を備えることを特徴とする画像読取装置である。
【0007】
また、本発明の一態様は、シートに画像を形成する画像形成部を有する画像形成装置と、前記画像形成部において画像を形成されたシートの画像を読み取る請求項1に記載の画像読取装置と、を備え、前記搬送部は、前記画像形成装置からシートを受け取る入口ローラを含むことを特徴とする画像形成システムである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、読取センサの読取精度の低下を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る画像形成システムを示す断面図である。
実施形態に係る画像形成装置及び調整装置の制御系を示すブロック図である。
実施形態に係る調整検査ユニットを示す断面図である。
実施形態に係る調整検査部を示す断面図である。
実施形態に係る用紙ライブラリ画面を示す説明図である。
実施形態に係るテストパターンを示す図であり、(a)は表面用テストパターン、(b)は裏面用テストパターンである。
実施形態に係る用紙ライブラリを示す説明図である。
実施形態に係る積載装置を示す断面図である。
実施形態に係る読取部が読取位置に位置する状態を示す断面図である。
実施形態に係る読取部がシェーディング位置に位置する状態を示す断面図である。
実施形態に係る動作部を示す正面図である。
実施形態に係る動作部を示す斜視図である。
実施形態に係る第1FFC及び第2FFCの取付位置を示す平面図である。
比較例に係る第1FFC及び第2FFCの取付位置を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の第1の実施形態を、図1~図13を参照しながら詳細に説明する。まず、本実施形態に係る画像形成装置1の概略構成を、図1を用いて説明する。図1は、画像形成システム100の断面図である。画像形成システム100は、画像形成装置1と、操作部180と、調整検査ユニット20(調整検査ユニット(自動調整検査装置))及び積載装置601(後処理装置(フィニッシャ))とを有する。画像形成装置1は、シートS(記録媒体)に画像を形成する。操作部180は、画像形成装置1における画像形成の条件を設定するためにユーザによって操作され、また、画像形成装置1の状態を表示する。調整検査ユニット200は、画像形成装置1によってシートSの表面に形成された画像と裏面に形成された画像との位置ずれを測定するための表裏見当やシートSに形成された画像の欠陥の有無を検知する検品処理を行う。積載装置601は、画像が形成されたシートSを排出トレイへ排出して積載する装置であるが、他の後処理装置としてステイプル処理、穴あけ処理、ソート処理などの後処理をしたりする装置を取り付けてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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