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公開番号
2024136105
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-04
出願番号
2023047083
出願日
2023-03-23
発明の名称
キナクリドン顔料、及び水性インク
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C09D
11/322 20140101AFI20240927BHJP(染料;ペイント;つや出し剤;天然樹脂;接着剤;他に分類されない組成物;他に分類されない材料の応用)
要約
【課題】暗部の発色に優れた青みのキナクリドン顔料、及びそのキナクリドン顔料を用いた水性インクを提供する。
【解決手段】少なくとも下記化学式(1)で表される化合物を含み、CuKα線を用いたX線回折スペクトルにおいて、回折角2θが5.9°±0.2°と13.7°±0.2°のそれぞれの位置にピークを有することを特徴とするキナクリドン顔料である。また、そのキナクリドン顔料を含有することを特徴とする水性インクである。
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特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも下記化学式(1)で表される化合物を含み、
CuKα線を用いたX線回折スペクトルにおいて、回折角2θが5.9°±0.2°と13.7°±0.2°のそれぞれの位置にピークを有することを特徴とするキナクリドン顔料。
TIFF
2024136105000010.tif
41
170
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記キナクリドン顔料のCuKα線を用いたX線回折スペクトルにおいて、さらに回折角2θが14.9°±0.2°の位置にピークを有し、回折角2θが5.9°±0.2°のピークに対する、回折角2θが14.9°±0.2°のピークの強度比が、0.6倍以上である請求項1に記載のキナクリドン顔料。
【請求項3】
前記キナクリドン顔料が、前記化学式(1)で表される化合物とC.I.ピグメントバイオレット19との固溶体顔料であり、CuKα線を用いたX線回折スペクトルにおいて、さらに回折角2θが12.2°±0.2°の位置にピークを有する請求項1に記載のキナクリドン顔料。
【請求項4】
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のキナクリドン顔料を含有することを特徴とする水性インク。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、キナクリドン顔料、及び水性インクに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、インクジェット記録装置により、一般家庭においても比較的容易かつ安価に、銀塩写真やオフセット印刷で実現されているような高精細で高発色性を有する画像を記録することが可能になってきている。また、記録物の発色向上のため、色材として使用できる顔料として、種々のキナクリドン顔料が提案され、使用されている。
【0003】
また、キナクリドン顔料については、有機顔料分野において多くの研究がなされている。例えば特許文献1では、無置換キナクリドン(C.I.ピグメントバイオレット19とも称される。)と2,9-ジメチルキナクリドン(C.I.ピグメントレッド122とも称される。)とで構成されるキナクリドン固溶体顔料が提案されている。また例えば、特許文献2では、無置換キナクリドン(C.I.ピグメントバイオレット19)と4,11-ジクロロキナクリドンとで構成されるキナクリドン固溶体顔料(C.I.ピグメントレッド207とも称される。)が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-281930号公報
特開2002-146224号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
いくつかのマゼンタ顔料が商業的に入手できるものの、色域を拡張するために高い彩度を有する青みの強いマゼンタに対する要望がある。
【0006】
しかし、高い彩度を有する青みの強いキナクリドン顔料では、明度が高く、暗部の色域の拡張が不十分といった課題があった。
【0007】
したがって、本発明の目的は、暗部の発色に優れた青みのキナクリドン顔料を提供することにある。また、本発明の別の目的は、上記キナクリドン顔料を用いた水性インクを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
すなわち、本発明によれば、少なくとも下記化学式(1)で表される化合物を含み、CuKα線を用いたX線回折スペクトルにおいて、回折角2θが5.9°±0.2°と13.7°±0.2°のそれぞれの位置にピークを有することを特徴とするキナクリドン顔料が提供される。
【0009】
TIFF
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【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、暗部の発色に優れた青みのキナクリドン顔料を提供することができる。また、本発明によれば、上記キナクリドン顔料を用いた水性インクを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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