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公開番号2024136020
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-04
出願番号2023046967
出願日2023-03-23
発明の名称撮像装置及びその制御方法及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04N 5/92 20060101AFI20240927BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 既存機器との過去互換を保ちつつ、異なる動画フォーマット形式でも共通のメタデータの構造での記録が可能とする。
【解決手段】 このため、動画像を撮像する撮像部を有する撮像装置は、少なくともフレーム単位に記録することになるメタデータを生成する生成部と、生成部で生成されたメタデータ及び動画像データを、1つのファイル内に記録する記録制御部とを有する。そして、記録制御部は、生成部により生成された同じ内容のメタデータを、1つのファイルの異なる複数の領域に記録するように制御する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲【請求項1】
動画像を撮像する撮像手段を有する撮像装置であって、
少なくともフレーム単位に記録することになるメタデータを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成されたメタデータ及び動画像データを、1つのファイル内に記録する記録制御手段と、
を有し、
前記記録制御手段は、前記生成手段により生成された同じ内容のメタデータを、前記1つのファイルの異なる複数の領域に記録するように制御する
ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記記録制御手段は、前記同じ内容のメタデータを、メーカ独自領域と公開領域との両方に記録するように制御する、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記記録制御手段は、
前記生成手段で生成されたメタデータ及び動画像データを、MXF(Material Exchange Format)のコンテナ構造のファイルとして記録するように制御し、
前記同じ内容のメタデータを、System Item領域と、Data Item領域の両方に記録するように制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項4】
前記記録制御手段は、前記同じ内容のメタデータを、System Item領域のメーカ独自領域と、Data Item領域の公開を目的とする公開領域との両方に記録するように制御する、 ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記生成手段は、前記動画像データの撮影設定に関する情報を前記メタデータとして生成することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記記録制御手段は、
前記生成手段で生成された着目メタデータの種類が、System Item領域のメーカ独自領域に格納する種類に定義され、Data Item領域における公開領域の公開を目的とする第1の領域に未定義の場合は、前記着目メタデータを前記System Item領域のメーカ独自領域、及び、前記Data Item領域における前記公開領域のメーカ独自の情報を格納する第2の領域それぞれに記録するよう制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記記録制御手段は、
前記生成手段で生成された着目メタデータの種類が、前記System Item領域のメーカ独自領域、前記Data Item領域における前記公開領域の前記第1の領域の双方に定義され、且つ、これら2つの領域における精度が同じである場合、前記Data Item領域における公開領域の前記第2の領域には、前記着目メタデータの記録させないよう制御する
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項8】
前記記録制御手段は、
前記生成手段で生成された着目メタデータの種類が、前記System Item領域のメーカ独自領域、前記Data Item領域における前記公開領域の前記第1の領域の双方に定義され、且つ、前記System Item領域のメーカ独自領域の定義された精度が前記第1の領域に定義された精度より高い場合、前記Data Item領域における公開領域の前記第2の領域には、前記着目メタデータを前記System Item領域のメーカ独自領域における精度で記録する
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項9】
前記記録制御手段は、前記生成手段で生成されたメタデータを、格納する領域に応じた形式に変換する変換手段を含み、
前記変換手段による変換で得たメタデータを該当する領域に格納する
ことを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
【請求項10】
動画像を撮像する撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
少なくともフレーム単位に記録することになるメタデータを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成されたメタデータ及び動画像データを、1つのファイル内に記録する記録制御工程と、
を有し、
前記記録制御工程は、前記生成工程により生成された同じ内容のメタデータを、前記1つのファイルの異なる複数の領域に記録するように制御する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置及びその制御方法及びプログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
現在、デジタルビデオカメラやスマートフォンなど、動画撮影機能を持つ機器が広く普及している。撮影される動画は、記録する動画フォーマットに従い、音声付きの映像データとして記録媒体にファイルとして記録される。この際、そのファイルには、メタデータと呼ばれるカメラやレンズおよび映像に関する様々な情報を付加して記録することができる。
【0003】
特許文献1では、短周期であるフレームごとの撮影情報、および、長周期である複数フレームごとの撮影情報を映像と共に記録し、長周期の撮影情報の先頭フレームを編集された映像の先頭フレームとする技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-161954号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、メタデータ構造を変更する際に既存のメタデータを参照している機器との互換性をどのように保つかという課題がある。また、異なる動画フォーマット形式で共通のメタデータの構造でどのように記録するかという課題もある。
【0006】
本発明はかかる問題に鑑み成されたものであり、既存機器との互換性を保ちつつ、異なる動画フォーマット形式でも共通のメタデータの構造で記録する技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この課題を解決するため、例えば本発明の撮像装置は以下の構成を備える。すなわち、
動画像を撮像する撮像手段を有する撮像装置であって、
少なくともフレーム単位に記録することになるメタデータを生成する生成手段と、
前記生成手段で生成されたメタデータ及び動画像データを、1つのファイル内に記録する記録制御手段と、
を有し、
前記記録制御手段は、前記生成手段により生成された同じ内容のメタデータを、前記1つのファイルの異なる複数の領域に記録するように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、既存機器との過去互換を保ちつつ、異なる動画フォーマット形式でも共通のメタデータの構造での記録が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態における撮像装置のブロック構成図。
MXFファイルの構成図。
MXFファイル内のSystem Itemのメタデータ構成図。
MXFファイル内のData Itemのメタデータ構成図。
MXFファイル内のSystem Itemのメタデータ詳細構成図。
MXFファイル内のData Itemのメタデータ詳細構成図。
SystemItemとData Itemのメタデータの相関図。
複数個所へ同じ意味のメタデータを格納するフローチャート。
System Itemのメタデータを参照する場合の構成図。
Data Itemのメタデータを参照する場合の構成図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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