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公開番号2024088004
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022202939
出願日2022-12-20
発明の名称情報処理装置
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 1/18 20060101AFI20240625BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、背面に必要なI/O端子を配置可能な情報処理装置を提供することである。
【解決手段】実施形態の情報処理装置は、前面部および背面部を有する筐体と、前記背面部に設けられた、外部機器と接続するための一または複数の入出力端子と、前記筐体内に設けられた、商用電源に接続可能な一次側ケーブルと電力を供給する二次側ケーブルとを有する電源アダプタを取り出し可能に収納可能な収納部と、前記収納部に設けられた、前記収納部に収納された前記電源アダプタの前記二次側ケーブルと接続可能なコネクタと、前記二次側ケーブルが前記コネクタに接続された前記電源アダプタからの電力の供給を受けて種々の処理を行う回路部と、前記筐体に設けられた、前記電源アダプタの前記一次側ケーブルを前記筐体の外部に導出するための孔部と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
前面部および背面部を有する筐体と、
前記背面部に設けられた、外部機器と接続するための一または複数の入出力端子と、
前記筐体内に設けられた、商用電源に接続可能な一次側ケーブルと電力を供給する二次側ケーブルとを有する電源アダプタを取り出し可能に収納可能な収納部と、
前記収納部に設けられた、前記収納部に収納された前記電源アダプタの前記二次側ケーブルと接続可能なコネクタと、
前記二次側ケーブルが前記コネクタに接続された前記電源アダプタからの電力の供給を受けて種々の処理を行う回路部と、
前記筐体に設けられた、前記電源アダプタの前記一次側ケーブルを前記筐体の外部に導出するための孔部と、
を備えた情報処理装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記孔部は前記背面部以外の位置に設けられている、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記収納部を前記筐体内の前記前面部側に設けた、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記収納部と、前記回路部から発生した熱を放熱する放熱板と、の間に、風の流れを起こすファンを設け、
前記ファンが起こす風によって前記収納部に収納された前記電源アダプタと前記回路部を冷却する、
請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記筐体は、前記収納部を開閉する蓋体を有し、前記筐体の内部に空気を導入する空気孔を前記蓋体に設け、前記空気孔から導入された空気によって前記ファンは前記空気の流れを起こす、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記筐体は、前記筐体の内部に空気を導入する空気孔を前記前面部に有し、前記空気孔から導入された空気によって前記ファンは前記空気の流れを起こす、
請求項4に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えばPOS端末やデスクトップタイプのパーソナルコンピュータ等の情報処理装置において、最近は記憶装置の発達や小型化により、従来は装備していたHDDやDVDプレーヤー等が装備されなくなり、その分情報処理装置の筐体が薄型、小型化(以降代表して「小型化」という)している。
【0003】
HDDやDVDプレーヤー等を装備した従来の情報処理装置では、筐体の背面に充分なスペースがあったため、電源アダプタ(ACアダプタともいう)の端子を含む種々の入出力端子(以降「I/O端子(I/Oポートともいう)」という)を背面に配置することができたが、このような小型化した情報処理装置では背面のスペースが狭くなったことから従来同様のI/O端子を配置することが難しくなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、背面に必要なI/O端子を配置可能な情報処理装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の情報処理装置は、前面部および背面部を有する筐体と、前記背面部に設けられた、外部機器と接続するための一または複数の入出力端子と、前記筐体内に設けられた、商用電源に接続可能な一次側ケーブルと電力を供給する二次側ケーブルとを有する電源アダプタを取り出し可能に収納可能な収納部と、前記収納部に設けられた、前記収納部に収納された前記電源アダプタの前記二次側ケーブルと接続可能なコネクタと、前記二次側ケーブルが前記コネクタに接続された前記電源アダプタからの電力の供給を受けて種々の処理を行う回路部と、前記筐体に設けられた、前記電源アダプタの前記一次側ケーブルを前記筐体の外部に導出するための孔部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、実施形態のPOS端末の外観を示す斜視図である。
図2は、POS端末の蓋体を取り外した斜視図である。
図3は、電源アダプタを示す斜視図である。
図4は、電源アダプタを取り外した状態のPOS端末の外観を示す斜視図である。
図5は、カバーを取り外した状態のPOS端末の外観を示す斜視図である。
図6は、蓋体とカバーを取り外した状態のPOS端末の外観を示す斜視図である。
図7は、カバーを取り外した状態のPOS端末を後方から見た外観を示す斜視図である。
図8は、POS端末の内部構造と空気の流れを示す説明図である。
図9は、POS端末における電源アダプタからの電力供給の状態を示す説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、添付図面を参照して、情報処理装置の実施形態を説明する。実施形態では、POS端末を情報処理装置の一例として説明する。なお、以下に説明する実施形態は、情報処理装置の一実施形態であって、発明を限定するものではない。
【0008】
図1は、実施形態のPOS端末1の外観を示す斜視図である。図1に示すように、POS端末1は、略直方体の中空の筐体10を有する。筐体10は、本体2とカバー3を備えている。本体2は、POS端末1の種々の装置や部品や回路等を筐体10に固定するための筐体10の一部である。本体2は、筐体10の内部にファン8、マザーボード31等を固定する。
【0009】
ファン8は、内蔵する羽根が回転することで空気の流れを起こす。ファン8を回転させて空気の流れを起こすことで、後述する回路や電源アダプタ21(図3を参照)等を冷却する。また本体2は、筐体10の内部に収納部5を固定する。マザーボード31は、POS端末1を駆動させるための回路(プロセッサの一例であるCPU(Central Processing Unit)91、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ33、SSD(Solid State Drive)32等(いずれも図8を参照)を備える。CPU91、メモリ33、SSD32等を総称して回路部という。回路部は、電力が供給されるとそれぞれの回路に応じた種々の処理を行う。例えばCPU91は、電力の供給を受けて記憶されているソフトウェアに基づいて各種の処理を実行する。メモリ33やSSD32は、電力の供給を受けて情報を記憶する。
【0010】
なお、SSDとは、記憶容量が大きなメモリチップを搭載しており、HDDと同様にデータの読み書きを行うことができ、POS端末を動作させるためのプログラムを記憶する。SSDの発達により、HDDに置き換わって使用される。
(【0011】以降は省略されています)

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