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公開番号2024087965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-07-02
出願番号2022202889
出願日2022-12-20
発明の名称肩掛けバッグ
出願人株式会社三栄コーポレーション
代理人個人,個人
主分類A45C 3/00 20060101AFI20240625BHJP(手持品または旅行用品)
要約【課題】ベルトの構成がシンプルであるにもかかわらず使い勝手に優れた肩掛けバッグを提供する。
【解決手段】本発明に係る肩掛けバッグ1は、肩に掛けて使用することができる肩掛けバッグであって、バッグ本体10の正面部10F及び背面部10Bにそれぞれ逆U字状に取り付けられた一対のベルト11F,11Bを備え、一対の前記ベルトのそれぞれの頂部である持ち手12F,11Bは、肩掛け時に使用者の首から腕の付け根に至る部位の表面に沿った立体形状となるように、二重円弧状に縫製された一定幅の帯状の生地で構成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
肩に掛けて使用することができる肩掛けバッグであって、
バッグ本体の正面部及び背面部にそれぞれ逆U字状に取り付けられた一対のベルトを備え、
一対の前記ベルトのそれぞれの頂部である持ち手は、肩掛け時に使用者の首から腕の付け根に至る部位の表面に沿った立体形状となるように、二重円弧状の一定幅の帯状の生地で構成されている
ことを特徴とする肩掛けバッグ。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
請求項1に記載の肩掛けバッグにおいて、
前記立体形状は、前記使用者の首側から腕の付け根側に向かって次第に低くなるような傾斜した曲面である
ことを特徴とする肩掛けバッグ。
【請求項3】
請求項1に記載の肩掛けバッグにおいて、
一対の前記ベルトは、それぞれの前記持ち手を互いに重ね合わせた状態で肩掛けが可能である
ことを特徴とする肩掛けバッグ。
【請求項4】
請求項1に記載の肩掛けバッグにおいて、
一対の前記ベルトは、それぞれの前記持ち手を重ね合わせた状態で互いに固定するための固定部材を備えている
ことを特徴とする肩掛けバッグ。
【請求項5】
請求項1に記載の肩掛けバッグにおいて、
一対の前記持ち手は、正面側と背面側とで対称な形状である
ことを特徴とする肩掛けバッグ。
【請求項6】
請求項1に記載の肩掛けバッグにおいて、
一対の前記ベルトの各々は、前記正面部又は前記背面部の表面に沿って底面部にまで延在された左右の胴帯部を有しており、当該胴帯部を含むベルト全体が一定幅の帯状の生地で構成されている
ことを特徴とする肩掛けバッグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、肩掛けバッグに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
肩掛けバッグとしても手提げバッグとしても使用可能であり、大きな開け口を有した布製のトートバッグが知られている(特許文献1の図1等を参照)。トートバッグは、持ち方の自由度が高く用途が広いという利点があるので、流行に左右されず長く使用され続けている。但し、肩掛けでの使用時には、2本のうち1本又は双方のベルトが肩から浮き上がって脱落することがあるため、これを掛け直すという煩わしさが生じていた。この煩わしさを軽減するために、特許文献1の図3等には、一対のハンドル部14b,14aの頂部の高さに予め差異を設けておくことにより、ハンドル部14b,14aを使用者の肩の相対的に高い位置と低い位置とにそれぞれフィットさせ、これによってハンドル部の浮き上りを防ぐ技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3202695号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来のトートバックは、左右の肩の何れにも掛けることが可能であるものの、ハンドル部が正面側と背面側とで非対称なので、例えばバッグ本体の正面のみにポケットや絵柄が付いている場合などには、そのポケットや絵柄を身体側に向けて肩に掛けるという使い方ができないという不便があった。また、特許文献1に記載のバッグでは、一対のハンドル部14b,14aは生地の寸法が異なるため製造コストが若干高くなるという問題もあった。また、特許文献1に記載のバッグでは、一対のハンドル部14b,14aが互いに重ならないよう個々の幅が狭くなっているので、収容物の重量が大きい場合に肩に食い込んでしまって重さを感じやすいという問題もあった。
【0005】
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、ベルトの構成がシンプルであるにもかかわらず使い勝手に優れた肩掛けバッグを提供することを目的とする。
【0006】
ここで言う「使い勝手に優れた肩掛けバッグ」とは、具体的には、以下の利点(1)~(5)を兼ね備えた肩掛けバッグのことを指す。(1)ベルトが肩から滑り落ちにくいこと、(2)ベルトの構成がシンプルであること、(3)バッグ本体の正面と背面の何れを身体側に向けても肩掛け可能であること、(4)製造コストが抑えやすいこと、(5)収容物の重量を感じにくいこと。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために本発明に係る肩掛けバッグは、肩に掛けて使用することができる肩掛けバッグであって、バッグ本体の正面部及び背面部にそれぞれ逆U字状に取り付けられた一対のベルトを備え、一対の前記ベルトのそれぞれの頂部である持ち手は、肩掛け時に使用者の首から腕の付け根に至る部位の表面に沿った立体形状となるように、二重円弧状の一定幅の帯状の生地で構成されていることを特徴とする。
【0008】
上記課題を解決するために本発明に係る何れかの肩掛けバッグにおいて、前記立体形状は、使用者の首側から腕の付け根側に向かって次第に低くなるような傾斜した曲面である。
【0009】
上記課題を解決するために本発明に係る何れかの肩掛けバッグにおいて、一対の前記ベルトは、それぞれの前記持ち手を互いに重ね合わせた状態で肩掛けが可能である。
【0010】
上記課題を解決するために本発明に係る何れかの肩掛けバッグにおいて、一対の前記ベルトは、それぞれの前記持ち手を重ね合わせた状態で互いに固定するための固定部材を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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