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公開番号2024086912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-28
出願番号2024066349,2020039312
出願日2024-04-16,2020-03-06
発明の名称電子機器及びプログラム
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G06F 13/38 20060101AFI20240621BHJP(計算;計数)
要約【課題】本発明が解決しようとする課題は、ホスト装置の仕様にあわせてデバイスクラスを自動で切り替えることが可能な電子機器及びプログラムを提供する。
【解決手段】実施形態の電子機器は、ホスト装置と接続可能な接続部と、複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを選択的に用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、選択された前記デバイスクラスに適合するメッセージが前記ホスト装置から送信されない場合、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを変更する処理制御部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ホスト装置と接続可能な接続部と、
複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶されたデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを選択的に用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、
選択された前記デバイスクラスに適合するメッセージが前記ホスト装置から送信されない場合、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを変更する処理制御部と、
を備える電子機器。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記処理制御部は、前記デバイスクラスの変更に先駆けて、前記接続部と前記ホスト装置との接続を切断し、前記デバイスクラスの変更後、前記接続部とホスト装置とを再度接続させる請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
前記処理制御部は、前回の処理で前記ホスト装置から前記メッセージが送信されたデバイスクラスを、次回以降の処理で前記処理部に優先的に選択させる請求項1又は2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記処理制御部は、前記デバイスクラスを変更した回数が所定回数に達した場合に報知を行う請求項1~3の何れか一項に記載の電子機器。
【請求項5】
前記処理制御部は、前記ホスト装置から前記メッセージが送信された場合であっても、前記ホスト装置との通信を確立できない場合には、前記デバイスクラスを変更する請求項1~4の何れか一項に記載の電子機器。
【請求項6】
ホスト装置と接続可能な接続部を備える電子機器のコンピュータを、
複数種類のデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを選択的に用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理手段と、
選択された前記デバイスクラスに適合するメッセージが前記ホスト装置から送信されない場合、前記処理手段が前記処理に使用する前記デバイスクラスを変更する処理制御手段と、
して機能させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、電子機器及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、PCやPOS端末等のホスト装置では、USB(Universal Serial Bus)コネクタを介して各種の電子機器(USBデバイス)が接続される。ホスト装置では、USBデバイスのデバイスクラスに対応したデバイスドライバを導入しておくことで、接続されたUSBデバイスを周辺機器として使用することができる。具体的には、ホスト装置とUSBデバイスとの間で、エニュメレーションと呼ばれる通信を確立するための処理を行うことで、ホスト装置でUSBデバイスを使用することが可能な状態となる。
【0003】
ところで、ホスト装置では、様々な理由により導入されるデバイスドライバが制限される場合がある。ホスト装置のデバイスドライバがUSBデバイスのデバイスクラスに対応しない場合、ホスト装置はそのUSBデバイスを使用することはできない。
【0004】
従来、複数のデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを手動選択できるように構成することで、所望のデバイスクラスで動作させることが可能なUSBデバイスも存在している。
【0005】
しかしながら、上述した従来の技術では、手動でデバイスクラスを選択する必要があるため、操作が煩雑であり利便性に欠けるという問題がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、ホスト装置の仕様にあわせてデバイスクラスを自動で切り替えることが可能な電子機器及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の電子機器は、ホスト装置と接続可能な接続部と、複数種類のデバイスクラスを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶されたデバイスクラスの中から一のデバイスクラスを選択的に用いて、前記接続部に接続された前記ホスト装置との間で通信を確立するための処理を実行する処理部と、選択された前記デバイスクラスに適合するメッセージが前記ホスト装置から送信されない場合、前記処理部が前記処理に使用する前記デバイスクラスを変更する処理制御部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係るホスト装置及び電子機器のハードウェア構成の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係るデバイスクラス格納部のデータ構成の一例を模式的に示す図である。
図4は、実施形態に係る電子機器の機能構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態の電子機器が行う処理の一例を示すフローチャートである。
図6は、実施形態のホスト装置と電子機器との間で行われる動作の一例を示すシーケンス図である。
図7は、実施形態のホスト装置と電子機器との間で行われる動作の一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して、実施形態に係る電子機器及びプログラムについて説明する。なお、以下に説明する実施形態により、この発明が限定されるものではない。
【0010】
図1は、本実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、ホスト装置10と電子機器20とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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