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公開番号2024086409
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022201519
出願日2022-12-16
発明の名称印刷装置、制御方法およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240620BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】エラーの発生に基づく通知処理を適切に実行する印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷装置は、印刷準備処理を開始させるためのセットアップ操作を検知する第1検知手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて前記印刷準備処理を実行する実行手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理において所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて第1の通知処理を実行する第1通知制御手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理とは異なる処理において前記所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて前記第1の通知処理と異なる第2の通知処理を実行する第2通知制御手段とを備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
印刷準備処理を開始させるためのセットアップ操作を検知する第1検知手段と、
前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて前記印刷準備処理を実行する実行手段と、
前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理において所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて第1の通知処理を実行する第1通知制御手段と、
前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理とは異なる処理において前記所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて前記第1の通知処理と異なる第2の通知処理を実行する第2通知制御手段と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記第1検知手段は、前記セットアップ操作のガイダンスが通知された後、前記セットアップ操作を検知することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記セットアップ操作と異なる操作であり、印刷を開始するための操作である指示操作を受け付ける受付手段、をさらに備え、
前記実行手段は、前記受付手段により前記指示操作を受け付けた場合、前記印刷準備処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理とは異なる処理とは、前記受付手段により前記指示操作を受け付けたことに基づいて実行された前記印刷準備処理を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記受付手段により前記指示操作を受け付けたことに基づいて実行された前記印刷準備処理において前記所定のエラーの発生が検知された場合、前記第2通知制御手段は、前記第2の通知処理として、前記所定のエラーが発生したことを通知することを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記受付手段により前記指示操作を受け付けたことにより実行された前記印刷準備処理において前記所定のエラーの発生が検知された場合、前記セットアップ操作のガイダンスが通知されていない状態で前記セットアップ操作が既に行われているかもしくはまだ行われていないかを判定する第1判定手段、をさらに備え、
前記第1判定手段により前記セットアップ操作がまだ行われていないと判定された場合、前記第1の通知処理が実行され、前記第1判定手段により前記セットアップ操作が既に行われていると判定された場合、前記第2の通知処理が実行される、
ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記印刷準備処理が既に完了されているかもしくはまだ実行されていないかを判定する第2判定手段、をさらに備え、
前記第1判定手段による判定は、前記第2判定手段により前記印刷準備処理がまだ完了されていないと判定された場合に行われる、
ことを特徴とする請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記第2判定手段により前記印刷準備処理が既に完了されていると判定された場合、前記印刷準備処理に含まれる印刷で使用された記録媒体の情報と、前記受付手段により受け付けた前記指示操作の対象となる印刷に用いられる記録媒体の情報とが一致するか否かを判定する第3判定手段、をさらに備え、
前記第3判定手段により一致しないと判定された場合、前記第2の通知処理が実行される、
ことを特徴とする請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記第3判定手段により一致すると判定された場合、前記第1の通知処理が実行されることを特徴とする請求項8に記載の印刷装置。
【請求項10】
前記セットアップ操作と異なる操作であり、印刷を開始するための操作である指示操作を受け付ける受付手段、をさらに備え、
前記実行手段は、前記受付手段により前記指示操作を受け付けた場合、前記印刷準備処理とは異なる他の印刷処理を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置、制御方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
印刷装置を購入したユーザにより印刷装置の初回の電源が投入されると、初期設置が行われる。ここで、初期設置には、例えば、インクセットアップ、用紙設置操作の検知、レジストレーション処理、外部機器との接続設定、などの印刷準備処理が含まれる。特許文献1には、初期設置作業に要する時間を短縮するために、外部機器との接続設定とその他の印刷準備処理とを並行して行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-141019号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の装置のように、印刷を実行しうる装置には、エラーが発生しうる。エラーの発生に基づく通知処理を実行する印刷装置が普及するについて、エラーの発生に基づく通知処理を適切に実行することが要望されている。
【0005】
本発明は、エラーの発生に基づく通知処理を適切に実行する印刷装置、制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る印刷装置は、印刷準備処理を開始させるためのセットアップ操作を検知する第1検知手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて前記印刷準備処理を実行する実行手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理において所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて第1の通知処理を実行する第1通知制御手段と、前記第1検知手段により前記セットアップ操作が検知されたことに基づいて実行された前記印刷準備処理とは異なる処理において前記所定のエラーの発生が検知されたことに基づいて前記第1の通知処理と異なる第2の通知処理を実行する第2通知制御手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、エラーの発生に基づく通知処理を適切に実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
印刷装置の外観図である。
印刷装置のブロック構成を示す図である。
印刷装置が実行する初期設置処理を示すフローチャートである。
通知制御処理を示すフローチャートである。
通知制御処理を示すフローチャートである。
エラーの発生に基づく通知画面を示す図である。
通知制御処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1は、印刷装置100の外観図である。本実施形態では、印刷装置100として、スキャナとその他の機能を兼ね備えたマルチファンクション印刷装置(MultiFuntionPeripheral:MFP)を一例として説明する。操作パネル101には、印刷装置100の状態表示を行う画面や各種設定等を行うためのユーザインタフェース(UI)画面などが表示される。UI画面上には疑似的なボタンなどが設けられ、ユーザはそれらを指で触ることで各種の入力指示を行うことができる。電源ボタン102は、印刷装置100の電源のONとOFFを切り替えるためのボタンである。原稿台103は、ガラス状の透明な台であり、原稿を載せてスキャナで読み取るときに用いられる。原稿台圧板104は、スキャナで読み取りを行う際に原稿が浮かないように原稿台に押し付けるとともに、外光がスキャナユニットに入らないようにするためのカバーである。給紙カセット105は、シート等の記録媒体(以下、一例として用紙とする)を収納するカセットである。背面給紙トレイ106は、印刷装置100の背面から用紙を設置可能なトレイである。背面給紙口カバー108は、背面給紙トレイ106の給紙口に対して開閉自在に設けられたカバーであり、用紙設置時に開閉されることにより給紙口内に異物が混入するのを防ぐことができる。給紙カセット105および背面給紙トレイ106に設置された用紙は、一枚ずつ内部の印刷部に搬送され、印刷処理が行われて印刷用紙排出口107から排出される。
(【0011】以降は省略されています)

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