TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024086037
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022200898
出願日2022-12-16
発明の名称画像形成装置及び画像形成方法ならびに画像形成方法を実行するプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人ひのき国際特許事務所
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240620BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】
PDFポートフォリオはプリンタが対応してないと印刷できないが、非対応のプリンタでエラーが出た場合にジョブの再投入などユーザーの作業が繁雑である。
【解決手段】
情報処理装置とネットワークで接続されPDFデータをダイレクト印刷が可能な画像形成装置であって、前記情報処理装置から受信した印刷データがPDFポートフォリオで、該画像形成装置でPDFポートフォリオをダイレクト印刷することができない場合S804、印刷はPDFポートフォリオ対応アプリケーションから行う旨と、前記PDFポートフォリオを前記アプリケーションで開くコマンドの情報を、該情報を含むメールで通知する通知手段S806とを有することを特徴とする。
【選択図】 図8A
特許請求の範囲【請求項1】
情報処理装置とネットワークで接続されPDFデータをダイレクト印刷が可能な画像形成装置であって、
前記情報処理装置から受信した印刷データがPDFポートフォリオで、該画像形成装置でPDFポートフォリオをダイレクト印刷することができない場合、印刷はPDFポートフォリオ対応アプリケーションから行う旨と、前記PDFポートフォリオを前記アプリケーションで開くコマンドの情報を、該情報を含むメールで通知する通知手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記通知手段は、
印刷データを送信したユーザーのユーザーIDとメールアドレスが紐づけられていない場合は、印刷はPDFポートフォリオ対応アプリケーションから行う旨と、前記PDFポートフォリオを前記アプリケーションで開くコマンドの情報を、該情報を含むQRコードを印刷して通知する通知手段と
を特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記情報処理装置から受信した印刷データがPDFポートフォリオで、該画像形成装置でPDFポートフォリオはダイレクト印刷することができないが、PDFデータは印刷できる場合には、PDFデータを印刷する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
画像形成装置とネットワークで接続された情報処理装置であって、
前記画像形成装置から通知された情報に含まれるコマンドを実行する実行手段と、
PDFポートフォリオに対応したアプリケーションがインストールされている場合、前記アプリケーションでPDFポートフォリオを開き印刷を実行する印刷実行手段
を有することを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
前記アプリケーションがインストールされていないと判断した場合、前記アプリケーションをインストールするインストール手段
を有することを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記情報は、前記画像形成装置が通知したメールから取得する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記情報は、前記画像形成装置が印刷したQRコードを、カメラで読み取ることにより取得する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記印刷実行手段は、PDFポートフォリオに含まれるPDFファイルの印刷にパスワードが必要な場合は、ユーザーにより入力されたパスワードが正しい場合に印刷を実行する
ことを特徴とする請求項4又は5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
請求項1~2のいずれか1項に記載の画像形成装置と、請求項4~5のいずれか1項に記載の情報処理装置を含む印刷システム。
【請求項10】
情報処理装置とネットワークで接続されPDFデータをダイレクト印刷が可能な画像形成装置の制御方法であって、
前記情報処理装置から受信した印刷データがPDFポートフォリオで、該画像形成装置でPDFポートフォリオをダイレクト印刷することができない場合、印刷はPDFポートフォリオ対応アプリケーションから行う旨と、前記PDFポートフォリオを前記アプリケーションで開くコマンドの情報を、該情報を含むメールで通知する通知工程と
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はPDFポートフォリオ機能を有する、PDFデータのダイレクト印刷処理に関する画像形成装置、及び画像形成方法、ならびに画像形成方法を実行するプログラムに関するものである。
続きを表示(約 4,000 文字)【背景技術】
【0002】
画像形成装置に対して、プリンタドライバを介さずに、Portable Document Format(以下PDFと記載)を直接送付して印刷する技術がある。以下PDFダイレクト印刷と記載する。
例えば、画像形成装置から情報を受け取りPC上で操作画面表示するリモートUIと呼ばれる画面から、印刷するPDFを指定してPDFダイレクト印刷を行うことができる。他にも、USBメモリ等にあらかじめPDFをコピーしておき、そのUSBメモリを画像形成装置に差すことでPDFダイレクト印刷を行うこともできる。
また、PDFの機能の一つとして、複数のファイルを1つのPDFユニットにまとめる機能がある。上記1つのPDFユニットにまとめたファイルを以下「PDFポートフォリオ」と記載する。PDFポートフォリオでは、異なるアプリケーションで作成された様々なファイルタイプを組み入れることができる。
特許文献1に開示される方法では、PDFポートフォリオ内に含まれる画像の画像処理が行えるか判定し不可能な場合は画像処理を行わないという技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-164565号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術の記載ではPDFポートフォリオ内に含まれる画像処理に関する言及のみで、PDFポートフォリオを処理する際にエラーが発生した場合のエラー処理に関する言及がない。
例えば、画像形成装置に搭載されたPDFインタプリタがPDFポートフォリオに対応しておらずPDFダイレクト印刷では処理できないが、PC上のアプリケーションでPDFを開きプリンタドライバを介すことにより印刷できるという場合がある。
しかしユーザーはそのことを知らない場合や、画像形成装置がエラーをユーザーに通知することが出来たとしても、再度別の方法でジョブを投入しなおさなくてはならない為、ユーザーにとっては手間となってしまう課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、情報処理装置とネットワークで接続されPDFデータをダイレクト印刷が可能な画像形成装置であって、前記情報処理装置から受信した印刷データがPDFポートフォリオで、該画像形成装置でPDFポートフォリオをダイレクト印刷することができない場合、印刷はPDFポートフォリオ対応アプリケーションから行う旨と、前記PDFポートフォリオを前記アプリケーションで開くコマンドの情報を、該情報を含むメールで通知する通知手段とを有することを特徴とする。
別の本発明は、画像形成装置とネットワークで接続された情報処理装置であって、前記画像形成装置から通知された情報に含まれるコマンドを実行する実行手段と、PDFポートフォリオに対応したアプリケーションがインストールされている場合、前記アプリケーションでPDFポートフォリオを開き印刷を実行する印刷実行手段を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
上記構成を有する本発明によればダイレクト印刷を行えないPDFポートフォリオでも、容易にアプリケーションのドライバ経由で印刷を行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態における印刷システム構成
実施形態における画像形成装置の構成
実施形態におけるPCの構成
実施形態におけるPDFポートフォリオの作成方法
実施形態におけるPDFのデータ構造
実施形態におけるPDFポートフォリオのデータ構造
実施形態における画像形成装置から送信されるメールの説明
実施形態における画像形成装置から送信されるコマンドの説明
実施形態における画像形成装置の処理(アプリがインストールされていない場合)
実施形態におけるPCの処理(アプリがインストールされていない場合)
他の実施形態における画像形成装置の処理(ユーザーIDとメールアドレスが紐づけられていない場合)
他の実施形態におけるPCの処理(ユーザーIDとメールアドレスが紐づけられていない場合)
別の実施形態における画像形成装置の処理(パスワードが必要な場合)
別の実施形態におけるPCの処理(パスワードが必要な場合)
また別の実施形態における画像形成装置の処理(ポートフォリオ内のPDFデータのみ印刷)
また別の実施形態におけるPCの画像形成装置の処理(ポートフォリオ内のPDFデータのみ印刷)
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて説明する。
[実施形態1]
・印刷システムの全体構成
図1を用いて印刷システム構成を説明する。
画像形成装置100~102は、ネットワーク120に接続していて、ネットワーク120を介して情報処理装置であるPC110や外部装置と通信可能である。
PC110は、ネットワーク120を介して印刷データを画像形成装置100~102に送信する。
印刷データを受信した画像形成装置100~102は、受信した印刷データに基づいて印刷処理を実行する。以後の説明では、画像形成装置に関する説明は簡略化の為に、画像形成装置100を用いて行う。
【0009】
・ハードウェア構成(画像形成装置)
次に図2を用いて、画像形成装置100の構成を説明する。
本実施形態の画像形成装置100は複合機(MFP)を想定しているが、スキャナ機能を備えないプリンタであってもよい。
CPU201はROM202が記憶している制御プログラムを読み出して、画像形成装置100の動作を制御するための様々な処理を実行する。CPU201は、バス200によって他のユニットと接続されている。
ROM202は、制御プログラムを記憶している。
RAM203は、CPU201の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD204は、印刷データやスキャン画像等の様々なデータを記憶する。
画像形成装置100の場合、1つのCPU201が後述するフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、他の態様であっても構わない。例えば、複数のCPUが協働して後述するフローチャートに示す各処理を実行するようにすることもできる。
プリンタI/F206は、プリンタ207とバス200とを接続する。
プリンタ207は、外部装置から受信した印刷データやスキャナ209によって生成されたスキャン画像等に基づいて印刷処理を実行する。
スキャナI/F208は、スキャナ209とバス200とを接続する。
スキャナ209は、原稿を読み取ってスキャン画像を生成する。スキャナ209によって生成されたスキャン画像は、プリンタ207によって印刷されたり、HDD204に記憶されたりする。
操作部I/F210は、操作部211とバス200とを接続する。操作部211は、タッチパネル機能を有する液晶表示部やキーボードを備え、各種操作画面を表示する。ユーザーは、操作部211を介して画像形成装置100に対して指示や情報を入力することができる。
ネットワークI/F212は、ネットワーク120に接続してネットワーク上の外部装置との通信を実行する。ネットワークI/F212は外部装置から送信された印刷データを受信し、そしてプリンタ207によって受信した印刷データに基づく印刷処理が実行される。
バス200、CPU201、ROM202、RAM203、HDD204、プリンタI/F206、スキャナI/F208、操作部I/F210、ネットワークI/F212を総称してコントロールユニット220と呼称する。
【0010】
・ハードウェア構成(PC)
次に図3を用いて、情報処理装置であるPC110の構成を説明する。なお以下では、PCを例に説明するが、スマートフォンなどのハンドヘルドの情報通信端末などの印刷データを扱うことができるものであれば構わない。
CPU301はROM302が記憶している制御プログラムを読み出して、情報処理装置であるPC110の動作を制御するための様々な処理を実行する。CPU301は、バス300によって他のユニットと接続されている。
ROM302は、制御プログラムを記憶している。
RAM303は、CPU301の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。
HDD304は各種ファイル等のデータを記憶する。
操作部I/F307は、操作部308とバス300とを接続する。操作部308は、マウスやキーボードを備え、ユーザーは操作部308を介してPC110に対して指示や情報を入力することができる。
表示部I/F305は、表示部306とバス300とを接続する。表示部306は、ディスプレイを備え、ユーザーは表示部306を介してPC110の情報を表示することができる。
ネットワークI/F309は、ネットワーク120に接続してネットワーク上の外部装置との通信を実行する。ネットワークI/F309は外部装置へ印刷データを送信することが出来る。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

キヤノン株式会社
基板
12日前
キヤノン株式会社
トナー
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
電子機器
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
21日前
キヤノン株式会社
記録装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
光学機器
19日前
キヤノン株式会社
記録装置
今日
キヤノン株式会社
記録装置
今日
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
記録装置
今日
キヤノン株式会社
電子機器
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
清掃装置
7日前
キヤノン株式会社
電子機器
6日前
キヤノン株式会社
記録装置
12日前
キヤノン株式会社
被補給装置
今日
キヤノン株式会社
カートリッジ
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
21日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
8日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
19日前
キヤノン株式会社
ヘッド用基板
14日前
キヤノン株式会社
カートリッジ
19日前
キヤノン株式会社
組成識別装置
5日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
12日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
13日前
キヤノン株式会社
有機発光素子
7日前
続きを見る