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公開番号2024085186
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-26
出願番号2022199575
出願日2022-12-14
発明の名称管理方法
出願人三井住友建設株式会社
代理人弁理士法人インテクト国際特許事務所,個人
主分類G01N 21/93 20060101AFI20240619BHJP(測定;試験)
要約【課題】
構造物の管理において、十分な損傷の度合いの精度を向上させる構造物の方法を提供する。管理
【解決手段】
構造物を点検する所定の面に、定規Rと複数のマークMkとを設置し(S1)、所定の面から所定の距離、離れて設置されたレール5を移動して構造物を点検する点検装置20により、所定の面を撮影し(S2)、撮影した、定規RおよびマークMkの画像を含む画像データから、構造物の損傷の度合いを評価する(S5)。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
構造物を点検する所定の面に、定規と複数のマークとを設置する設置ステップと、
前記所定の面から所定の距離、離れて設置されたレールを移動して前記構造物を点検する点検装置により、前記所定の面を撮影する撮影ステップと、
前記撮影した、前記定規および前記マークの画像を含む画像データから、前記構造物の損傷の度合いを評価する評価ステップと、
を含む構造物の管理方法。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記設置ステップにおいて、前記構造物を点検する前記所定の面において高さが同じと見なせる場所に、前記定規と複数の前記マークとを設置することを特徴とする請求項1に記載の構造物の管理方法。
【請求項3】
前記構造物の損傷の度合いが、ひび割れの長さ、ひび割れの幅、ひびの密度であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の構造物の管理方法。
【請求項4】
前記構造物の損傷の度合いに基づき、前記構造物を補強するための補強材を設置する位置および使用する前記補強材の量を計算することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の構造物の管理方法。
【請求項5】
前記点検装置により、前記補強材が設置された前記所定の面を撮影する補強後撮影ステップと、
前記補強材が設置された前記所定の面を撮影した補強後の画像データから、前記補強材の設置を評価する補強材評価ステップと、
を更に含むことを特徴とする請求項4に記載の構造物の管理方法。
【請求項6】
前記構造物に対する作業を行うための仮想現実用のデータを、前記画像データに基づき生成する仮想現実データ生成ステップを更に含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の構造物の管理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造物の損傷状態を管理する管理方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
既設橋梁等の構造物の老朽化に伴い、コンクリート等の検査方法や診断方法が開発されている。例えば、特許文献1には、撮像対象に関する情報を基に、撮像対象物の概況図を表示部に表示することと、表示部に表示された撮像対象物の対象領域の指定に応じて、飛行情報に基づいて飛行して撮影を行う飛行撮像装置が対象領域を撮影するための対象領域を撮像する飛行経路を含む飛行情報を生成することと、を含む飛行情報生成方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-106904号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、コンクリート床版等の裏側等に対して、飛行体による単なる撮影では、ひび割れの長さ、ひび割れの幅、ひび割れの密度といった損傷の度合いの精度が、構造物の管理において、十分でないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は上記の問題点等に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、構造物の管理において、十分な損傷の度合いの精度を向上させる構造物の管理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、構造物を点検する所定の面に、定規と複数のマークとを設置する設置ステップと、前記所定の面から所定の距離、離れて設置されたレールを移動して前記構造物を点検する点検装置により、前記所定の面を撮影する撮影ステップと、前記撮影した、前記定規および前記マークの画像を含む画像データから、前記構造物の損傷の度合いを評価する評価ステップと、を含む。
【0007】
請求項2に記載の発明は、前記設置ステップにおいて、前記構造物を点検する前記所定の面において高さが同じと見なせる場所に、前記定規と複数の前記マークとを設置することを特徴とする。
【0008】
また、請求項3に記載の発明は、前記構造物の損傷の度合いが、ひび割れの長さ、ひび割れの幅、ひびの密度であることを特徴とする。
【0009】
また、請求項4に記載の発明は、前記構造物の損傷の度合いに基づき、前記構造物を補強するための補強材を設置する位置および使用する前記補強材の量を計算することを特徴とする。
【0010】
また、請求項5に記載の発明は、前記点検装置により、前記補強材が設置された前記所定の面を撮影する補強後撮影ステップと、前記補強材が設置された前記所定の面を撮影した補強後の画像データから、前記補強材の設置を評価する補強材評価ステップと、を更に含むことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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