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公開番号2024084488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-25
出願番号2022198784
出願日2022-12-13
発明の名称照明装置及び撮像システム
出願人株式会社 東京ウエルズ
代理人個人,個人,個人
主分類G01N 21/84 20060101AFI20240618BHJP(測定;試験)
要約【課題】ハーフミラーなどのビームスプリッターを利用する照明装置によって、効率的に、対象に対して照明光を明るく照射するのに有利な技術を提供する。
【解決手段】照明装置11は、入射光L0を第1光束L1及び第2光束L2に分割し、第1光束L1を対象50に向けて導くビームスプリッター21と、ビームスプリッター21からの第2光束L2の少なくとも一部を、ビームスプリッター21に入射させてビームスプリッター21から対象50に向けて出射させる導光部30と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
入射光を第1光束及び第2光束に分割し、前記第1光束を対象に向けて導くビームスプリッターと、
前記ビームスプリッターからの前記第2光束の少なくとも一部を、前記ビームスプリッターに入射させて前記ビームスプリッターから前記対象に向けて出射させる導光部と、
を備える照明装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記ビームスプリッターは、前記第1光束を前記対象に向けて反射し、前記第2光束を透過する、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記ビームスプリッターは、前記第1光束を第1導光方向に反射し、前記入射光から分割される前記第2光束を第2導光方向に透過し、
前記導光部は、前記ビームスプリッターからの前記第2光束の少なくとも一部を、前記ビームスプリッターに対して前記第1導光方向に入射させるように反射する、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項4】
前記導光部は、
前記ビームスプリッターからの前記第2光束を反射する第1反射体と、
前記第1反射体によって反射された前記第2光束を前記ビームスプリッターに向けて反射する第2反射体と、
を有する請求項1に記載の照明装置。
【請求項5】
前記導光部は、
前記ビームスプリッターからの前記第2光束を反射する第1反射体と、
前記第1反射体によって反射された前記第2光束を反射する第2反射体と、
前記第2反射体によって反射された前記第2光束を前記ビームスプリッターに向けて反射する第3反射体と、
を有する請求項1に記載の照明装置。
【請求項6】
前記ビームスプリッターは、前記対象からの反射光である撮影光の少なくとも一部を透過し、
前記導光部は、前記ビームスプリッターを透過した前記撮影光の少なくとも一部を通過させる光透過部を有し、
前記撮影光は、前記ビームスプリッター及び前記光透過部を通って撮像装置に入射する、
請求項1に記載の照明装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか一項に記載の照明装置と、
前記ビームスプリッターを介して前記対象とは反対側に配置され、前記対象からの反射光である撮影光を、前記ビームスプリッターを介して受光する撮像装置と、
を備える撮像システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明装置及び撮像システムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
撮像対象が、光の正反射の程度が大きい部分(例えばプリント配線基板等の基板に形成される配線や電子部品の電極など)を含む場合、当該撮像対象に照明光を斜めに照射すると、撮像対象からの反射光を撮像素子に対して適切に入射させられないことがある。
【0003】
そのため光の正反射の程度が大きい部分を含む撮像対象の撮像を行う場合、同軸照明と呼ばれる照明手法が利用されることがある(特許文献1~3参照)。同軸照明では、ハーフミラーなどのビームスプリッターを利用して、撮像対象に対する照明光の入射方向が、対象物からの反射光の進行方向と平行になるように、光の進行方向が調整される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-106912号公報
特開2017-187296号公報
特開2021-101194号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ハーフミラーを利用する同軸照明では、照明光がハーフミラーによって反射光及び透過光に分割され、反射光のみが撮像対象に照射され、透過光は撮像対象の照射には使われない。その結果、撮像対象に対して実際に照射される照明光(反射光)の明るさは、本来の照明光の明るさに比べ、通常は半分以下に低減される。さらに撮像対象からの反射光である撮影光がハーフミラーを介して撮像素子に入射する場合、ハーフミラーによって明るさが低減された撮影光が撮像素子によって受光される。
【0006】
なお反射率が透過率よりも高いハーフミラーを使用することで、撮像対象に対して明るい照明光(反射光)を効果的に照射することが可能である。しかしながらそのような場合、撮像対象からの反射光(撮影光)がハーフミラーを透過する割合が低減し、その結果、ハーフミラーによって明るさが著しく低減された撮影光が撮像素子によって受光されることになる。
【0007】
一方、透過率が反射率よりも高いハーフミラーを使用することで、撮像対象からの反射光(撮影光)がハーフミラーを透過する割合が増大し、ハーフミラーによる撮影光の損失を低減できる。しかしながらこの場合、照明光がハーフミラーによって反射される割合が低減し、ハーフミラーによって明るさが著しく低減された照明光が撮像対象に照射されることになる。
【0008】
本開示は上述の事情に鑑みてなされたものであり、ビームスプリッターを利用する照明装置によって、効率的に、対象に対して照明光を明るく照射するのに有利な技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の一態様は、入射光を第1光束及び第2光束に分割し、第1光束を対象に向けて導くビームスプリッターと、ビームスプリッターからの第2光束の少なくとも一部を、ビームスプリッターに入射させてビームスプリッターから対象に向けて出射させる導光部と、を備える照明装置に関する。
【0010】
ビームスプリッターは、第1光束を対象に向けて反射し、第2光束を透過させてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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