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公開番号2024083992
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022198125
出願日2022-12-12
発明の名称シャワーヘッドアセンブリ及び成膜装置
出願人東京エレクトロン株式会社
代理人個人,個人
主分類C23C 16/455 20060101AFI20240617BHJP(金属質材料への被覆;金属質材料による材料への被覆;化学的表面処理;金属質材料の拡散処理;真空蒸着,スパッタリング,イオン注入法,または化学蒸着による被覆一般;金属質材料の防食または鉱皮の抑制一般)
要約【課題】成膜とエッチングとを交互に繰り返し行う成膜装置において、成膜とエッチングにおける基板処理の面内均一性を両立させる。
【解決手段】成膜とエッチングとを交互に繰り返し行い、基板に形成された凹部に金属膜を成膜する成膜装置に配置されるシャワーヘッドアセンブリであって、円弧状の第1スリットが形成された第1プレートと、円弧状の第2スリットが形成された第2プレートであり、前記第1プレートの下方にて上下に前記第1プレートに重ね合わせて配置され、前記第2スリットが上面視で前記第1スリットと重ならない位置に形成された前記第2プレートと、を有するシャワーヘッドアセンブリが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
成膜とエッチングとを交互に繰り返し行い、基板に形成された凹部に金属膜を成膜する成膜装置に配置されるシャワーヘッドアセンブリであって、
円弧状の第1スリットが形成された第1プレートと、
円弧状の第2スリットが形成された第2プレートであり、前記第1プレートの下方にて上下に前記第1プレートに重ね合わせて配置され、前記第2スリットが上面視で前記第1スリットと重ならない位置に形成された前記第2プレートと、
を有するシャワーヘッドアセンブリ。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
円弧状の第3スリットが形成された第3プレートであり、前記第2プレートの下方にて上下に前記第2プレートに重ね合わせて配置され、前記第3スリットが上面視で前記第1スリット及び前記第2スリットと重ならない位置に形成された前記第3プレートを有する、
請求項1に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項3】
前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートのうち、下方のプレートほど前記プレートの径方向のスリット数が多い、
請求項2に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項4】
前記第1プレート、前記第2プレート及び前記第3プレートのうち、隣接する上方のプレートのスリットの中心軸は、隣接する下方のプレートのスリット間の中心と一致する、
請求項2に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項5】
前記第1プレートの上方に形成され、少なくとも成膜ガスを導入するガス導入口と、
前記ガス導入口の周囲に形成され、エッチングガス及び/又はキャリアガスを導入し、複数の第1ガス吐出口を有する第1リングと、を有し、
前記第1プレートの中心軸は、前記ガス導入口の中心軸と一致する、
請求項2に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項6】
前記第1プレートの外周部に配置され、エッチングガスを導入する第1ガス流路を有する第2リングを有し、
前記第1プレートは、複数の第2ガス吐出口を有する、
請求項5に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項7】
前記第2リングは、ガスを一時的に貯留するリング状の第1バッファ領域を有し、
複数の前記第1ガス流路は、複数回分岐して前記第1バッファ領域に接続され、複数の前記第1ガス流路の長さは同一である、
請求項6に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項8】
前記第1ガス流路、前記第1バッファ領域及び複数の前記第2ガス吐出口を介して前記第2プレートに向けてエッチングガスを供給する、
請求項7に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項9】
複数の前記第2ガス吐出口は、複数の前記第1ガス吐出口よりも外周側に配置されている、
請求項6に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
【請求項10】
複数の前記第2ガス吐出口を介して前記第2プレートに向けてエッチングガスを流す、
請求項6に記載のシャワーヘッドアセンブリ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、シャワーヘッドアセンブリ及び成膜装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1は、ワーク表面に均一な濃度で処理ガスを吹き付けることができる表面処理用ノズル装置を提供する。特許文献1では、ノズル装置のガス通路は、処理ガスが供給されるガス供給口と、上記ガス供給口からの処理ガスを分け、一直線上に間隔をおいて水平に並んだ多数の分岐下流端へと送る通路分岐部と、これら分岐下流端の配列方向と平行をなして直線的に連続して延びる合流部と、流れ方向変更部と、吹出スリットとを有している。流れ方向変更部は、多数の分岐下流端から合流部へ送られてきた処理ガスを、下向きに送る第1通路部分と、上向きに送る第2通路部分と、下向きに送る第3通路部分とを有し、この第3通路部分からの処理ガスが吹出スリットからワークに向かって下向きに吹き付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-199487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、成膜とエッチングとを交互に繰り返し行う成膜装置において、成膜とエッチングにおける基板処理の面内均一性を両立させることができる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一の態様によれば、成膜とエッチングとを交互に繰り返し行い、基板に形成された凹部に金属膜を成膜する成膜装置に配置されるシャワーヘッドアセンブリであって、円弧状の第1スリットが形成された第1プレートと、円弧状の第2スリットが形成された第2プレートであり、前記第1プレートの下方にて上下に前記第1プレートに重ね合わせて配置され、前記第2スリットが上面視で前記第1スリットと重ならない位置に形成された前記第2プレートと、を有するシャワーヘッドアセンブリが提供される。
【発明の効果】
【0006】
一の側面によれば、成膜とエッチングとを交互に繰り返し行う成膜装置において、成膜とエッチングにおける基板処理の面内均一性を両立させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態に係る成膜装置の構成の一例を示す断面模式図。
一実施形態に係る成膜方法の一例を示すフローチャート。
第1実施形態に係るシャワーヘッドアセンブリの構成例を示す断面模式図。
第1実施形態に係るシャワーヘッドアセンブリの評価結果1の一例を示す図。
第1実施形態に係るシャワーヘッドアセンブリの評価結果2の一例を示す図。
第2実施形態に係るシャワーヘッドアセンブリの構成例と第2リングのガス流路の一例を示す図。
第2実施形態に係るシャワーヘッドアセンブリの評価結果3の一例を示す図。
第2実施形態の変形例に係るシャワーヘッドアセンブリの構成例と第2プレートのガス流路の一例を示す図。
第2実施形態の変形例に係るシャワーヘッドアセンブリの評価結果4の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
【0009】
本明細書において平行、直角、直交、水平、垂直、上下、左右などの方向には、実施形態の効果を損なわないほどのずれが許容される。角部の形状は、直角に限られず、弓状に丸みを帯びてもよい。平行、直角、直交、水平、垂直、円、一致には、略平行、略直角、略直交、略水平、略垂直、略円、略一致が含まれてもよい。
【0010】
[成膜装置]
一実施形態に係る成膜装置の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、一実施形態に係る成膜装置100の構成の一例を示す断面模式図である。成膜装置100は処理容器10を備えており、基板を搬入出するための搬送口14が形成されている。搬送口14は、ゲートバルブGV1により開閉自在に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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