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公開番号2024083942
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022198047
出願日2022-12-12
発明の名称三次元レーザースキャナー測量用ターゲット
出願人戸田建設株式会社,株式会社きんそく
代理人あいわ弁理士法人
主分類G01C 15/06 20060101AFI20240617BHJP(測定;試験)
要約【課題】多量の点群データを取得する三次元レーザースキャナーを用いて測量を行っても、測量対象地点のX座標、Y座標、Z座標を正確に計測できる三次元レーザースキャナー測量用ターゲットを提供すること。
【解決手段】第一平面部100と、第二平面部101と、第一平面部100と第二平面部101との交線である第一直線部102と、第三平面部110と、第四平面部111と、第三平面部110と第四平面部111との交線である第二直線部112とを備え、第一直線部102と第二直線部112、或いは、第一直線部102を延長した第一延長線103と第二直線部112を延長した第二延長線113とは交点13を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一平面部と、
第二平面部と、
前記第一平面部と前記第二平面部との交線である第一直線部と、
第三平面部と、
第四平面部と、
前記第三平面部と前記第四平面部との交線である第二直線部と、を備え、
前記第一直線部を延長した第一延長線と、前記第二直線部を延長した第二延長線とは交点を有する
ことを特徴とする三次元レーザースキャナー測量用ターゲット。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
第一平面部と、
第二平面部と、
前記第一平面部と前記第二平面部との交線である第一直線部と、
第三平面部と、
第四平面部と、
前記第三平面部と前記第四平面部との交線である第二直線部と、を備え、
前記第一直線部と、前記第二直線部とは交点を有する
ことを特徴とする三次元レーザースキャナー測量用ターゲット。
【請求項3】
第一平面部、第二平面部、第三平面部及び第四平面部には反射シートが設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の三次元レーザースキャナー測量用ターゲット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、トンネルを構築するシールド掘進機の位置や姿勢などの測量において、三次元レーザースキャナーによって測量するための三次元レーザースキャナー測量用ターゲットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
建設工事には測量が不可欠であり、シールド工法によりトンネルを構築する際においても、所定のトンネル線形に合わせて掘削を行うために、掘削中のシールド掘進機の位置や姿勢を把握しておくことが重要で、測量が行われる。
【0003】
シールド掘進機の位置や姿勢を測量するには、シールドトンネル内にトータルステーションなどの測量装置を設置し、測量装置で後方の基準点を視準して測量装置の位置(機械位置)を把握し、シールド掘進機の所定の測点に設けたターゲットを視準して、シールド掘進機の測量を行うのが一般的である。
【0004】
特許文献1には、既知点に設置したトータルステーションを操作して、シールド掘進機に設けた機器ターゲットと共に基準点に設置した基準ターゲットを視準することで、機器ターゲットの位置を測定する人為測定工程と、シールドトンネル内壁にトータルステーションを設置する盛り替え工程と、人為測定工程で位置を測定した機器ターゲットを視準することで、盛り替えたトータルステーションの位置及び姿勢を測定する位置測定工程と、盛り替えたトータルステーションによって、機器ターゲットを自動追尾機能で視準させ、機器ターゲットの位置を自動で測定する自動測定工程とを備えるシールド測量方法が開示されている。
【0005】
上記特許文献1に記載のようなシールド掘進機測量方法においては、特に自動補正機能や水平維持機能を備えるようなトータルステーションは嵩張り、資機材の搬出入作業などの他作業の邪魔になる恐れがある。
【0006】
また、トータルステーションなどの測量装置を、シールド掘進機に設ける方法もあるが、これについても同様に作業の邪魔になる恐れがある。
特に、小口径のシールド工事では、トータルステーションのような大きな測量装置が設置できるスペースの確保が難しく、仮に設置できたとしても他作業の邪魔になるような恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2018-146386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
そこで、比較的小型であって、広範囲の対象に対して高密度の計測を行える三次元レーザースキャナーを適用することに発明者らは着目した。
三次元レーザースキャナーは、トータルステーションのように一つの点を視準するものではなく、計測範囲内の三次元空間に面的に分布する多量の点群データを取得するため、従来の一般的なターゲットを用いることができなかった。
【0009】
本発明が解決しようとする課題は、多量の点群データを取得する三次元レーザースキャナーを用いて測量を行うことができる三次元レーザースキャナー測量用ターゲットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本願請求項1に係る発明は、第一平面部と、第二平面部と、前記第一平面部と前記第二平面部との交線である第一直線部と、第三平面部と、第四平面部と、前記第三平面部と前記第四平面部との交線である第二直線部と、を備え、前記第一直線部を延長した第一延長線と、前記第二直線部を延長した第二延長線とは交点を有することを特徴とする三次元レーザースキャナー測量用ターゲットである。
(【0011】以降は省略されています)

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