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公開番号2024083851
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197910
出願日2022-12-12
発明の名称バスバー連結構造
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類H01R 4/58 20060101AFI20240617BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】汎用性を向上可能であり省スペースなバスバー連結構造を提供する。
【解決手段】バスバー連結構造1は、バスバー15と、バスバー17とを備える。バスバー15は、前後方向に延びた第1本体部と、第1本体部の前後方向における一方側の端部を前後方向に窪ませた凹部と、を有する。バスバー17は、前後方向に対して斜め方向に延びた第2本体部と、第2本体部の斜め方向における一方側の端部を斜め方向に突出させた凸部と、を有する。凹部及び凸部は、バスバー15に対してバスバー17が、凸部を軸として、前後方向及び斜め方向を含む面内で、相対的に回転可能な形状を有する。凹部と凸部とが接合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に延びた第1本体部と、前記第1本体部の前記第1方向における一方側の端部を前記第1方向に窪ませた凹部と、を有する第1バスバーと、
第2方向に延びた第2本体部と、前記第2本体部の前記第2方向における一方側の端部を前記第2方向に突出させた凸部と、を有する第2バスバーと、を備え、
前記凹部及び前記凸部は、前記第1バスバーに対して前記第2バスバーが、前記凸部を軸として、前記第1方向及び前記第2方向を含む面内で、相対的に回転可能な形状を有し、
前記凹部と前記凸部とが接合された、
バスバー連結構造。
続きを表示(約 410 文字)【請求項2】
前記凹部は、凹円弧状の第1端面を有し、
前記凸部は、前記凹円弧状に対応する凸円弧状の第2端面を有する、
請求項1に記載のバスバー連結構造。
【請求項3】
前記第2端面は、円弧幅が、前記第2本体部における前記第2方向に交わる幅方向の寸法以下であり、円弧開き角が225度以上315度以下であり、
前記第2バスバーは、前記第2本体部と前記第2端面との間に切欠きを有する、
請求項2に記載のバスバー連結構造。
【請求項4】
前記第2端面の円弧幅は、前記第2本体部における前記第2方向に交わる幅方向の寸法よりも大きい、
請求項2に記載のバスバー連結構造。
【請求項5】
前記第1バスバー及び前記第2バスバーは、車両駆動用電力を供給するためのバスバーである、
請求項1から4のいずれか一項に記載のバスバー連結構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バスバー連結構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
電動モータを用いて走行する電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される電池パック内では、複数のセルの電極部間の接続等にバスバーが用いられる(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
扁平な直方体形状の金属導体であるバスバーを斜め方向に配索する場合の一例として、図7に示すバスバー連結構造101は、直線状に延びるバスバー110、113の間に、配索方向に合わせて端面が斜めにされたバスバー112を配置し、バスバー同士を接合している。また、他の例として、図8に示すバスバー連結構造101Aは、直線状に延びるバスバー121、123の下面に、配索方向に合わせて配置したバスバー122の上面を接合している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-4744号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、図7に示したバスバー連結構造101は、配索方向毎に接合角度が異なり、バスバー112の端面の傾斜角度を異ならせる必要があるため、汎用性が低い。また、図8に示したバスバー連結構造101Aは、バスバー同士を上下面で接合するため、厚さ(板厚)方向のスペースが必要となる。また、上記特許文献1に記載のバスバー連結構造においては、バスバー同士が、ヒンジ部を介して接続され、ヒンジ部が各バスバーの端部を円筒状に折り曲げて形成された筒状部を有するため、バスバーの板厚に加え筒状部のスペースが必要となる。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、汎用性を向上可能であり省スペースなバスバー連結構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述した目的を達成するために、本発明に係るバスバー連結構造は、下記を特徴としている。
第1方向に延びた第1本体部と、前記第1本体部の前記第1方向における一方側の端部を前記第1方向に窪ませた凹部と、を有する第1バスバーと、
第2方向に延びた第2本体部と、前記第2本体部の前記第2方向における一方側の端部を前記第2方向に突出させた凸部と、を有する第2バスバーと、を備え、
前記凹部及び前記凸部は、前記第1バスバーに対して前記第2バスバーが、前記凸部を軸として、前記第1方向及び前記第2方向を含む面内で、相対的に回転可能な形状を有し、
前記凹部と前記凸部とが接合された、
バスバー連結構造。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、汎用性を向上可能であり省スペースなバスバー連結構造を提供できる。
【0009】
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、第1実施形態のバスバー連結構造を示す斜視図である。
図2は、図1に示したバスバー連結構造の分解斜視図である。
図3は、図1に示したバスバー連結構造の一部を拡大して示す上面図である。
図4は、第2実施形態のバスバー連結構造を示す斜視図である。
図5は、図4に示したバスバー連結構造の分解斜視図である。
図6は、図4に示したバスバー連結構造の一部を拡大して示す上面図である。
図7は、従来のバスバー連結構造の一例を示す斜視図である。
図8は、従来のバスバー連結構造の他の例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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