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公開番号2024082028
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195709
出願日2022-12-07
発明の名称コイル部品
出願人TDK株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H01F 17/04 20060101AFI20240612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コイルに関する特性の向上が図られたコイル部品を提供する。
【解決手段】 コイル部品1においては、基板30の厚さ方向において、第1コイル部42Aの厚さT1と第2コイル部42Bの厚さT2とが異なっており(T1≠T2)、それにより、自己共振周波数や放熱性といった特性の向上が実現されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
素体と、
前記素体の内部に配置された基板と、
前記基板の一方面に平面渦巻状に設けられた第1巻回部と、前記基板の他方面に平面渦巻状に設けられた第2巻回部と、前記基板を貫通するとともに前記第1巻回部と前記第2巻回部の端部同士を接続する貫通部とを有するコイル導体と、
前記素体の表面に設けられ、前記コイル導体の前記第1巻回部および前記第2巻回部とそれぞれ接続された一対の端子電極と
を備え、
前記基板の厚さ方向における前記第1巻回部の厚さを第1の厚さとして前記第2巻回部の厚さを第2の厚さとしたときに、前記第1厚さと前記第2の厚さとが異なっている、コイル部品。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記基板の厚さ方向に関し、前記基板は、前記素体の中間の高さ位置からズレた高さ位置において延在している、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項3】
前記基板の厚さ方向に関し、前記基板は、前記素体の中間の高さ位置において延在している、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項4】
前記素体が、前記基板に対して直交するとともに互いに対面する一対の端面と、前記基板の他方面側において前記基板の厚さ方向に対して直交する実装面とを有し、
前記一対の端子電極は、前記一対の端面にそれぞれ設けられている、請求項1に記載のコイル部品。
【請求項5】
前記各端子電極が、前記端面と前記実装面とを連続的に覆うL字状を有する、請求項4に記載のコイル部品。
【請求項6】
前記第2の厚さが前記第1の厚さより小さい、請求項4に記載のコイル部品。
【請求項7】
前記素体が、金属粉と樹脂とを含む材料で構成されている、請求項1~6のいずれか一項に記載のコイル部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、コイル部品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、基板の両面にそれぞれ平面渦巻状に形成された一対の巻回部を含むコイル導体が、素体の内部に設けられたコイル部品が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-34227号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明者らは、上記構成(すなわち、素体の内部に、基板の両面にそれぞれ平面渦巻状に形成された一対の巻回部を含むコイル導体が設けられた構成)について研究を重ね、その結果、コイルに関する特性をより高めることができる技術を新たに見出した。
【0005】
本発明の一側面は、コイルに関する特性の向上が図られたコイル部品を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るコイル部品は、素体と、素体の内部に配置された基板と、基板の一方面に平面渦巻状に設けられた第1巻回部と、基板の他方面に平面渦巻状に設けられた第2巻回部と、基板を貫通するとともに第1巻回部と第2巻回部の端部同士を接続する貫通部とを有するコイル導体と、素体の表面に設けられ、コイル導体の第1巻回部および第2巻回部とそれぞれ接続された一対の端子電極とを備え、基板の厚さ方向における第1巻回部の厚さを第1の厚さとして第2巻回部の厚さを第2の厚さとしたときに、第1厚さと第2の厚さとが異なっている。
【0007】
他の側面に係るコイル部品では、基板の厚さ方向に関し、基板は、素体の中間の高さ位置からズレた高さ位置において延在している。
【0008】
他の側面に係るコイル部品では、基板の厚さ方向に関し、基板は、素体の中間の高さ位置において延在している。
【0009】
他の側面に係るコイル部品では、素体が、基板に対して直交するとともに互いに対面する一対の端面と、基板の他方面側において基板の厚さ方向に対して直交する実装面とを有し、一対の端子電極は、一対の端面にそれぞれ設けられている。
【0010】
他の側面に係るコイル部品では、各端子電極が、端面と実装面とを連続的に覆うL字状を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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