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公開番号2024081920
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-19
出願番号2022195508
出願日2022-12-07
発明の名称突出部材及び建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人一色国際特許事務所
主分類E06B 7/10 20060101AFI20240612BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】屋内により空気を取り込むことが可能な突出部材及び建具を提供する。
【解決手段】屋内外を連通する開口の周縁部に、前記開口よりも屋外側に突出させて設けられ、前記開口の連通方向と交差する方向において前記開口の外側と内側とを仕切る仕切り壁部を有し、前記仕切り壁部に、貫通孔が設けられていることを特徴とする突出部材。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
屋内外を連通する開口の周縁部に、前記開口よりも屋外側に突出させて設けられ、
前記開口の連通方向と交差する方向において前記開口の外側と内側とを仕切る仕切り壁部を有し、
前記仕切り壁部に、貫通孔が設けられていることを特徴とする突出部材。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
請求項1に記載の突出部材であって、
前記仕切り壁部は、屋外側が屋内側よりも前記内側に位置する傾斜壁部を備え、
前記貫通孔は、前記傾斜壁部に設けられていることを特徴とする突出部材。
【請求項3】
請求項2に記載の突出部材であって、
前記傾斜壁部と繋がり屋外側に延出された屋外壁部を有していることを特徴とする突出部材。
【請求項4】
請求項3に記載の突出部材であって、
前記屋外壁部の屋外側に前記外側に向かって延出された見付け壁部を有することを特徴とする突出部材。
【請求項5】
請求項1または請求項2に記載の突出部材であって、
前記貫通孔は、スリット状をなしていることを特徴とする突出部材。
【請求項6】
請求項1または請求項2に記載の突出部材であって、
前記開口の前記外側に設けられる外壁材の端面と対向する見切り部を備えていることを特徴とする突出部材。
【請求項7】
請求項1または請求項2に記載の突出部材と、
前記開口を形成する枠体と、
前記枠体に支持されて前記開口を閉止可能な障子と、
を有することを特徴とする建具。
【請求項8】
請求項7に記載の建具であって、
前記障子は、前記枠体に案内されてスライドする、または、前記枠体に回動自在に支持されて屋内側に移動して開くことを特徴とする建具。
【請求項9】
屋内外を連通する開口を形成する枠体と、
前記枠体に支持されて前記開口を閉止可能な障子と、
を有し、
前記枠体は、前記開口よりも屋外側に突出させて設けられ、
前記開口の連通方向と交差する方向において前記開口の外側と内側とを仕切る仕切り壁部を有し、
前記仕切り壁部に、貫通孔が設けられていることを特徴とする建具。
【請求項10】
請求項9に記載の建具であって、
前記仕切り壁部は、屋外側が屋内側よりも前記内側に位置する傾斜壁部を備え、
前記貫通孔は、前記傾斜壁部に設けられていることを特徴とする建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋内外を連通する開口の周縁部に、屋外側に突出させて設ける突出部材及び屋外側に突出する突出部を備える建具に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、建物に取り付けられて、屋内外を連通する開口を形成する窓枠と、窓枠で囲まれた内周側に開閉可能に設けられた障子とを備える建具は知られている(例えば、特許文献1参照)。この建具は、障子により開口が閉止可能であり、障子を開くことにより、屋内外が連通される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-15103号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような建具は、障子を開くことにより開口の屋内外が連通されるが、開口の連通方向と交差する方向に流れる風、すなわち開口が設けられている壁面に沿って流れる空気等は、屋内側に取り込み難いという課題があった。
【0005】
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、屋内により空気を取り込むことが可能な突出部材及び建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するための主たる発明は、屋内外を連通する開口の周縁部に、前記開口よりも屋外側に突出させて設けられ、前記開口の連通方向と交差する方向において前記開口の外側と内側とを仕切る仕切り壁部を有し、前記仕切り壁部に、貫通孔が設けられていることを特徴とする突出部材である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、屋内に効率よく空気を取り込むことが可能な突出部材及び建具を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る建具の縦断面図である。
本実施形態に係る建具の横断面図である。
図2におけるA部の拡大図である。
本実施形態に係る突出部材の斜視図である。
躯体に固定された突出部材を示す図である。
仕切り壁部を備えた縦枠を示す図である。
突出部材の第1変形例を示す図である。
突出部材の第2変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態に係る突出部材及び突出部材を備えた建具について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態においては、突出部材1が設けられる建具2の一例として、図1、図2に示すように、躯体3に取り付けられて、屋内側を連通する開口20aを形成する枠体20と、枠体20に回動自在に支持されて開口20aを閉止可能な障子25と、を備えた内開き窓用の建具2を例に挙げて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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