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公開番号
2024081163
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-18
出願番号
2022194556
出願日
2022-12-06
発明の名称
化粧料容器
出願人
日本包材株式会社
代理人
個人
主分類
A45D
33/00 20060101AFI20240611BHJP(手持品または旅行用品)
要約
【課題】紙資源の浪費の抑制を実現する化粧料容器を提供すること。
【解決手段】化粧料が収容される収容部を備えた中皿と、中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有する化粧料容器。内壁部は、互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、少なくとも一方の一対の内壁は、それぞれ、長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部を含む。各当接部は、それぞれ、自身を含む内壁の長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
化粧料が収容される収容部を備えた紙製の中皿と、
前記中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、
前記内壁部は、
互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、
少なくとも一方の一対の前記内壁は、それぞれ、
長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部を含み、
各当接部は、それぞれ、
該当接部を含む前記内壁の前記長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられている、化粧料容器。
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【請求項2】
化粧料が収容される収容部を備えた樹脂製の中皿と、
前記中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、
前記内壁部は、
互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、
少なくとも一方の一対の前記内壁は、それぞれ、
長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部を含み、
各当接部は、それぞれ、
該当接部を含む前記内壁の前記長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられている、化粧料容器。
【請求項3】
2組の一対の前記内壁は、何れも、前記当接部を含む、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
【請求項4】
前記当接部を含む前記内壁は、
前記当接部の前記長手方向における両端部から外側に延伸する段部と、
各段部それぞれから前記長手方向に沿って延伸する基壁部と、を有する、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
【請求項5】
前記収容部は、
板状の底板部と、
前記底板部の外縁から立設する周壁部と、を有し、
前記周壁部は、
前記当接部とその両端の前記段部とからなる挟持部が嵌まる凹部を有する、請求項4に記載の化粧料容器。
【請求項6】
前記当接部を含む前記内壁は、
前記当接部の前記長手方向における両端部それぞれから該内壁の各端部まで延びる傾斜部を有する、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
【請求項7】
化粧料が収容される収容部を備えた紙製の中皿と、
前記中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、
前記内壁部は、
互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、
一方の一対の前記内壁は、それぞれ、
長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部と、前記当接部の前記長手方向における両端部から外側に延伸する段部と、を備えた挟持部を有し、
各当接部は、それぞれ、
該当接部を含む前記内壁の前記長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられており、
前記収容部は、
平面視矩形状である板状の底板部と、
前記底板部の外縁から立設する周壁部と、を有し、
前記周壁部は、
互いに対向する一対の立設部が、それぞれ、
中央の箇所に形成された板状の圧接壁と、
前記圧接壁の両端部から内側に延伸する皿段部と、
各皿段部それぞれに接続された板状の基部と、を有する、化粧料容器。
【請求項8】
化粧料が収容される収容部を備えた紙製の中皿と、
前記中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、
前記内壁部は、
互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、
一方の一対の前記内壁は、それぞれ、
長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部と、前記当接部の前記長手方向における両端部から外側に延伸する段部と、を備えた挟持部を有し、
各当接部は、それぞれ、
該当接部を含む前記内壁の前記長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられており、
前記収容部は、
平面視矩形状である板状の底板部と、
前記底板部の外縁から立設する周壁部と、を有し、
前記周壁部は、
互いに対向する一対の立設部が、それぞれ、
中央の箇所に形成された板状の圧接壁と、
前記圧接壁の両端部から該立設部の各端部に向けて内側に延びる傾斜壁と、を有する、化粧料容器。
【請求項9】
前記外容器は、
前記受け部を覆う蓋部をさらに有し、
前記受け部は、
前記内壁部から外側に延びる壁頂部と、
前記壁頂部の外縁から下方に延びる外壁部と、を有し、
前記蓋部は、
板状の天板部と、
前記天板部の外縁に立設され、前記蓋部により前記受け部が覆われた状態で前記外壁部と接触する周縁部と、を有する、請求項1、2、7、8の何れか一項に記載の化粧料容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、粉状又は練り状固形の化粧料を収容する紙製の化粧料容器に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
ファンデーション、チーク、アイシャドー、スキンケア製品などの化粧料は、粉状又は練り状固形の状態で容器に収容され、市場に流通している。こうした化粧料容器は、樹脂製のものが主流であったが、近年は、紙製のものも開発されている(例えば特許文献1参照)。紙製の化粧料容器を導入すれば、プラスチックごみの削減につながるため、環境保護に貢献できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2006-303073号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のような従来の化粧料容器は、蓋をもつ本体の凹部に化粧料を直接収容する構成となっている。よって、従来の化粧料容器は、凹部に収容された化粧料を使い切ったときや使わなくなったとき、容器自体を処分しなければならないため、紙資源の浪費につながる。
【0005】
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、紙資源の浪費の抑制を実現する化粧料容器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る化粧料容器は、化粧料が収容される収容部を備えた中皿と、中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、内壁部は、互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、少なくとも一方の一対の内壁は、それぞれ、長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部を含み、各当接部は、それぞれ、該当接部を含む内壁の長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられている。
【0007】
本発明の一態様に係る化粧料容器は、化粧料が収容される収容部を備えた紙製の中皿と、中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、内壁部は、互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、一方の一対の内壁は、それぞれ、長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部と、当接部の長手方向における両端部から外側に延伸する段部と、を備えた挟持部を有し、各当接部は、それぞれ、該当接部を含む内壁の長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられており、収容部は、平面視矩形状である板状の底板部と、底板部の外縁から立設する周壁部と、を有し、周壁部は、互いに対向する一対の立設部が、それぞれ、中央の箇所に形成された板状の圧接壁と、圧接壁の両端部から内側に延伸する皿段部と、各皿段部それぞれに接続された板状の基部と、を有するものである。
【0008】
本発明の一態様に係る化粧料容器は、化粧料が収容される収容部を備えた紙製の中皿と、中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有し、内壁部は、互いに対向する側面視長方形状の一対の内壁を2組有し、一方の一対の内壁は、それぞれ、長手方向における中央の箇所に形成された板状の当接部と、当接部の長手方向における両端部から外側に延伸する段部と、を備えた挟持部を有し、各当接部は、それぞれ、該当接部を含む内壁の長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられており、収容部は、平面視矩形状である板状の底板部と、底板部の外縁から立設する周壁部と、を有し、周壁部は、互いに対向する一対の立設部が、それぞれ、中央の箇所に形成された板状の圧接壁と、圧接壁の両端部から該立設部の各端部に向けて斜め内側に延びる傾斜壁と、を有するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明は、紙製又は樹脂製の中皿と、中皿が嵌め込まれる内壁部を含む受け部を備えた紙製の外容器と、を有しており、一対の内壁の各当接部は、それぞれ、自身を含む内壁の長手方向における両端部よりも設定長だけ内側に設けられている。すなわち、化粧料が収容される収容部を備えた中皿は、受け部に対し着脱自在となっている。したがって、中皿を内壁部に嵌め込むと、対向配置された当接部により中皿の周壁部が挟持される。よって、化粧料を使い切ったり、使わなくなったりしても、中皿を差し替えることで、外容器を繰り返し使用することができるため、紙資源の浪費を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態1に係る化粧料容器を例示した斜視図である。
図1の化粧料容器の閉状態を例示した斜視図である。
図1の化粧料容器において、外容器から中皿を取り外した状態を例示した分解斜視図である。
180°開いた状態の図1の外容器を例示した平面図である。
180°開いた状態の図1の外容器を例示した底面図である。
180°開いた状態の図1の化粧料容器を例示した平面図である。
図6のA-A線に沿った端面を例示した概略端面図である。
図2の状態の化粧料容器を例示した平面図である。
図8のB-B線に沿った断面を例示した概略断面図である。
図1の化粧料容器の製造方法に係る各プロセスを例示したフローチャートである。
本発明の実施の形態1の変形例1aに係る化粧料容器を例示した分解斜視図である。
本発明の実施の形態2に係る化粧料容器を例示した分解斜視図である。
180°開いた状態の図12の外容器を例示した平面図である。
本発明の実施の形態3に係る化粧料容器を例示した分解斜視図である。
図14の中皿を例示した底面図である。
本発明の実施の形態3の変形例3aに係る中皿を例示した底面図である。
本発明の実施の形態4に係る化粧料容器を例示した斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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