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公開番号2024080877
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-17
出願番号2022194200
出願日2022-12-05
発明の名称乾燥機
出願人株式会社TOSEI
代理人個人,弁理士法人i.PARTNERS特許事務所
主分類D06F 58/10 20060101AFI20240610BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】マット状部材と共に衣類等の被処理物も処理可能な技術を提供する。
【解決手段】実施形態の乾燥機700は、マット状部材の乾燥機700であって、乾燥空間が形成される筐体20と、乾燥空間に高温の乾燥風を供給する給気部と、乾燥風が通過可能な載置面35を有して、この載置面35にマット状部材を載置するマット載置部3と、載置面35を通過した乾燥風を乾燥空間の外部に排出する排気部と、マット載置部3から離間するように乾燥空間内に設けられ、被処理物を吊下げ支持する可動支持部800とを備えた。
【選択図】図31
特許請求の範囲【請求項1】
マット状部材の乾燥機であって、
乾燥空間が形成される筐体と、
前記乾燥空間に高温の乾燥風を供給する給気部と、
前記乾燥風が通過可能な載置面を有して、この載置面に前記マット状部材を載置するマット載置部と、
前記載置面を通過した前記乾燥風を前記乾燥空間の外部に排出する排気部と、
前記マット載置部から離間するように前記乾燥空間内に設けられ、被処理物を吊下げ支持する支持部と
を備えることを特徴とする乾燥機。
続きを表示(約 940 文字)【請求項2】
前記支持部は、前記乾燥空間内に前記支持部を固定するための固定部と、前記固定部に対して少なくとも一部が前記乾燥空間の外に引き出し可能に相対移動する移動部とを有し、
前記移動部には、前記被処理物を吊下げ支持するためのフックが設けられている
ことを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
【請求項3】
前記支持部は、前記マット載置部の上方に位置するように前記乾燥空間の上面を形成する上方壁部または前記乾燥空間の側面を形成する側方壁部に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
【請求項4】
前記マット載置部の載置面は、前記乾燥空間の前後方向を向く仮想的な折り曲げ線が上端部に位置付けられるように、平面を折り曲げた形状であり、
前記支持部は、前記前後方向に直交する幅方向において前記上端部から離間する位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1記載の乾燥機。
【請求項5】
流体を前記収容空間内に噴霧するための噴霧部を更に備え、
前記噴霧部により前記流体が前記乾燥空間内に噴霧され、前記マット状部材及び前記被処理物をリフレッシュする
ことを特徴とする請求項1~請求項4のいずれか一項記載の乾燥機。
【請求項6】
前記噴霧部は、
水蒸気を発生させるボイラと、
前記ボイラに接続され、前記流体として前記水蒸気を前記乾燥空間に向けて噴霧する蒸気噴霧部材と
を備え、
前記給気部による前記乾燥風の前記乾燥空間への送風と共に、前記水蒸気を前記蒸気噴霧部材を介して前記乾燥空間に噴霧して前記マット状部材及び前記被処理物をリフレッシュする
ことを特徴とする請求項5記載の乾燥機。
【請求項7】
前記流体は消臭及び/又は除菌のための処理剤またはイオン水であり、
前記噴霧部は、前記流体をミストとして前記給気部が供給する前記乾燥風に混ぜる、または前記乾燥空間内に噴霧し、ミストとなった前記流体により前記マット状部材及び前記被処理物をリフレッシュする
ことを特徴とする請求項5記載の乾燥機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、乾燥機に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、洗浄やリフレッシュなどによって水分を含んだ布団やマットレス等のマット状部材を乾燥させる乾燥機が知られている。
このような乾燥機として、ガスヒータからの加熱された空気が流入する乾燥空間が筐体内に画成され、この乾燥空間内にマット状部材の載置部を配し、この載置部の内部に画成された内部空間と乾燥空間とを連通させ、載置されたマット状部材に加熱された空気を通過させることによってマット状部材の乾燥を行うものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-157795号公報
特開2000-288297号公報
特開2006-081712号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
発明が解決しようとする課題は、マット状部材と共に衣類等の被処理物も処理可能な技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態の乾燥機は、マット状部材の乾燥機であって、乾燥空間が形成される筐体と、前記乾燥空間に高温の乾燥風を供給する給気部と、前記乾燥風が通過可能な載置面を有して、この載置面に前記マット状部材を載置するマット載置部と、前記載置面を通過した前記乾燥風を前記乾燥空間の外部に排出する排気部と、前記マット載置部から離間するように前記乾燥空間内に設けられ、被処理物を吊下げ支持する支持部とを備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
実施形態に係るマット状部材の乾燥機を示す斜視図である。
マット状部材の乾燥機を示す正面図である。
マット状部材の乾燥機を示す平面図である。
マット状部材の乾燥機のマット載置部を示す斜視図である。
マット状部材の乾燥機のマット載置部を示す正面図である。
マット状部材の乾燥機のマット載置部を示す側面図である。
マット状部材Fが載置されたマット載置部を示す正面図である。
マット状部材Fが載置されたマット載置部を示す側面図である。
マット状部材の乾燥機の全体の側面図である。
ガスヒータから上方壁部に流れる温風の流れ方向を示す図である。
上方壁部から乾燥空間Dに流れる温風の流れ方向を示す図である。
マット状部材の乾燥機の全体の温風の流れを示す側面図である。
実施例1に係る乾燥機構の斜視図、および正面図を示す図である。
実施例2に係る乾燥機構の斜視図、および正面図を示す図である。
実施例2の乾燥機構における蒸気噴霧パイプの他の構成例を示す図である。
実施例3の乾燥機構における正面図および上面図である。
実施例4に係る乾燥機構の斜視図、および正面図を示す図である。
実施例4の乾燥機構における蒸気噴霧パイプの他の構成例を示す図である。
実施例5に係る乾燥機構の斜視図である。
実施例6に係る乾燥機構の斜視図である。
実施例7に係る乾燥機構の概要を示す図である。
実施例8に係る乾燥機構の概要を示す図である。
実施例8に係る乾燥機構の他の構成の概要を示す図である。
実施例9に係る乾燥機構の概要を示す図である。
実施例10に係るマット状部材の乾燥機の斜視図、および正面図を示している。
実施例10に係るマット状部材の乾燥機を側面から見た内部構成を示した図である。
実施例10に係るマット状部材の乾燥機を背面から見た斜視図である。
本実施形態に係る乾燥機のリフレッシュ動作と乾燥のみの動作を示したフローチャートである。
実施例10に係るマット状部材の乾燥機の乾燥空間Dに蒸気を噴霧する状態を示した模式図である。
実施形態に係る可動支持部が示された乾燥機の構成を示す斜視図である。
実施形態に係る可動支持部を示す斜視図である。
実施形態に係る可動支持部の収容状態を示す斜視図である。
実施形態に係る可動支持部の延伸状態を示す斜視図である。
実施形態に係る可動支持部が収容状態にある乾燥機を示す正面図である。
実施形態に係る可動支持部が収容状態にある乾燥機の内部構成を示した図である。
実施形態に係る可動支持部が延伸状態にある乾燥機の内部構成を示した図である。
実施形態に係る可動支持部が被処理物を支持して収容状態となった乾燥機の内部構成を示した図である。
実施形態に係る可動支持部が側方壁部に設けられる形態を説明するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して、本発明の各種実施形態の詳細について説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
【0008】
(全体構成)
まず、一実施例であるマット状部材の乾燥機(以下、単に乾燥機と称する)の全体構成について説明する。図1乃至図3は、本実施形態に係る乾燥機1を示す斜視図、正面図、平面図である。
以後、乾燥機1の正面側を前方、背面側を後方と称し、前後方向及び上下方向に直交する方向を左右方向と称して説明を行う。
【0009】
図1乃至図3に示すように、乾燥機1は、本体部2と、本体部2内に収容されて乾燥機1による乾燥対象であるマット状部材F(例えば、布団)を載置するための可動型のマット載置部3とを備える。
さらに、乾燥機1は、マット状部材Fに蒸気(流体)を吹き付けてリフレッシュさせる蒸気噴霧部材を備える(図13乃至図19を参照)。以下では、蒸気噴霧部材を蒸気噴霧パイプと称して説明する。これにより、乾燥機1は、マット状部材Fのダニを死滅させ、ダニやそのフン、死骸を吹き飛ばすことが出来る。さらに薬剤入り水又はイオン水を用いることで除菌、脱臭の効果を期待することができる。
ここでリフレッシュとは、マット状部材Fを購入した時の爽やかな状態(匂い、柔らかさ、清潔さ)に近づけることを言う。そのために、実施形態では、マット状部材Fに向けて蒸気を噴霧し、その後乾燥風の送風と共に蒸気を排出する等の処理を行う。なお、消臭剤等の処理剤を噴霧して、マット状部材Fを処理することも含んでも良い。
【0010】
さらに、乾燥機1は、衣類、特にスーツ等の被処理物を乾燥及び/又はリフレッシュさせるための可動支持部800(図30乃至図38参照)を備える。この可動支持部800により乾燥機1は、被処理物をマット状部材Fと共に乾燥、リフレッシュさせることが可能となる。なお、可動支持部800についての詳細な説明は、後述するリフレッシュ乾燥機構に係る実施例1乃至実施例10の説明の後に行う。そのため、図30以前の各図面では、説明上、可動支持部800は省略されている。
(【0011】以降は省略されています)

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