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公開番号2024080069
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-13
出願番号2022192959
出願日2022-12-01
発明の名称材料噴射装置、材料噴射方法及び材料噴射プログラム
出願人株式会社豆蔵K2TOPホールディングス
代理人弁理士法人白坂
主分類B05C 5/00 20060101AFI20240606BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】複数の反応液に基づく所望の混合度合いを得る材料噴射装置、材料噴射方法及び材料噴射プログラムを提供する。
【解決手段】材料噴射装置は、複数の材料により1つの形成物を生成することが可能なその複数の材料のうち1つの材料を貯留する貯留容器と、材料の温度を調整する温度調整部と、貯留容器に貯留される材料をノズル部に向けて吐出するポンプと、材料を外部に噴射する材料噴射ノズルとシールドエアを噴射するシールドエア噴射ノズルとを含むノズル部と、を有する材料噴射部を複数備え、複数の材料噴射部のうち、第1材料噴射部に含まれる第1ノズル部と、第1噴射部とは異なる第2材料噴射部に含まれる第2ノズル部とのそれぞれの材料の噴射角度を互いに独立して変更可能とする角度変更部と、貯留容器からノズル部に向かう材料の吐出条件を変更可能としてポンプを制御するポンプ制御部と、温度調整部の温度を制御する温度制御部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の材料により1つの形成物を生成することが可能な当該複数の材料のうち1つの材料を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器に配され、材料の温度を調整する温度調整部と、
前記貯留容器に貯留される材料をノズル部に向けて吐出するポンプと、
前記ポンプに接続され、材料を外部に噴射する材料噴射ノズルと、外部に噴射される材料の周囲にシールドエアを噴射するシールドエア噴射ノズルとを含む前記ノズル部と、を有する材料噴射部を複数備え、
複数の前記材料噴射部のうち、第1材料噴射部に含まれる第1ノズル部と、第1噴射部とは異なる第2材料噴射部に含まれる第2ノズル部とのそれぞれの材料の噴射角度を互いに独立して変更可能とする角度変更部と、
前記貯留容器から前記ノズル部に向かう材料の吐出条件を変更可能として前記ポンプを制御するポンプ制御部と、
温度調整部の温度を制御する温度制御部と、
を備える材料噴射装置。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
前記材料噴射ノズルは、材料と当該材料に混合させる気体とのそれぞれの量及び圧力が調整された流体を混合させた、材料の粒子径を相対的に小さくする、混合流体を噴射する
請求項1に記載の材料噴射装置。
【請求項3】
前記ポンプは、材料毎に独立して設置され、0℃~45℃の相対的に高粘度状態の材料を前記ノズル部に、定量かつ定圧、低圧で吐出することが可能である
請求項1又は2に記載の材料噴射装置。
【請求項4】
前記温度制御部は、前記ノズル部から噴射される材料の温度が0℃~45℃の範囲となるよう、前記温度調整部の温度を制御する
請求項3に記載の材料噴射装置。
【請求項5】
前記ポンプは、前記ノズル部から噴射される材料の圧力が0.1MPa~2MPaの範囲となるよう吐出圧力を制御する
請求項4に記載の材料噴射装置。
【請求項6】
複数の前記材料噴射部それぞれの前記ノズル部から噴射される材料に対して、混錬エアを噴射することが可能な混錬エア噴射ノズルを備える
請求項5に記載の材料噴射装置。
【請求項7】
前記材料噴射部にエアを供給することが可能な、可搬型エアリザーバを備える
請求項6に記載の材料噴射装置。
【請求項8】
感応材料を含む材料が前記ノズル部から噴射された場合、噴射後の材料に対して所定波長域の電磁波を照射する照射部を備える
請求項7に記載の材料噴射装置。
【請求項9】
複数の材料により1つの形成物を生成することが可能な当該複数の材料のうち1つの材料を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器に配され、材料の温度を調整する温度調整部と、
前記貯留容器に貯留される材料をノズル部に向けて吐出するポンプと、
前記ポンプに接続され、材料を外部に噴射する材料噴射ノズルと、外部に噴射される材料の周囲にシールドエアを噴射するシールドエア噴射ノズルとを含む前記ノズル部と、を有する材料噴射部を複数備え、前記複数の材料噴射部をそれぞれ制御することが可能なコンピュータが、
複数の前記材料噴射部のうち、第1材料噴射部に含まれる第1ノズル部と、第1噴射部とは異なる第2材料噴射部に含まれる第2ノズル部とのそれぞれの材料の噴射角度を互いに独立して変更可能とする角度変更ステップと、
前記貯留容器から前記ノズル部に向かう材料の吐出条件を変更可能として前記ポンプを制御するポンプ制御ステップと、
温度調整部の温度を制御する温度制御ステップと、
を実行する材料噴射方法。
【請求項10】
複数の材料により1つの形成物を生成することが可能な当該複数の材料のうち1つの材料を貯留する貯留容器と、
前記貯留容器に配され、材料の温度を調整する温度調整部と、
前記貯留容器に貯留される材料をノズル部に向けて吐出するポンプと、
前記ポンプに接続され、材料を外部に噴射する材料噴射ノズルと、外部に噴射される材料の周囲にシールドエアを噴射するシールドエア噴射ノズルとを含む前記ノズル部と、を有する材料噴射部を複数備え、前記複数の材料噴射部をそれぞれ制御することが可能なコンピュータに、
複数の前記材料噴射部のうち、第1材料噴射部に含まれる第1ノズル部と、第1噴射部とは異なる第2材料噴射部に含まれる第2ノズル部とのそれぞれの材料の噴射角度を互いに独立して変更可能とする角度変更機能と、
前記貯留容器から前記ノズル部に向かう材料の吐出条件を変更可能として前記ポンプを制御するポンプ制御機能と、
温度調整部の温度を制御する温度制御機能と、
を実現させる材料噴射プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、材料噴射装置、材料噴射方法及び材料噴射プログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、2液を混合させた後に吐出する装置がある。その装置は、例えば、2液型接着材及び2液型発泡組成物等の反応液(A液及びB液)をそれぞれ同時に吐出する(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-101845号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、例えば、2液混合型等の材料(例えば、反応液等)では、単に2つの材料を同時に吐出しただけでは十分に混合されず、接着効果が発揮できない恐れがあり、また組成物を生成できない恐れがある。
なお、混合後の接着材及び組成物を、以下では「形成物」等と言う場合がある。
【0005】
本開示は、複数の材料に基づく所望の混合度合いを得る材料噴射装置、材料噴射方法及び材料噴射プログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の材料噴射装置は、複数の材料により1つの形成物を生成することが可能なその複数の材料のうち1つの材料を貯留する貯留容器と、貯留容器に配され、材料の温度を調整する温度調整部と、貯留容器に貯留される材料をノズル部に向けて吐出するポンプと、ポンプに接続され、材料を外部に噴射する材料噴射ノズルと、外部に噴射される材料の周囲にシールドエアを噴射するシールドエア噴射ノズルとを含むノズル部と、を有する材料噴射部を複数備え、複数の材料噴射部のうち、第1材料噴射部に含まれる第1ノズル部と、第1噴射部とは異なる第2材料噴射部に含まれる第2ノズル部とのそれぞれの材料の噴射角度を互いに独立して変更可能とする角度変更部と、貯留容器からノズル部に向かう材料の吐出条件を変更可能としてポンプを制御するポンプ制御部と、温度調整部の温度を制御する温度制御部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
一態様によれば、複数の材料に基づく所望の混合度合いを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る材料噴射装置について説明するための図である。
一実施形態に係る材料噴射部について説明するためのである。
一実施形態に係る情報処理装置について説明するためのブロック図である。
一実施形態に係る材料噴射方法について説明するためのフローチャートである。
材料貯留系の一実施例について説明するための図である。
材料吐出系の一実施例について説明するための図である。
材料噴射系の第1実施例について説明するための図である。(A)は平面の概略図、(B)は側面の概略図である。
材料噴射系の第2実施例について説明するための図である。
材料噴射系の第3実施例について説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、一実施形態について説明する。
【0010】
[材料噴射装置1の概要]
まず、一実施形態に係る材料噴射装置1の概要について説明する。
図1は、一実施形態に係る材料噴射装置1について説明するための図である。
(【0011】以降は省略されています)

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