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公開番号2024079474
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192446
出願日2022-11-30
発明の名称在庫管理装置、在庫管理方法、プログラムおよび在庫管理システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B65G 1/137 20060101AFI20240604BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】異なる部品が入った部品箱同士を上下に重ねて置いても、部品箱に入れられた部品の個数を簡単に把握することができるようにする。
【解決手段】各々に部品が格納された複数の部品箱を各々載せることのできる複数のマット型計量装置から重量情報を取得することで、前記部品の個数を管理する在庫管理装置において、前記マット型計量装置と、前記部品箱と、前記部品との対応関係の情報を登録する情報登録手段と、前記マット型計量装置の上下関係の情報を登録する上下関係登録手段と、予め登録された前記マット型計量装置の重量と、前記部品箱の重量と、前記部品の1つ当たりの重量とに基づき、前記部品毎の個数を算出する計算式を取得する計算式取得手段と、前記マット型計量装置から重量情報を取得した際に、前記計算式に基づき、前記部品毎の個数を報知する個数報知手段と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
各々に部品が格納された複数の部品箱を各々載せることのできる複数のマット型計量装置から重量情報を取得することで、前記部品の個数を管理する在庫管理装置において、
前記マット型計量装置と、前記部品箱と、前記部品との対応関係の情報を登録する情報登録手段と、
前記マット型計量装置の上下関係の情報を登録する上下関係登録手段と、
予め登録された前記マット型計量装置の重量と、前記部品箱の重量と、前記部品の1つ当たりの重量とに基づき、前記部品毎の個数を算出する計算式を取得する計算式取得手段と、
前記マット型計量装置から重量情報を取得した際に、前記計算式に基づき、前記部品毎の個数を報知する個数報知手段と、
を備えることを特徴とする在庫管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記情報登録手段は、格納されている前記部品の種類が同一であることを条件として、一の前記マット型計量装置上に複数個の前記部品箱を載置可能とする、
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項3】
前記マット型計量装置の重量と前記部品箱の重量と前記部品の1つ当たりの重量とは、重量を手動入力する代わりに、前記マット型計量装置と前記部品箱と前記部品とをそれぞれ識別する情報の選択に応じて、予め記憶している重量が選択されて入力される、
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項4】
通常モードの他に、一の前記マット型計量装置上に他の前記マット型計量装置を積み重ねる積み重ねモードを有しており、
前記積み重ねモードにモード設定されている場合に、前記情報登録手段と、前記上下関係登録手段と、前記計算式取得手段と、前記個数報知手段と、を実行する、
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項5】
前記上下関係登録手段は、一の前記部品が格納された一の前記部品箱を載置した一の前記マット型計量装置と、他の前記部品が格納された他の前記部品箱を載置した他の前記マット型計量装置とを、上から順に上下関係を登録する、
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項6】
前記計算式取得手段は、上から、部品aが入った部品箱A、マット型計量装置A、部品bが入った部品箱B、マット型計量装置Bの順で上下関係を登録した場合に、次の計算式により、部品aと部品bの個数を算出する、
部品aの個数=(マット型計量装置Aが計測した重量-部品箱Aの重量)÷1つ当たりの部品aの重量
部品bの個数=(マット型計量装置Bが計測した重量-部品箱Bの重量-マット型計量装置Aの重量-マット型計量装置Aが計測した重量)÷1つ当たりの部品bの重量
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項7】
前記計算式取得手段は、予め記憶した各種の前記部品毎の個数を算出する複数の計算式から、管理対象である前記部品に対応する計算式を取得する、
ことを特徴とする請求項1に記載の在庫管理装置。
【請求項8】
各々に部品が格納された複数の部品箱を各々載せることのできる複数のマット型計量装置から重量情報を取得することで、前記部品の個数を管理する在庫管理装置における在庫管理方法であって、
前記マット型計量装置と、前記部品箱と、前記部品との対応関係の情報を登録する情報登録工程と、
前記マット型計量装置の上下関係の情報を登録する上下関係登録工程と、
予め登録された前記マット型計量装置の重量と、前記部品箱の重量と、前記部品の1つ当たりの重量とに基づき、前記部品毎の個数を算出する計算式を取得する計算式取得工程と、
前記マット型計量装置から重量情報を取得した際に、前記計算式に基づき、前記部品毎の個数を報知する個数報知工程と、
を含むことを特徴とする在庫管理方法。
【請求項9】
各々に部品が格納された複数の部品箱を各々載せることのできる複数のマット型計量装置から重量情報を取得することで、前記部品の個数を管理する在庫管理装置を制御するコンピュータを、
前記マット型計量装置と、前記部品箱と、前記部品との対応関係の情報を登録する情報登録手段と、
前記マット型計量装置の上下関係の情報を登録する上下関係登録手段と、
予め登録された前記マット型計量装置の重量と、前記部品箱の重量と、前記部品の1つ当たりの重量とに基づき、前記部品毎の個数を算出する計算式を取得する計算式取得手段と、
前記マット型計量装置から重量情報を取得した際に、前記計算式に基づき、前記部品毎の個数を報知する個数報知手段と、
として機能させるためのプログラム。
【請求項10】
複数のマット型計量装置と、
請求項1ないし7の何れか一項に記載の在庫管理装置と、
を備えることを特徴とする在庫管理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、在庫管理装置、在庫管理方法、プログラムおよび在庫管理システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、在庫として部品が入った部品箱の重さを計測するためのマット型計量装置を用いて在庫管理を行う方法が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、マット型計量装置が設置される工場や作業所などの施設の製造ラインにおいては、部品箱の上に別の部品が入った部品箱を置くことにより、省スペース化を実現している。
【0004】
しかしながら、施設内の省スペース化などの目的で、部品箱を載せたマット型計量装置上に、更に別の部品箱を乗せてしまうと、正確に在庫管理を行うことができなくなるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、異なる部品が入った部品箱同士を上下に重ねて置いても、部品箱に入れられた部品の個数を簡単に把握することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、各々に部品が格納された複数の部品箱を各々載せることのできる複数のマット型計量装置から重量情報を取得することで、前記部品の個数を管理する在庫管理装置において、前記マット型計量装置と、前記部品箱と、前記部品との対応関係の情報を登録する情報登録手段と、前記マット型計量装置の上下関係の情報を登録する上下関係登録手段と、予め登録された前記マット型計量装置の重量と、前記部品箱の重量と、前記部品の1つ当たりの重量とに基づき、前記部品毎の個数を算出する計算式を取得する計算式取得手段と、前記マット型計量装置から重量情報を取得した際に、前記計算式に基づき、前記部品毎の個数を報知する個数報知手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、異なる部品が入った部品箱同士を上下に重ねて置いても、部品箱を載せたマット型計量装置の上下関係の登録をするだけで、部品箱に入れられた部品の個数を簡単に把握することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施の形態にかかる在庫管理システムの一例を示す構成図である。
図2は、複数のマット型計量装置の設置例を示す図である。
図3は、マット型計量装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図4は、在庫管理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
図5は、在庫管理装置の機能を示す機能ブロック図である。
図6は、在庫管理システムにおける在庫管理処理を示すシーケンス図である。
図7は、関係情報の登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
図8は、マット型計量装置の上下関係の情報の登録処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、在庫管理装置、在庫管理方法、プログラムおよび在庫管理システムの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
図1は、実施の形態にかかる在庫管理システム1の一例を示す構成図である。図1に示すように、実施の形態の在庫管理システム1は、工場や作業所などの施設の製造ラインに備えられる。在庫管理システム1は、複数のマット型計量装置2、サーバである在庫管理装置5、クラウドストレージ4を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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