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公開番号2024078936
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191566
出願日2022-11-30
発明の名称プレス装置及びプレス調整方法
出願人ニデックドライブテクノロジー株式会社
代理人個人,個人
主分類B30B 15/06 20060101AFI20240604BHJP(プレス)
要約【課題】エアバネの圧力を容易に調整できるプレス装置及びプレス調整方法を提供する。
【解決手段】プレス装置は、スライド7と、エアバネ300と、調整部400と、検知部500とを備える。スライド7は、金型21が取付けられる。エアバネ300は、スライド7を支持する。調整部400は、エアバネ7の圧力を調整する。検知部500は、調整部400がエアバネ300の圧力を調整した際に、スライド7が移動し始めたか否かを検知する。プレス装置は、検知部500の検知結果に基づいて、エアバネ300の圧力を決定する決定部を更に備えてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
金型が取付けられるスライドと、
前記スライドを支持するエアバネと、
前記エアバネの圧力を調整する調整部と、
前記調整部が前記エアバネの圧力を調整した際に、前記スライドが移動し始めたか否かを検知する検知部と
を備える、プレス装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記検知部の検知結果に基づいて、前記エアバネの圧力を決定する決定部を更に備える、請求項1に記載のプレス装置。
【請求項3】
前記決定部は、
前記検知部の検知結果に基づいて、前記金型の重量を推定する推定部と、
前記金型の重量に基づいて、前記エアバネの圧力を設定する設定部と
を備える、請求項2に記載のプレス装置。
【請求項4】
前記検知部は、レーザ変位センサである、請求項1に記載のプレス装置。
【請求項5】
4個の前記エアバネと、
2個の前記検知部と
を備え、
前記調整部は、前記4個のエアバネの圧力を調整し、
前記2個の検知部の内の一方の検知部は、前記スライドの一端部が移動し始めたか否かを検知し、
前記2個の検知部の内の他方の検知部は、前記スライドの他端部が移動し始めたか否かを検知する、請求項1に記載のプレス装置。
【請求項6】
前記調整部が前記エアバネの圧力を上昇させた際に、前記検知部は前記スライドが移動し始めたか否かを検知する、請求項1に記載のプレス装置。
【請求項7】
スライドに金型を取付けるか又は取外す取付取外ステップと、
前記スライドを支持するエアバネの圧力を調整する調整ステップと、
前記調整ステップを実行した際に、前記スライドが移動し始めたか否かを検知する検知ステップと
を含む、プレス調整方法。
【請求項8】
前記検知ステップの検知結果に基づいて、前記エアバネの圧力を決定する決定ステップを更に含む、請求項7に記載のプレス調整方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、プレス装置及びプレス調整方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
プレス機械は、スライドと、歪センサと、制御装置とを備える(例えば、特許文献1)。スライドは、金型が取付けられる。歪センサは、金型がスライドに取付けられた際の歪量を検出する。制御装置は、所定重量の金型がスライドに取付けられた際の歪量を予め記憶する。制御装置は、予め記憶された歪量と歪センサで検出された歪量とに基づいて、バランサのバランス圧を調整する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平11-47994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のプレス機械は、所定重量の金型がスライドに取付けられた際の歪量を予め記憶する必要があった。そのため、所定重量の金型をスライドに取付け、制御装置に歪量を記憶させる手間がかかった。
【0005】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、エアバネの圧力を容易に調整できるプレス装置及びプレス調整方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の例示的なプレス装置は、スライドと、エアバネと、調整部と、検知部とを備える。前記スライドは、金型が取付けられる。前記エアバネは、前記スライドを支持する。前記調整部は、前記エアバネの圧力を調整する。前記検知部は、前記調整部が前記エアバネの圧力を調整した際に、前記スライドが移動し始めたか否かを検知する。
【0007】
本開示の例示的なプレス調整方法は、取付取外ステップと、調整ステップと、検知ステップとを含む。前記取付取外ステップでは、スライドに金型を取付けるか又は取外す。前記調整ステップでは、前記スライドを支持するエアバネの圧力を調整する。前記検知ステップでは、前記調整ステップを実行した際に、前記スライドが移動し始めたか否かを検知する。
【発明の効果】
【0008】
例示的な本開示によれば、エアバネの圧力を容易に調整できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施形態のプレス装置の模式図である。
図2は、本実施形態に係るプレス装置の拡大断面図である。
図3は、本実施形態に係るエアバネの断面図である。
図4は、本実施形態に係る制御装置の機能ブロック図である。
図5は、本実施形態に係る検知部の検知結果を示すグラフである。
図6は、本実施形態に係るプレス装置のプレス調整方法を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の例示的な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、本明細書では、理解の容易のため、互いに直交する第1方向Z、第2方向X及び第3方向Yを適宜記載している。ここでは、プレス装置の下面から上面に向かう方向を「第1方向Z」と称する。また、第1方向Zに対して直交する方向を「第2方向X」と称する。更に、第1方向Z及び第2方向Xに対して直交する方向を「第3方向Y」と称する。
(【0011】以降は省略されています)

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