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公開番号2024076781
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-06
出願番号2022188530
出願日2022-11-25
発明の名称人力プレス機
出願人有限会社天野製作所
代理人個人,個人
主分類B30B 1/32 20060101AFI20240530BHJP(プレス)
要約【課題】力の増幅及び作業性をより向上させることを可能にする人力プレス機を提供する。
【解決手段】フレーム21に対して昇降移動する加圧部材3と、フレーム21側に支持された加圧シリンダー4と、加圧シリンダー4に備えられ加圧部材3に連動連結された加圧ピストン5と、加圧シリンダー4の加圧室に連通するオリフィス7と、フレーム21側に支持されオリフィス7に与圧室が連通する与圧シリンダー9と、与圧シリンダー9に備えられた与圧ピストン11と、与圧ピストン11に備えられオリフィス7と同径の貫通孔13と、貫通孔13に下部が嵌合する加圧ロッド15と、加圧ロッド15及び与圧ピストン11を動作させるための入力部17と、入力部17による入力により加圧ロッド15及び与圧ピストン11を同時に動作させ与圧室の与圧の増加に応じ加圧ロッド15を与圧ピストン11に対し相対的に動作させて加圧ロッド15をオリフィス7に進入させる与加圧連動機構19とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
フレームに対して昇降移動する加圧部材と、
前記フレーム側に支持された加圧シリンダーと、
前記加圧シリンダーに備えられ前記加圧部材に連動連結された加圧ピストンと、
前記加圧シリンダーの加圧室に連通するオリフィスと、
前記フレーム側に支持され前記オリフィスに与圧室が連通する与圧シリンダーと、
前記与圧シリンダーに備えられた与圧ピストンと、
前記与圧ピストンに備えられ前記オリフィスと同径の貫通孔と、
前記貫通孔に下部が嵌合する加圧ロッドと、
前記加圧ロッド及び前記与圧ピストンを動作させるための入力部と、
前記入力部による入力により前記加圧ロッド及び前記与圧ピストンを同時に動作させ前記与圧室の与圧の増加に応じて前記加圧ロッドを前記与圧ピストンに対し相対的に動作させ前記加圧ロッドを前記オリフィスに進入させる与加圧連動機構と、
を備えた人力プレス機。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
請求項1の人力プレス機であって、
前記与加圧連動機構は、加圧ロッドプッシュ部材と与圧ロッドプッシュ部材と与圧ロッドとを備え、
前記加圧ロッドプッシュ部材は、前記加圧ロッドの上部を支持して前記フレームに対し昇降可能に支持され、
前記与圧ロッドプッシュ部材は、前記加圧ロッドプッシュ部材を磁石により吸着支持し、
前記与圧ロッドは、前記与圧ロッドプッシュ部材と前記与圧ピストンとを一体的に移動可能に連結する、
人力プレス機。
【請求項3】
請求項2の人力プレス機であって、
前記フレーム側と前記加圧ロッドプッシュ部材との間に介設され前記加圧ロッドプッシュ部材を前記フレーム側に対し上昇付勢して復帰可能とする加圧ロッドリターンスプリングを備えた、
人力プレス機。
【請求項4】
請求項1又は2の人力プレス機であって、
前記フレームに固定されたボトム部材と、
前記ボトム部材を貫通し前記加圧部材を下部に支持した可動ロッドと、
前記可動ロッドと前記ボトム部材との間に介設され前記可動ロッドを前記ボトム部材に対して上昇付勢して復帰可能とする加圧部材リターンスプリングと、
を備えた人力プレス機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、主に人力により動作させる人力プレス機に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種のプレス機として、特許文献1に記載のものがある。このプレス機は、起動杆を踏み下ろし、てこの原理で力を増幅させつつダイセット押圧プレートをスプリングに抗して引き下げるようにしたものである。
【0003】
したがって、力の増幅により所定の加工を行わせることができる。
【0004】
しかし、てこの原理を用いるだけでは力の増幅に限界がある。しかも、ダイセット押圧プレートには当初から増幅された力が作用するから、作業に熟練を要し、作業性の向上に限界があるという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭53-6973号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
解決しようとする問題点は、力の増幅及び作業性に限界がある点である。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、力の増幅及び作業性をより向上させることを可能とするために、フレームに対して昇降移動する加圧部材と、前記フレーム側に支持された加圧シリンダーと、前記加圧シリンダーに備えられ前記加圧部材に連動連結された加圧ピストンと、前記加圧シリンダーの加圧室に連通するオリフィスと、前記フレーム側に支持され前記オリフィスに与圧室が連通する与圧シリンダーと、前記与圧シリンダーに備えられた与圧ピストンと、前記与圧ピストンに備えられ前記オリフィスと同径の貫通孔と、前記貫通孔に下部が嵌合する加圧ロッドと、前記加圧ロッド及び前記与圧ピストンを動作させるための入力部と、前記入力部による入力により前記加圧ロッド及び前記与圧ピストンを同時に動作させ前記与圧室の与圧の増加に応じて前記加圧ロッドを前記与圧ピストンに対し相対的に動作させ前記加圧ロッドを前記オリフィスに進入させる与加圧連動機構とを備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、上記構成であるから、加圧ロッド及び与圧ピストンを入力に応じて同時に動作させ、引き続き与圧の増加に応じて加圧ロッドを与圧ピストンに対して相対的に動作させ、加圧ロッドをオリフィスに進入させることができるから、加圧が始まるまでは与圧により加圧ピストンを迅速に下降させることができ、加圧ピストンの円滑な下降により作業性を向上させることができる。
【0009】
しかも、加圧が始まると加圧ロッドと加圧ピストンとの面積差により入力部に与えた力が大きく増幅され、この増幅された力で加工ができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、実施例に係り、人力プレス機の側面図である。
図2は、図1の人力プレス機の正面図である。
図3は、図1の人力プレス機の中間部を拡大し一部を透視した正面図である。
図4は、図1の人力プレス機の上部を拡大し一部を透視した側面図である。
図5は、図1の人力プレス機の上部を拡大し一部を透視した正面図である。
図6は、図1の人力プレス機の動作説明図である。
図7は、図1の人力プレス機の動作説明図である。
図8は、図1の人力プレス機の動作説明図である。
図9は、図1の人力プレス機の動作説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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