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公開番号2024077898
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022190115
出願日2022-11-29
発明の名称加圧装置
出願人住友重機械工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B30B 1/32 20060101AFI20240603BHJP(プレス)
要約【課題】メインシリンダ機構の駆動が一時停止してしまうことを抑制できる加圧装置を提供する。
【解決手段】加圧装置は、複数のプランジャポンプ(20A、20B)と、複数のプランジャポンプから作動流体を送出及び吸込み可能に接続されたメインシリンダ機構と備える。そして、メインシリンダ機構の動作パターンが第1の動作パターンから第2の動作パターンへ切り替わる切替タイミング(t61~t63)に基づいて、当該切替タイミングより前に、複数のプランジャポンプのうち、第1の動作パターンにおいてメインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りしていないプランジャポンプが、第2の動作パターンに応じた備動作(J61~J63)を行う。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数のプランジャポンプと、
前記複数のプランジャポンプから作動流体を送出及び吸込み可能に接続されたメインシリンダ機構と、
を備え、
前記メインシリンダ機構の動作パターンが第1の動作パターンから第2の動作パターンへ切り替わる切替タイミングに基づいて、当該切替タイミングより前に、前記複数のプランジャポンプのうち、前記第1の動作パターンにおいて前記メインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りしていないプランジャポンプが、前記第2の動作パターンに応じた準備動作を行う、
加圧装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記複数のプランジャポンプにおけるプランジャの位置には、作動流体の送出準備が完了した送出準備完了位置、作動流体の吸い込み準備が完了した吸込み準備完了位置とが含まれ、
前記プランジャを前記送出準備完了位置から前記吸込み準備完了位置まで変更するために、或いは、前記プランジャを前記吸込み準備完了位置から前記送出準備完了位置まで変更するために準備所要時間を要し、
前記第1の動作パターンにおいて前記メインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りしていないプランジャポンプは、前記切替タイミングから前記準備所要時間の長さ以上前に、前記準備動作を開始する、
請求項1記載の加圧装置。
【請求項3】
前記切替タイミングとは、前記メインシリンダ機構に作動流体を送出する動作パターンから前記メインシリンダ機構から作動流体を吸い込む動作パターンへ切り替わるタイミング、並びに、前記メインシリンダ機構に作動流体を吸い込む動作パターンから前記メインシリンダ機構から作動流体を送出する動作パターンへ切り替わるタイミングを含む、
請求項1記載の加圧装置。
【請求項4】
前記メインシリンダ機構へ作動流体を送出する動作パターンから、前記メインシリンダ機構から作動流体を吸い込む動作パターンに切り替わる場合、前記準備動作は、前記プランジャポンプの作動流体を減少させる動作である、
請求項1記載の加圧装置。
【請求項5】
前記メインシリンダ機構から作動流体を吸い込む動作パターンから、前記メインシリンダ機構へ作動流体を送出する動作パターンに切り替わる場合、前記準備動作は、前記プランジャポンプの作動流体を増加させる動作である、
請求項1記載の加圧装置。
【請求項6】
前記複数のプランジャポンプにおけるプランジャの位置には、作動流体を送出しきった送出端、作動流体を最後まで吸い込んだ吸込み端、前記送出端の手前である送出端手前、前記吸込み端の手前である吸込み端手前とが含まれ、
前記切替タイミングが無い場合に、プランジャが前記送出端手前又は前記吸込み端手前に達したとき、前記メインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りする前記プランジャポンプを、他のプランジャポンプに変更する、
請求項1記載の加圧装置。
【請求項7】
前記切替タイミングより前の前記準備動作を行う期間において、前記プランジャポンプにおけるプランジャが前記送出端手前又は前記吸込み端手前に達したとき、前記メインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りする前記プランジャポンプを、他のプランジャポンプに変更しない、
請求項6記載の加圧装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加圧装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、メインシリンダ機構へプランジャポンプから作動流体を送出することでメインシリンダ機構が加圧駆動される加圧装置がある。特許文献1には、1つのメインポンプユニットに複数台の流体ポンプが接続された装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-099919号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
プランジャポンプが連続して作動流体を送出可能な量には制限があり、同様に、プランジャポンプが連続して作動流体を吸込み可能な量には制限がある。そのため、メインシリンダ機構を加圧駆動する際、プランジャポンプが作動流体の送出量の限界に達した場合に、メインシリンダ機構の駆動が一時停止してしまう。同様に、メインシリンダ機構を減圧駆動する際にもプランジャポンプが作動流体の吸込み量の限界に達した場合にメインシリンダ機構の駆動が一時停止してしまう。
【0005】
上記のような事態は、複数のプランジャポンプを有する構成においても、複数のプランジャポンプの全てが作動流体の送出量の限界に達した場合、あるいは、複数のプランジャポンプの全てが作動流体の吸込み量の限界に達した場合に、同様に生じる。
【0006】
本発明は、メインシリンダ機構の駆動が一時停止してしまうことを抑制できる加圧装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る加圧装置は、
複数のプランジャポンプと、
前記複数のプランジャポンプから作動流体を送出及び吸込み可能に接続されたメインシリンダ機構と、
を備え、
前記メインシリンダ機構の動作パターンが第1の動作パターンから第2の動作パターンへ切り替わる切替タイミングに基づいて、当該切替タイミングより前に、前記複数のプランジャポンプのうち、前記第1の動作パターンにおいて前記メインシリンダ機構との間で作動流体をやり取りしていないプランジャポンプが、前記第2の動作パターンに応じた準備動作を行う。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、メインシリンダ機構の駆動が一時停止してしまうことを抑制できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る加圧装置の全体構成を示す図である。
メインシリンダ機構の駆動工程の設定例を示す図である。
メインシリンダ機構の連続的な加圧駆動の一例を説明する図である。
メインシリンダ機構の連続的な減圧駆動の一例を説明する図である。
動作パターン切替前の準備動作を説明する図である。
第1及び第2プランジャポンプのプランジャの位置を説明する図である。
制御部が実行するメインシリンダ機構の制御処理のフローチャートの第1部である。
制御部が実行するメインシリンダ機構の制御処理のフローチャートの第2部である。
加圧装置の動作の一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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