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公開番号2024071373
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-24
出願番号2023193688
出願日2023-11-14
発明の名称押出プレス機
出願人エスエムエス グループ ゲーエムベーハー
代理人個人,個人
主分類B30B 1/42 20060101AFI20240517BHJP(プレス)
要約【課題】押出加工に必要な力を利用可能にするために、たとえ電気モータ駆動部を使用しても良好な押出加工の結果を実現する。
【解決手段】本発明は、実行する設計手段における基本的な思想から進め、それはプレスされる材料に対して、プレス力の最も均一かつ正確な、考えられる力効果を可能にする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ダイ(12)を介して、プレスされる材料(11)を押出加工するための押出プレス機(10)であって、
前記プレスされる材料(11)を保持する受容体(13)、及び前記ダイ(12)に対して移動させることができるモジュール(31)を有し、前記モジュール(31)は、前記押出加工中に電気モータ駆動部(40)によって、前記押出加工に必要な力を用いて作用させることができ、
ここで前記電気モータ駆動部(40)は、
(i)前記力に対して垂直方向の遊びを有する軸受ユニット(60)によって、前記ダイ(12)に対して移動可能な前記モジュール(31)に接続されることと、
(ii)前記押出加工中に、緊張下で耐えて、緊張によって前記押出加工に必要な前記力に対抗する緊張要素(71)の領域を収縮させるための、収縮手段(70)を駆動することと、
(iii)リニア駆動部(73)であることと、前記押出加工中に前記ダイ(12)に対して所定の位置に固定されたモジュール(32)、及び前記押出加工中に互いに、前記ダイ(12)に対して移動可能な前記モジュール(31)を移動させることと、
を特徴とする、押出プレス機(10)。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記軸受ユニット(60)はカーダニックジョイント(61)であり、及び/または自由度2を有するソケット(62)を備えることを特徴とする、請求項1に記載の押出プレス機(10)。
【請求項3】
前記収縮手段(70)は、前記リニア駆動部(73)を備え、前記ダイ(12)に対して所定の位置に固定された前記モジュール(32)は、緊張によって、前記押出加工中に前記緊張要素(71)によってダイ(12)に対して移動可能な前記モジュール(31)に接続されることを特徴とする、請求項1または2に記載の押出プレス機(10)。
【請求項4】
前記電気モータ駆動部(40)、特に前記リニア駆動部(73)は、直接駆動部であり、及び/またはリニアアクチュエータを備え、前記緊張要素(71)は、好ましくは前記リニアアクチュエータのステータ(74)を有することを特徴とする、請求項1~3の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項5】
スピンドル(21)、及び前記スピンドル(21)に対して軸方向に移動させることができるナット(22)を特徴とし、好ましくは前記スピンドル(21)または前記ナット(22)は、前記電気モータ駆動部(40)によって回転駆動され、及び/または好ましくは前記スピンドル(21)は、前記緊張要素(71)で構成されるか、もしくはその一部である、請求項1~4の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項6】
前記リニア駆動部(73)は、例えば折り畳み蛇腹(77)の形態で、好ましくは外側に向けてダイ(12)に対して移動可能なモジュール(31)を封止する封止部(76)を備えることを特徴とする、請求項1~5の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項7】
前記緊張要素(71)は、少なくとも1本、好ましくは2本、3本、または4本の緊張ロッド(16)を備えることを特徴とする、請求項1~6の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項8】
前記緊張要素(71)、好ましくは緊張ロッド(16)は、前記ダイ(12)に対して所定の位置に固定された前記モジュール(32)としてダイ用横梁(15)に、及び/または前記ダイ(12)に対して移動可能な前記モジュール(31)としてのカウンタ横梁もしくは可動横梁(17)に、係合することを特徴とする、請求項1~7の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項9】
力が適用される前記モジュール(31)は、少なくとも1つの可動横梁(17)によって誘導されるか、または前記モジュール(31)が前記可動横梁(17)であることを特徴とする、請求項1~8の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。
【請求項10】
前記力が適用され、かつ前記ダイ(12)に対して移動可能である前記モジュール(31)は、押出パンチ(14)であるか、または前記押出パンチ(14)を保持し、好ましくは前記押出パンチ(14)と共にワンピースで構成されることを特徴とする、請求項1~9の内いずれか一項に記載の押出プレス機(10)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイを介してプレスされる材料をプレスするための押出プレス機に関し、プレスされる材料を保持する受容器を有し、かつダイ(12)に対して移動させることができる押出パンチを有する。押出加工が行われながら、この押出プレス機の少なくとも1つのモジュールに、電気モータ駆動部によって押出加工に必要な力を用いて影響を及ぼすことができる。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
独国特許発明第102015116002号明細書から、プレスされる材料を保持するための受容器と、ダイに対して移動させることができる押出パンチとを有する、ダイを介してプレスされる材料をプレスするための、押出プレス機が知られている。そこではプレス力は液圧駆動部によって適用される。このような装置は、それ自体で、特に非常に大きいプレス力を適用することが、十分に判明している。
【0003】
特許第6143142号明細書、及び欧州特許第3470146号明細書から同様に、プレスされる材料を保持するための受容器と、ダイに対して移動させることができる押出パンチとを有する、プレスされる材料をプレスするための、押出プレス機が知られており、そこでは、プレス力は電気モータを使用して適用される。このような装置は、より低いプレス力が適用されると想定される押出プレス機には、特に好適であると思われ、ナット/スピンドルを備え、そこでは電気モータが、ナットを回転させるよう駆動し、それは次に、押出パンチに装着されたスピンドル、または押出加工に必要な力を適用できるいくつかの他のモジュール、に作用する。それによって、電気モータの回転運動が、直線運動へ変換され、プレス力が適用されて、押出パンチまたは対応したモジュールは前後に移動される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
独国特許発明第102015116002号明細書
特許第6143142号明細書
欧州特許第3470146号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
押出加工に必要な力を利用可能にするために、たとえ電気モータ駆動部を使用しても良好な押出加工の結果を実現することが、本発明の目的である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の目的は、独立請求項の特徴を有する押出プレス機によって実現される。別の有利な実施形態は、これらとは別に適用可能である場合、以下の説明と同様に、従属請求項で見出される。
【0007】
押出加工に必要な力を利用可能にするために、たとえ電気モータ駆動部を使用しても良好な押出加工の結果を実現するために、本発明は、実行する設計手段における基本的な発明思想から進め、それはプレスされる材料に対して、プレス力の考えられる最も均一かつ正確な力効果を可能にする。
【0008】
プレスされる材料に対するプレス力の、最も均一かつ正確な可能な力効果、したがって良好な押出結果は、ダイを介してプレスされる材料を押出加工するために、押出プレス機を使用して実現することができ、それはプレスされる材料を保持する受容器、及びダイに対して移動させることができるモジュールを有する。押出プレス機が、力に対して垂直方向に遊びを有する軸受ユニットによって、ダイに対して移動させることができるモジュールに、電気モータ駆動部が接続されることを特徴とする場合、このモジュールに、押出加工に必要な力を、押出加工中に電気モータ駆動部によって適用することができる。
【0009】
力に対して垂直方向の遊びを有する軸受ユニットによって、一方では、押出加工に必要な力に対して垂直方向に生じる、考えられる横力のための均等化の可能性が作り出され、それによって特に、電気モータ駆動部は、その駆動出力に関して可能な限り最適に仕事できる。詳細には、押出加工に必要な力に対して垂直方向に生じ、かつ移動可能なモジュールの移動を阻害する場合がある、考えられる横力も、適切に吸収することができる。他方で、移動可能なモジュールに、または電気モータ駆動部がそれ自体を支持する、局所的に固定されたモジュールに、電気モータ駆動部が適用する力は、力に対して遊びを有する軸受ユニットによって、可能な限り阻害を少なくされ、それによって、押出加工に必要な力を、可能な限り減少させないよう適用することができる。
【0010】
好適な設計の場合、このように移動可能なモジュールの誘導は、応力を解放することもでき、それによって、例えば意図的ではない飛び跳ねまたは振動などの、押出処理中に考えられる不規則性を、最小限に減少させることができ、それによって、このように良好な押出加工の結果を実現できる。
(【0011】以降は省略されています)

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