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公開番号2024078899
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191504
出願日2022-11-30
発明の名称検品装置、検品装置の制御方法、検品処理システム及びプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20240604BHJP(電気通信技術)
要約【課題】挿入紙が割り込まれると、検品装置で登録した画像データと読取画像の順番に差異が発生し、検品装置にて正しく印刷物の仕上がりを検査できない
【解決手段】
本発明は、検品装置であって、画像データを受け取ると、前記画像データを登録する第1登録手段と、前記画像データと印刷設定とにより得られた配置先であり、尚且つ記録シートへの前記画像データの配置先を受信する受信手段と、前記配置先に基づいて、前記第1登録手段に登録された前記画像データを並び替えた基準画像を登録する第2登録手段と、前記画像データが印刷された印刷物を読み取ることで得られたスキャン画像を受信すると、前記スキャン画像と前記基準画像とに基づいて、前記印刷物を検品する検品手段と、前記記録シートへの前記画像データの配置先には、前記検品手段で検品を行うか否かの情報を更に含むことを特徴とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
画像データを受け取ると、前記画像データを登録する第1登録手段と、
前記画像データと印刷設定とにより得られた配置先であり、尚且つ記録シートへの前記画像データの配置先を受信する受信手段と、
前記配置先に基づいて、前記第1登録手段に登録された前記画像データを並び替えた基準画像を登録する第2登録手段と、
前記画像データが印刷された印刷物を読み取ることで得られたスキャン画像を受信すると、前記スキャン画像と前記基準画像とに基づいて、前記印刷物を検品する検品手段と、
前記記録シートへの前記画像データの配置先には、前記検品手段で検品を行うか否かの情報を更に含む
ことを特徴とする検品装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記画像データは、1または複数枚の記録シートに印刷される複数ページからなる画像である
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項3】
前記配置先は、前記印刷設定に基づいて画像データが前記記録シート上に印刷されるための、前記画像データの前記記録シート上の配置先を示す
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項4】
前記基準画像は、前記配置先に基づいて、前記第1登録手段に登録されている前記画像データを並び替えた画像のことである
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項5】
前記検品手段は、前記第1登録手段に登録した基準画像と、前記スキャン画像との比較に基づいて前記印刷物を検品する
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項6】
前記印刷設定は、前記記録シートへの前記画像データの配置先を決定するための設定である
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項7】
前記印刷設定は、印刷順、印刷面、印刷部数、およびページレイアウトを含む設定である
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項8】
前記第1登録手段に登録した前記画像データと、前記第2登録手段に登録された基準画像は、少なくとも1以上の画像の並び順が異なるデータである
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項9】
前記記録シートへの前記画像データの配置先には、挿入紙の配置先を示す情報を含み、前記挿入紙は検品対象でない
ことを特徴とする請求項1に記載の検品装置。
【請求項10】
検品装置の制御方法であって、
画像データを受け取ると、前記画像データを登録する第1登録工程と、
前記画像データと印刷設定とにより得られた配置先であり、尚且つ記録シートへの前記画像データの配置先を受信する受信工程と、
前記配置先に基づいて、前記画像データを並び替えた基準画像を登録する第2登録工程と、
前記画像データが印刷された印刷物を読み取ることで得られたスキャン画像を受信すると、前記スキャン画像と前記基準画像とに基づいて、前記印刷物を検品する検品工程と、
前記記録シートへの前記画像データの配置先には、前記検品工程で検品を行うか否かの情報を更に含む
ことを特徴とする検品装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、検品装置、検品装置の制御方法、検品処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
近年、印刷装置により印刷された用紙を搬送中に検品装置によって検査可能とした検品システムが知られている。印刷用紙の検品では、実行した印刷ジョブの出力物(印刷用紙)に印字された画像に対して画像解析し、検品装置に登録されている基準画像と比較することで印刷用紙が正常であるか否かを判定する。特許文献1に記載の検品システムでは、初めに画像形成部に入力される画像データを検品装置にも登録する。そして、印刷した印刷物を読み取った画像と検品装置に登録した画像データを比較して、印刷物の仕上がりを検査するものが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-180856号公報
特開2022-66766号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、印刷装置では、印刷物とは別に補正用の画像を印刷した印刷用紙や仕切り紙などの挿入紙を割り込ませることがある。このような挿入紙がある場合に、特許文献1のような検品システムで問題が生じる。挿入紙が割り込まれると、検品装置で登録した画像データと読取画像の順番に差異が発生し、検品装置にて正しく印刷物の仕上がりを検査できないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、検品装置であって、画像データを受け取ると、前記画像データを登録する第1登録手段と、前記画像データと印刷設定とにより得られた配置先であり、尚且つ記録シートへの前記画像データの配置先を受信する受信手段と、前記配置先に基づいて、前記第1登録手段に登録された前記画像データを並び替えた基準画像を登録する第2登録手段と、前記画像データが印刷された印刷物を読み取ることで得られたスキャン画像を受信すると、前記スキャン画像と前記基準画像とに基づいて、前記印刷物を検品する検品手段と、前記記録シートへの前記画像データの配置先には、前記検品手段で検品を行うか否かの情報を更に含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、印刷物とは別の挿入紙が割り込む場合でも、検品装置で登録した画像データと読取画像の順番に差異が発生することなく、検品装置にて正しく印刷物の仕上がりを検査することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
印刷システムのハード構成の全体図
印刷システムのシステム構成を表すブロック図
画像形成装置のメカ断面図を表した図
第1の実施形態のデータの流れを示した図
(A)第1、第2の実施形態における印刷装置のフローチャートの一例(B)第1、第2の実施形態における画像読み取り装置のフローチャートの一例(C)第1、第2の実施形態における検品装置のフローチャートの一例
第2の実施形態のデータの流れを示した図
【発明を実施するための形態】
【0008】
添付図面を参照して本発明の各実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また各実施形態で説明されている特徴の組み合わせのすべてが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。本実施形態における外部コントローラは、画像処理コントローラ、デジタルフロントエンド、プリントサーバ、DFEなどと呼ばれることもある。画像形成装置は、複合機、マルチファンクションペリフェラル、MFPと呼ばれることもある。
【0009】
以下本実施形態の前提技術を説明する。検品システムにおける印刷用紙の検査では、まず検品装置が搬送された印刷用紙の画像を読み取り、読み取った画像を基準画像として登録する。そして、実行した印刷ジョブの出力物(印刷用紙)を画像解析し、基準画像と比較することで印刷用紙が正常であるか否かを判定する。検品装置による検査により、例えば印刷汚れ、ページ抜けなどを検出することが可能である。
【0010】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る画像処理システムのハード構成の全体図である。画像処理システムは、画像形成装置101と外部コントローラ102を備える。画像形成装置101と外部コントローラ102はLAN105とビデオケーブル106を介して通信可能に接続されている。外部コントローラ102はLAN104を介してPC103と通信可能に接続されており、PC103から外部コントローラ102に対して印刷指示が行われる。また、画像形成装置101と検品装置112はLAN105とビデオケーブル113を介して通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)

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