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公開番号2024077724
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-10
出願番号2022189837
出願日2022-11-29
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G01C 21/28 20060101AFI20240603BHJP(測定;試験)
要約【課題】精度の高いアノテーション情報を容易に得ることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】取得部110は、複数の対象物体を含む対象画像と、物体位置情報と、物体関連情報とを取得する。取得部110が取得する物体関連情報は、取得部110が取得した物体位置情報の生成時刻および対象物体の速さの少なくとも一方を含む。生成部130は、少なくとも物体関連情報を用いて物体位置情報の信頼性情報を生成する。選択部150は、取得された複数の物体位置情報のうち、一つ以上の物体位置情報を、信頼性情報を用いて選択する。補正データ取得部170は、選択された一つ以上の物体位置情報のそれぞれについて、物体位置情報の補正データを取得する。補正部180は、取得された一つ以上の補正データを用いて、複数の物体位置情報を補正する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数の対象物体を含む対象画像と、前記複数の対象物体それぞれの位置を示す情報であって前記対象画像の撮像時刻を用いて選択された物体位置情報と、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの少なくとも一方を含む物体関連情報とを取得する取得手段と、
少なくとも前記物体関連情報を用いて前記物体位置情報の信頼性情報を生成する生成手段と、
取得された複数の前記物体位置情報のうち、一つ以上の前記物体位置情報を、前記信頼性情報を用いて選択する選択手段と、
選択された前記一つ以上の前記物体位置情報のそれぞれについて、前記物体位置情報の補正データを取得する補正データ取得手段と、
取得された一つ以上の前記補正データを用いて、前記複数の前記物体位置情報を補正する補正手段とを備える
情報処理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置において、
前記物体位置情報を示す図形を、前記対象画像に重ねて表示させる出力手段をさらに備える
情報処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の情報処理装置において、
前記出力手段は、前記選択された前記一つ以上の前記物体位置情報について、前記対象物体を示す図形を前記物体位置情報を用いて前記対象画像に重ねて表示させるとともに、当該物体位置情報の補正を促すための出力を行い、
前記補正データ取得手段は、前記補正を促すための出力に応じて行われた補正に基づいて、前記補正データを取得する
情報処理装置。
【請求項4】
請求項1または2に記載の情報処理装置において、
前記物体関連情報は、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの両方を含み、
前記取得手段は、前記対象画像の撮像時刻をさらに取得し、
前記生成手段は、前記物体位置情報の生成時刻と、前記対象物体の速さと、前記対象画像の撮像時刻とを用いて前記信頼性情報を生成する
情報処理装置。
【請求項5】
請求項1または2に記載の情報処理装置において、
前記対象画像は衛星画像であり、かつSAR画像であり、
前記生成手段は、前記対象画像におけるアジマスシフトのシフト量を用いて前記信頼性情報を生成する
情報処理装置。
【請求項6】
請求項1または2に記載の情報処理装置において、
前記物体関連情報は、前記対象物体のサイズをさらに含み、
前記生成手段は、前記対象物体のサイズを用いて前記信頼性情報を生成する
情報処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の情報処理装置において、
前記対象物体は船である、
情報処理装置。
【請求項8】
請求項7に記載の情報処理装置において、
前記物体関連情報は、前記対象物体の船種を示す情報をさらに含み、
前記生成手段は、前記対象物体の船種を示す情報を用いて前記信頼性情報を生成する
情報処理装置。
【請求項9】
一以上のコンピュータが、
複数の対象物体を含む対象画像と、前記複数の対象物体それぞれの位置を示す情報であって前記対象画像の撮像時刻を用いて選択された物体位置情報と、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの少なくとも一方を含む物体関連情報とを取得し、
少なくとも前記物体関連情報を用いて前記物体位置情報の信頼性情報を生成し、
取得された複数の前記物体位置情報のうち、一つ以上の前記物体位置情報を、前記信頼性情報を用いて選択し、
選択された前記一つ以上の前記物体位置情報のそれぞれについて、前記物体位置情報の補正データを取得し、
取得された一つ以上の前記補正データを用いて、前記複数の前記物体位置情報を補正する
情報処理方法。
【請求項10】
コンピュータを、
複数の対象物体を含む対象画像と、前記複数の対象物体それぞれの位置を示す情報であって前記対象画像の撮像時刻を用いて選択された物体位置情報と、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの少なくとも一方を含む物体関連情報とを取得する取得手段、
少なくとも前記物体関連情報を用いて前記物体位置情報の信頼性情報を生成する生成手段、
取得された複数の前記物体位置情報のうち、一つ以上の前記物体位置情報を、前記信頼性情報を用いて選択する選択手段、
選択された前記一つ以上の前記物体位置情報のそれぞれについて、前記物体位置情報の補正データを取得する補正データ取得手段、および
取得された一つ以上の前記補正データを用いて、前記複数の前記物体位置情報を補正する補正手段
として機能させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
衛星画像等の解析等の過程で、画像に含まれる物体の検出が行われることがある。このような検出は、機械学習された検出モデルを利用して実行されうる。ここで、多くの訓練データを用いて学習を行えば、検出モデルの精度を高めることができる。
【0003】
しかし、訓練データを準備するためには、画像に対して物体の情報を付与する作業、いわゆるアノテーションを行う必要があり、手間を要する。
【0004】
特許文献1には、移動体特定装置の画像情報計算部がSAR(Synthetic Aperture Radar)画像に含まれる移動体の位置を特定することが記載されている。また、特許文献1には、その移動体と、送信情報を送信した移動体との対応付けを行うことが記載されている。
【0005】
特許文献2には、対象範囲に存在する移動可能な監視対象物の位置情報を、撮像部が撮像した画像を解析することによって決定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-63186号公報
特開2019-164464号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述した特許文献1および特許文献2に記載の技術においては、画像に対する情報解析で対象物の位置を特定するため、対象物の位置精度が解析に依存するという問題点があった。たとえば、これらの情報解析で得られるアノテーション情報を用いて機械学習を行っても、これらの情報解析における検出精度よりも高い精度の検出モデルを得ることは難しい。
【0008】
本発明の目的の一例は、上述した課題を鑑み、精度の高いアノテーション情報を容易に得ることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様によれば、
複数の対象物体を含む対象画像と、前記複数の対象物体それぞれの位置を示す情報であって前記対象画像の撮像時刻を用いて選択された物体位置情報と、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの少なくとも一方を含む物体関連情報とを取得する取得手段と、
少なくとも前記物体関連情報を用いて前記物体位置情報の信頼性情報を生成する生成手段と、
取得された複数の前記物体位置情報のうち、一つ以上の前記物体位置情報を、前記信頼性情報を用いて選択する選択手段と、
選択された前記一つ以上の前記物体位置情報のそれぞれについて、前記物体位置情報の補正データを取得する補正データ取得手段と、
取得された一つ以上の前記補正データを用いて、前記複数の前記物体位置情報を補正する補正手段とを備える
情報処理装置が提供される。
【0010】
本発明の一態様によれば、
一以上のコンピュータが、
複数の対象物体を含む対象画像と、前記複数の対象物体それぞれの位置を示す情報であって前記対象画像の撮像時刻を用いて選択された物体位置情報と、前記物体位置情報の生成時刻および前記対象物体の速さの少なくとも一方を含む物体関連情報とを取得し、
少なくとも前記物体関連情報を用いて前記物体位置情報の信頼性情報を生成し、
取得された複数の前記物体位置情報のうち、一つ以上の前記物体位置情報を、前記信頼性情報を用いて選択し、
選択された前記一つ以上の前記物体位置情報のそれぞれについて、前記物体位置情報の補正データを取得し、
取得された一つ以上の前記補正データを用いて、前記複数の前記物体位置情報を補正する
情報処理方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)

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